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World.Dragon.Ship.Classic 飛竜艇世界選手権  作者: 万彩雨虹
過去の乗り手たち
30/58

光の下へ

『これで終わりじゃないはずだ。用心しろ』

 ラフェーロの言う通りだ。

 流れていく後方の木々の隙間から、同じ速度で飛んでいるあいつの船が見える。

 あの程度で引き下がる奴じゃない。

 ここを抜けたら、また仕掛けてくるはずだ。

 長く伸びている枝々の間をすり抜けるとき、当たらないよう船を左右に振る。

 同じく、3匹の引く力の方向と飛ぶ速度も、変えなければいけない。

 このような所では、無駄のない最低限の動きだけをしなければならないのだ。

 木々の天高く広がる緑の向こうに、輝く切れ目がはっきりとしてきた。

 俺の船は3匹のドラゴンと共に、木漏れ日の中から淡い太陽のもとへ飛び出す。


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