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<魂>

「なんで俺が三つ目に引っかかるんだよ!!特殊な力もなんもないぞ。それどころか全体的に能力が平均より下だぞ・・・・」


自分で言ってて悲しくなるが事実なので仕方がない。特殊な力があるならフリーターなんてやってないっての


「ホッホッホッ、何とも情けない事を言い切るのぉ~」


「お前が言わせたんだろ!!」


今の爺さんかなりムカつくんだけど、本当に特殊な力があるなら爺さん殴れねぇかなぁ~


「ぶ、物騒なことを思っちゃいかんぞ」


若干、引き気味に言う爺さんにもしかして俺の力ってわりとヤバめなのかと少し不安に思った


「またまた正解じゃ!皇の力は最終的には恐らくわしと対等レベルまでこれそうじゃ」


「えっ・・・・」


創造神の対等レベルって・・・・ヤバすぎる。てか対等じゃなくても普通に神の領域じゃん


「しかし、正確に言うと皇の魂の潜在能力がそうなる可能性があるってわけで現在すぐ使えるってわけじゃないぞ」


「そらまぁ今まで普通・・以下で生きてきたしそんな力いきなり使えるとも思ってないがいわゆるチートスペックって事だろ?」


「チートもチートじゃ!なんせわしと対等じゃからな。使いこなせば大抵の事はなんでもできるじゃろう」


「しかし、そんなスペックの魂を持ってるのに何で今まで何も起こらなかったんだ?別にチートレベルとは言わないが多少スペック優遇されててもよくないか?」


「原因は二つで、まず一つは地球には魔力などの要素がなかったのと、もう一つは幼い頃の事故が原因じゃ」


「魔力はなんとなく分かるけど、幼い頃の事故がどう関係してくるんだよ?」


さすがに俺は事故がどう関係してくるかは見当もつかなかった


「本当は皇は両親と一緒に亡くなっておったのじゃ」


「ええええぇぇぇぇ」


「じゃが、普通なら皇の人生で能力などに使われる一生分の魂のエネルギーを使って生き延びたのじゃ」


マジかよ!俺ってホントに奇跡で生きてたのか・・・・その奇跡も自分で起こしてたとか


「じゃから、普通ぐらいのスペックでおさまったのじゃな。しかしじゃ、そのエネルギーを使って今のスペックなら十分すごい事じゃて」


「だろうな。一生分を使って並程度の人生歩めるなら万々歳って所か」


「なんせわしと対等レベルのスペックじゃからな」


「一々対等レベルを強調して自分の凄さをアピールすな」


「(´・ω・`)」


「爺さんがションボリしても可愛くないぞ。」


「ゴホンッ、気を取り直して続きじゃがそんな皇に朗報が転生じゃ」


「転生すれば一生分のエネルギーが戻ってハイスペックで人生をやり直せると?」


「そ、その通りじゃ・・・・せっかくのわしのセリフが・・・」


なんか打ちひしがれてる爺さんはほっといて色々頭の中でシミュレートした結果転生した方がよさげだな

何よりそっちの方が楽しそうだ。しかしその前に聞かないといけない事がたくさんあるな


「爺さん、爺さん」


「・・・・・・・なんじゃ?」


やっと戻ってきたか


「俺が転生する場合の転生先と転生後の能力なんかって教えて貰えたりするのか?」


「どんな家族とかは無理じゃが大まかな事なら大丈夫じゃ。能力に関しては後で説明するのじゃ」


「それじゃあどんな世界なんだ?」


「そうじゃのぉ~、皇の世界で言うと中世ヨーロッパ雰囲気じゃ。そして皇の好きな剣と魔法のファンタジーなのじゃ」


「おぉテンプレか!!」


「あと、精霊や神や邪神が数多くおる」


「精霊はわかるとしても、神や邪神がいっぱい居ていいのか?」


「地球とて数多くの神や邪神がおるじゃろう。それと同じじゃ!!地球の場合はほんの少しの加護や呪いしかできないがの」


「気づかないだけで、やはりいるのか・・・」


さすが八百万の神々なんて言い方がある訳だ


「転生する所は世界の名がアバルースというのじゃが加護があるかないかで人生の差がとても顕著でのぉ~、ラノベじゃったかのあれの平均的な勇者レベルが結構おるのじゃ」


「なにそれ、めちゃくちゃ怖いんですけど・・・・」


「皇なら転生したあとなら余裕なはずじゃ」


「そうなのか。まぁ期待しとくよ」


まぁ俺は平和に楽しく過ごすから勇者レベルと関わり合いなんてなるはずもないさ


「それじゃあ、お次は能力についてじゃ」


いよいよ待ちに待った能力についてだ。オラ、ワクワクしてきたぞ

やっとここまで来ました!!いよいよ創造神と対等レベルと言われる潜在能力の一端が明らかに・・・・・なるのか?

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