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月の魔法  作者: Libra
9/13

8月の満月 デート

今月2回目の満月です。


今日は、ふたりのデートの様子を書いてみました。

よろしかった読んでみてください。^_^

今日は今月2回目の満月。


樹とりさ、久しぶりのデート


「この前の満月の日、大吾と清水くんキャビア食べに行ったんだって、いいなぁ、いいなぁ、わたしも食べたーい」


そう言いながら腕に絡みついてくるりさ


「お、どうしたりさ、いつもと感じ違うぞ」


普通の子は嫌なことがあると機嫌が悪くなり怒るけど、何故かりさは甘えてくるんだよね。こんな風に甘えるりさも可愛いよな。いつもはシャキッとしてるから、と心の中でつぶやく樹


「え、なんか後輩に嫌われてしまったみたいなんだよね。だからわたし聞いてみたの、何か傷付けること言ったならごめんね、って、なのに別になんでもありません。だって、女同士はめんどくさい」


「って、おまえも女だろ」


「そんな事はいいの」


「キャビアが食べたい」


「わかった、わかった、キャビアだな」

「大吾に聞いてみるよ」


大吾に聞いて、着いた所は


「え、ここ?古民家みたいな雰囲気だけど」


中に入ってみるとそこはこじんまりとしているが、とても良い雰囲気。


「大吾さまから聞いております。こちらにどうぞ」


2人が案内されたのは中庭が見える席


中庭に面している窓には水が流れている。その奥にはガラスで出来た大小様々な丸い玉が浮かんでいて、光を浴びて輝いている。その周りを魚たちが泳いでいるようにみえる。


2人は息を止めて見入ってしまった。


「綺麗」


スプーンのうえに少しずつ盛られているキャビアが運ばれてきた。宝石のように輝いている。



『大粒の物がベルーガ、中粒の緑がかった茶色のものがオシェトラ、小粒のものがゼブルーガ、でこちらが宮崎キャビアとなってあります。

クラッカーに乗せてお食べください』


クラッカーと一緒に、キャビアを口の中に、魚臭くなく、なめらかな舌触り、辛口ワインと合いそうな、濃厚な味わい。


「美味しい」


『こちらはレモンペイストのパスタとなります。キャビアと混ぜてお召し上がりください』



『お代金は、大吾さまから頂いております』


「とっても美味しかったです。今度またきますね」


『ありがとうございます。

 お待ちしております。大吾さまにもよろしくお伝えください』


ふたりお店の外に出て、顔を見合わせて


「大吾って何もの?」


空には大きなお月さまスタージェンムーン



読んで頂きありがとうございます。


みなさまの所はお月さま見えますか?

スーパームーンだそうです。

朧月夜ですが、見えました。(^^)

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― 新着の感想 ―
[一言]  スタージェンムーン、見ましたよ。  雲の切れ間から顔を覗かせてました。  とてもキレイでした。  デートにキャビア。  めちゃくちゃリッチな気分になれそう。  大きさによって名前があるんで…
[良い点] ブルームーンのカクテル言葉は2つある 1つは 「完全なる愛」 そしてもう1つは 「叶わぬ恋」 今宵スーパーブルームーン 見上げた夜空で佇む君は 今夜どちらの顔で微笑むのだろう …
[一言] 今月は2回満月があることを知っていたので、こちらの更新も2回あるかな?って、密かに楽しみにしていました(*^^*) いつもと違う、を気づいてくれる樹くん、素敵ですね。 日常で嫌なことがあって…
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