8月の満月 デート
今月2回目の満月です。
今日は、ふたりのデートの様子を書いてみました。
よろしかった読んでみてください。^_^
今日は今月2回目の満月。
樹とりさ、久しぶりのデート
「この前の満月の日、大吾と清水くんキャビア食べに行ったんだって、いいなぁ、いいなぁ、わたしも食べたーい」
そう言いながら腕に絡みついてくるりさ
「お、どうしたりさ、いつもと感じ違うぞ」
普通の子は嫌なことがあると機嫌が悪くなり怒るけど、何故かりさは甘えてくるんだよね。こんな風に甘えるりさも可愛いよな。いつもはシャキッとしてるから、と心の中でつぶやく樹
「え、なんか後輩に嫌われてしまったみたいなんだよね。だからわたし聞いてみたの、何か傷付けること言ったならごめんね、って、なのに別になんでもありません。だって、女同士はめんどくさい」
「って、おまえも女だろ」
「そんな事はいいの」
「キャビアが食べたい」
「わかった、わかった、キャビアだな」
「大吾に聞いてみるよ」
大吾に聞いて、着いた所は
「え、ここ?古民家みたいな雰囲気だけど」
中に入ってみるとそこはこじんまりとしているが、とても良い雰囲気。
「大吾さまから聞いております。こちらにどうぞ」
2人が案内されたのは中庭が見える席
中庭に面している窓には水が流れている。その奥にはガラスで出来た大小様々な丸い玉が浮かんでいて、光を浴びて輝いている。その周りを魚たちが泳いでいるようにみえる。
2人は息を止めて見入ってしまった。
「綺麗」
スプーンのうえに少しずつ盛られているキャビアが運ばれてきた。宝石のように輝いている。
『大粒の物がベルーガ、中粒の緑がかった茶色のものがオシェトラ、小粒のものがゼブルーガ、でこちらが宮崎キャビアとなってあります。
クラッカーに乗せてお食べください』
クラッカーと一緒に、キャビアを口の中に、魚臭くなく、なめらかな舌触り、辛口ワインと合いそうな、濃厚な味わい。
「美味しい」
『こちらはレモンペイストのパスタとなります。キャビアと混ぜてお召し上がりください』
『お代金は、大吾さまから頂いております』
「とっても美味しかったです。今度またきますね」
『ありがとうございます。
お待ちしております。大吾さまにもよろしくお伝えください』
ふたりお店の外に出て、顔を見合わせて
「大吾って何もの?」
空には大きなお月さまスタージェンムーン
読んで頂きありがとうございます。
みなさまの所はお月さま見えますか?
スーパームーンだそうです。
朧月夜ですが、見えました。(^^)