<冒険者ギルド登録>
次の日の朝
俺は姉さんと共に冒険者ギルドに向かおうとしていた。今日はそのまま依頼を受けようと思っているので部屋で色々と準備していた
準備も終わりそろそろ行こうとしていた時だった
コンコン
「コウいる?」
「いるよ。入っていいよ」
入ってきたのはシルフィーだった
「おかえり。シルフィー帰ってたんだね」
「ただいま。今さっき帰ってきた所よ。聞いたわよ昨日は大変だったみたいね」
昨日は鍛錬が休みだったからシルフィーは完全な休養日にして里へ帰っていたのだ
「まぁね。今からそれのせいもあって冒険者ギルドに登録に行くよ」
「ステータスは大丈夫なの?」
「ここのギルドマスターとは父さんが知り合いらしくて、信用できるみたいだから転生とかその辺は隠してスキル関係だけ教える事になってる」
「なるほどね。確かにある程度は知ってもらってた方が今後が動きやすいわね」
「まぁ、そのためにもランクを上げないといけない」
「そうよね。それじゃあ行きましょう」
シルフィーは俺の腕を抱き締めながら引っ張った
「行くから引っ張るな」
そんなやり取りをしている所に
「コウ準備できた?」
姉さんがやってきた
「ねっ、姉さんこれは・・・」
「アンタ達なにやってんの!?」
「何もやってないから!!今から行こうとしてただけだよ」
俺は焦りながら答えた
「本当でしょうね?」
ジト目でものすごく見てくる姉さん
「本当だよ!さぁ行こう」
俺はジト目を振り切るように早足で外へと向かった
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ~」
「ホント二人は仲が良いわね」
早足で向かう俺を追っかけるように姉さんとシルフィーがついてきてそのまま冒険者ギルドに向かった
冒険者ギルドに到着した俺達は受付の人にギルドマスターを呼びにいってもらい椅子に座って待っていた
よくある話ならここで柄の悪い冒険者に絡まれるのだがここは公爵家の街でそんな奴はそうそういない上に俺達が公爵家ってのは知っているからそんなハプニングはなかった
「お待たせいたしました。ギルドマスターの部屋にご案内いたします」
こうして俺達はギルドマスターの部屋に案内された
「いらっしゃい。そこに座ってくれ」
そこには白い髪に長い白い髭の爺さんがいた
「失礼します。今日は時間を作っていただきありがとうございます。公爵家の次男のコウ=アレキシスといいます」
俺は挨拶をして座った。
「私は同じく長女のエレナです」
俺の後に姉さんが続き
「コウ様の従者のシルフィーと申します」
最後にシルフィーが挨拶した。シルフィーは対外的な場所では俺を立てて様付けをする
「これはこれはご丁寧にどうも。アーサーの知り合いで冒険者ギルドのルクサ支部を任されてるギルドマスターのガウェイン=ケーニッヒだ」
「さっそく本題に入るんですが、父さんにどこまで聞いていますか?」
「あらかた聞いておるから説明は不要だ。お前たちのステータスを見せてもらえれば登録はすぐにできるぞ」
「それは話が早いですね。では俺から見せましょう。ステータス」
《名前》コウ=アレキシス
《年齢》5
《種族》人間(神)
《性別》男
《職業》なし
《属性》無(全属性)
《レベル》77
《体力》21,000/21,000
《魔力》50,000/50,000
《状態》正常
《スキル》火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 氷魔法 雷魔法 闇魔法 光魔法 無魔法 生活魔法
《固有能力》神眼 自動回復 自己再生 創造魔法 召喚魔法 精霊魔法 時間魔法 空間魔法 結界魔法 神仙術 武神術 陰陽術 錬金術 超能力
《加護・補正》創造神クリエの加護
《SP》2329pt
「おいおい、これは・・・・・・・・」
ガウェインさんは唖然としていた
「次は私ね。ステータス」
《名前》エリナ=アレキシス
《年齢》8
《種族》人間
《性別》女
《職業》剣士
《属性》水・風・氷・光
《レベル》47
《体力》670/670
《魔力》490/490
《状態》正常
《スキル》剣術 水魔法 風魔法 氷魔法 光魔法 生活魔法
《固有能力》なし
《加護・補正》コウの加護 風の精霊シルフの加護
《SP》14pt
「これも大概だな・・・・」
「最後に私ですね。ステータス」
《名前》シルフィー=アルバーナ
《年齢》20
《種族》エルフ
《性別》女
《職業》アーチャー
《属性》火・水・風・氷・光
《レベル》50
《体力》830/830
《魔力》640/640
《状態》正常
《スキル》弓術 火魔法・水魔法 風魔法 氷魔法 光魔法 生活魔法
《固有能力》精霊魔法
《加護・補正》火の精霊イフリートの加護 水の精霊ウンディーネの加護 風の精霊シルフの加護
《SP》16pt
「・・・・」
とうとう声まで出さなくなった
ちなみにだが加護の部分は見せていない。そしてSPの欄は俺やクリエの爺さんみたいな存在以外見えてはいない
「ステータスは確認した。それじゃあこの道具に手を置いてくれ」
なんかスキャナみたいなのが出てきた。俺達が手を乗せるごとにカードを一枚出していた
「これがお前たちのギルドカードだ。無くすなよ。再発行には銀貨五十枚だからな」
日本円で五千円かまぁまぁするな。ただ、四人家族が慎ましく生活した場合の一ヶ月の金額が銀貨五十枚だから高いといえば高い
ここでこちらの世界のお金は
閃貨=白金貨百枚=一億円
白金貨=金貨百枚=百万円
金貨=銀貨百枚=一万円
銀貨=銅貨百枚=百円
銅貨=一円
「これで登録は完了したんですか?」
「あぁ、あとは下で受付にギルドの説明を受けて終わりだ」
「そうですか。色々ありがとうございます」
「いいって事よ。貴重な戦力が来てくれてこちらとしても嬉しい限りだ」
「それでは俺達はこれで」
「また何かあったらいつでもいってくれ」
「その時は遠慮なく頼らせていただきます」
そう言って部屋から出て下の受付まで行くのだった。これから依頼を受けると思うと久しぶりにワクワクしてきた
どんな依頼があるか楽しみだ
なんかだんだん文章が雑になってきた気がします