表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/51

<冒険者ギルドの説明>

俺達は受付に行った。何ヶ所か受付がありどこにしようか迷っているとさっき案内してくれたお姉さんの所が空いていたのでそこにした


「すみません。ギルドの説明を聞きたいのですがよろしいでしょうか?」


「はい、大丈夫ですよ。あっさっきの方たちですね。初めまして私はギルドの受付をしていますカリナ=イスマイールと申します」


「俺はコウ=アレキシスです」


「エリナ=アレキシスよ」


「私はシルフィー=アルバーナです」


それぞれ自己紹介した


「はて、アレキシスって名前はどこかで聞いた気がしますがどこで聞いたのでしょう」


この人は俺達の正体に気づいてないみたいだ


「気のせいじゃないか?」


「そうかもしれませんね。では改めまして皆様は初めてのご利用でよろしいでしょうか?」


「あぁ、三人ともさっき登録したばかりだよ」


「畏まりました。では説明させていただきます。ここ冒険者ギルドでは様々な依頼を請け負っております。おつかいや、犬の散歩から魔物の討伐と幅広い依頼があります」


「本当に幅広いな!でも犬の散歩なんて誰もやらないんじゃないか?」


「はい。ですが冒険者ギルドには討伐ができない者もいますのでそういう人達が主に請け負ってます」


「なるほどね」


「そして冒険者の方には実績においてランクがつけられておりS・A・Bと続きまして一番下がFランクです。そしてランクごとにギルドカードの色が違います。色についてはこちらの表の通りです」


カリナさんが表を出してくれた


S=黒色

A=金色

B=銀色

C=赤色

D=黄色

E=青色

F=白色


「どこら辺から一流?」


「一流ならBランクです。Cランクから冒険者として一人前と認められています」


それならまず目標はCランクだな。そこまではなるべく早くに上がりたい


「SとかAとかの人の強さはどれくらいあるの?」


姉さんが質問していた。おぉ、確かにそれが分かれば強くなる目標にできるな


「Aランクの方一人でAランクの魔物を退治できるぐらいです。Sランクに関しては現在いません」


「Aランクモンスターの強さがわからないんだけど、それとどうしてSランクはいないの?」


「そうですね、魔物によっては同じランクでも値段が違いますので目安程度ですがゴブリン等のFランクの魔物は一体討伐につき銅貨五枚ほどです。Aランクモンスターですと一番弱いので一体白金貨一枚はします」


「二十万倍なのね・・・・」


「Sランクに関しては名誉職みたいなものでAランクでも飛び抜けた力を持ってる方に送られたり、国を救った勇者などに送られます」


「実質Aランクと変わらないって事か」


「はい。Sランクの方は引退したり、ギルドの幹部になったりしておりますのでSランク冒険者は現在はいない状態です」


「なるほど。じゃあランクアップにはどうすればいい?」


「ランクアップは依頼をある程度こなしていただきこちらが実力があると認めた場合上がります。また例外的に自分のランクより上の魔物を倒し十分にその実力があると示した時上がる場合があります」


「それなら、上のランクに早く上げるために無茶する人もいたんじゃないか?」


「はい。ですから冒険者ギルドは後者の場合は上がらない事もあると申しております。冒険者ランクは強さだけで決まるのではありませんので強い魔物を倒したからといってかならず上がる訳ではありません」


「確かに、討伐だけが仕事じゃないもんな」


「次に依頼についてですが、依頼についてはあちらにある掲示板で自分と同じランクの中から選んで受注するか依頼人からの指名の他に全ギルド員に出される緊急依頼の3種類があります」


「前の二つは分かるが三つ目の緊急依頼とは?」


「緊急依頼はギルドが緊急時にギルド員を招集して行う大規模なもので主に災害時などに出されます。つい先日に緊急依頼が出かかったのですがなぜかなくなりましたが」


「そっ、そうなんだぁ~」


俺は冷や汗をかきながら引きつった笑みを浮かべていた。おそらく昨日の大量の魔物だろう

緊急依頼が出た後に取り下げられてたらどうしてか絶対に聞いてくるものもいただろう

もしそうなってれば、誰かが倒したなんて情報がながれどんな大事になっていたかわからん。ギリギリセーフだったな


「説明は以上になりますが質問はありますか?」


「いや、今の所はない。また聞きたい事があったら聞きに来るよ」


「畏まりました。それですぐにも依頼を受けますか?」


「あぁ、そのつもりだ」


俺は掲示板の方に向かい一枚の依頼を取った

依頼の部分で色々な事を予定しているためこの区切り方にしました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ