ボスの頼み事
「待ちやがれ!」と言う声と同時に銃声の音が研究所内で響いた。クッソ!しくじってしまった。ボスの頼みごとだ何が何でも成功してやる!殺し屋としても恩返しのためにも!
~三日前~
俺はいつもどおりボスから依頼主のターゲットを教えてもらっているとボスから
「なぁデズ帰ってきたらお前にしかできない頼みたいことがあるから俺の部屋に来い、もちろん報酬は弾むぞ」と言われた。
「ボス直々の頼みごと!?俺なんかがいいんですか?」
「あぁお前しかできないからな」
とボスは笑顔で言う。
「ボス…ありがとうございます!」
と言って俺は頭を下げた。
ボス直々の頼み事は俺にとっては嬉しいことだなにせ三年前俺がまだスラム街で生きるために盗みを繰り返した罪悪感で死にたくなっていた頃に暗闇の中から救い出してくれた恩人なのだから。
「じゃあな」ボスにそう言われて俺は部屋から出ていった。
俺は家に戻った。ベッドに寝転びながらターゲットの資料を見ていると依頼内容にターゲットの研究所IDを確保ということが書かれていた俺は何故必要なのか疑問に思ったが依頼主の深追いは不要だ。明日にはターゲットを殺す。
「寝るか」そう言って俺はベットに入り眠った。