↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
World.Dragon.Ship.Classic 飛竜艇世界選手権  作者: 万彩雨虹
過去の乗り手たち
PR
39/58

流れ弾

 その時、常に冷静だったアイルが急に振り向いた。

 遅れてハイル、カイルも船の後ろを気にし始める。

 ミコロのドラゴンたちも同じ様に振り向き、仕切りに何かを気にしていた。

 同じ頃、風を急激に切り裂く甲高い音が、後方から迫ってくるのがわかった。

 なるほど、ドラゴンたちが何を気にしていたのか見当がついた。

 俺は耳をそばだて、近づいてくる音に集中する。

 そして、アイルたちの首が向いている方向にも、十分配慮する。

 アイルの目が鋭くなった。

 ハイルは牙をむき出しにして、風切る音を立てて迫るそれに、咆哮を上げる。

 カイルは後ろと、そして隣のミコロ艇を静かに警戒していた。

 そろそろ、というタイミングを見て、俺はアイルたちの飛ぶ方向を変える。

 直後、真横を高速で通り過ぎる物があった。

 船団から流れて来た、砲弾だ。

 巨大飛竜艇が搭載している大砲は、当然ながら一般のそれとは異なる。

 砲身は大木並みに太く、弾は岩場に転がっている小ぶりの岩石ほどもあったりする。

 横を一瞬だけかすめた程度でも、砲弾の影と弾道が、視界を切り刻むようだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。