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恋をした相手は、同級生のAV監督でした。  作者: 香坂 蓮
ハンサムは健気で女々しい
18/38

2-6 綾香の決意とハンサムの過去

 結局、ハンサムは美人からもモテるんじゃねーかっ……ケッ(-_-)


 と思った読者の方。


 ハンサムにも、色々とあるのです。


 それでは、どうぞ!



 十二月に入ってからまだ一日しか経っていないのに、明日にも年が明けるかのようなソワソワした雰囲気が街中に流れている。街中がクリスマスの飾りに彩られていることもその一因なのかもしれない。

 

 そんな中、特に浮かれることもなくいつも通りに営業している一件の喫茶店。そこに悠斗と笑麻、そして綾香の姿があった。桜木高校の最寄り駅から一駅先にあるその喫茶店は、落ち着いた雰囲気の半個室となっており桜木高校の学生にはあまり知られていない穴場スポットである。

 

 なぜ三人がここにいるかというと、綾香がどうしてもと頼み込んだためである。特に「台本が仕上がってないから」と渋る悠斗に、綾香は深々と頭を下げて頼み込んだ。その勢いたるや、あの悠斗が思わず面食らったほどである。


「……というわけなんだ。笑麻……本当にごめん」


 そして現在、綾香は笑麻に対しこっそりとデートの後をつけたことを謝っていた。


 自分の悩みを相談するにあたりどうしてもそれを告白せざるを得なかったのだ。


「っていうか悠斗くんは気付いてたんだよね?」


 一通り話を聞いた後、笑麻はまず、悠斗に対して責めるような目線を向ける。


「まあね」


「……教えてくれてもいいじゃない」


 悠斗曰く、待ち合わせ場所の段階で二人の存在に気付いていたらしい。


 もし仮にその場で悠斗がそれを打ち明けていたらどうなっていたか。おそらくちょっとした言い争いの末、結局四人で遊ぶことになっていた気がする。そう思うとあまり悠斗に対して強く出られない笑麻であった。


「もう……。尾行なんて綾ちゃん趣味悪いよ?」


「ごめん」


 綾香の口ぶりから、自分達のこと、特に綾香は自分のことを心配してくれていたことは分かる。野次馬根性のような気持ちもあったのだろうがそこは大目に見てあげることにした。なにせ笑麻はとても機嫌がいいのだ。


「次のデートの時はついて来ないでね」


「次があるとは言ってないけど?」


「……ベッ!」


 水を差すような悠斗のセリフに笑麻は舌をだして応戦する。


 本当に仲良くなったんだなぁ、と内心綾香は感心していた。


「それで……図らずしも翔太と二人で一日過ごしたんだけど……。その……」


 そこまで言って綾香は言葉に詰まる。ショートカットの下から覗く耳が真っ赤である。


「翔太のこと……好きになったみたいなんだ」


 わぁ、と笑麻の声が漏れる。


 対する悠斗はどこか呆れたような表情である。何をいまさら、といった所だろうか。悠斗の目から見ればとっくの昔から綾香が翔太に思いを寄せているように見えていたのである。


「それですごく悩んで。……翔太は好きな人がいるって言ってたし。私なんかじゃ無理だって……」


 悩むというよりそれは諦めるための作業であった。


 翔太がずっと憧れ続けているような女性だ。自分なんかじゃ太刀打ちできないと、何度も何度も思い込もうとした。それでも翔太への想いは心の底に沈めてしまうことが出来なかったのだ。

 

「ずっと悩んで……それでも諦められなくて。どうすればいいのかなって。それでズルいとは思ったんだけど……その……翔太の好きな人がどんな人なのかなって」


 うつむいていた綾香が悠斗に目線を向ける。


 かつての綾香ならこんな弱った姿を笑麻以外の人間に見せることは無かったであろう。四人で集まり、また笑麻と接する悠斗を見ているうちに、綾香は悠斗に対しても友人としての信頼を寄せるようになったのである。


 綾香の言葉を聞いた悠斗はジッと目を閉じたまま何かを考えている。ため息や嫌味の一つは吐かれることを覚悟していた綾香にとってそれは少し意外であった。なにせ卑怯なことをしているという自覚があるのだ。


「……僕は、どこかの誰かと違って余計な世話を焼く気はない」


「悠斗君……」


 笑麻が心配そうな顔で悠斗を見ている。笑麻としては大切な幼馴染の恋である、出来ることなら成就して欲しい。


「そしてあいつは僕に余計なことをされなくても大丈夫な男だ。自分のことは自分で出来る」


 綾香も、そして笑麻でさえも気付いていなかったが、これは悠斗の自身に対する強烈な皮肉である。結局のところ悠斗はどこまでいっても素直にはなれない。どれだけ長い時間、笑麻が真摯に向き合ってくれたとしても、悠斗が自身の過去を、その身の上を自ら明かすことは無かったであろう。


 別におせっかいを焼いて貰わなくてもよかった。笑麻との関係が一歩も前に進まなかっただけのことなのだから。他人との関わりを避けるためにはむしろ知られなかったほうが良かったのかもしれない。悠斗の中の偏屈な理性が、そう声をあげる。


 しかし、悠斗の心の中にある柔らかな何かが、自身の秘密を笑麻と綾香に打ち明けてくれた、翔太と母である香織に感謝していた。


 うつむく綾香に悠斗は続ける。突き放すための言葉ではない。綾香のそして翔太のためになることを祈った言葉を。


「ただ一つ……君に言えることがある。あいつのことを知りたいんだったら、覚悟を決めることだ」


 綾香の力ない瞳が悠斗を捉える。


「あいつの抱えているものは大きい。生半可な気持ちでそれを知ろうとしたらあいつが傷つくだけだ。そして僕はそれを許さない」


 独白。


「でも……ちゃんとあいつのことのことを理解して、恋人だか友人だかは分からないけど、寄り添う覚悟があるんだったら。……僕は君を応援する」


 そこまで言うと悠斗は席を立つ。


 慌ててそれを押しとどめようとする笑麻に、悠斗は言う。


「あとは宮本が自分で考えることだ。ただ……君はそばにいてあげたほうがいい」


 これ以上自分がこの場にいれば、きっと綾香をけしかけてしまうだろう。


 翔太が悠斗のことを気にかけてくれているのと同様に、悠斗だった翔太を心配しているのだ。出来ることなら親友の理解者が増えてほしいのが本音なのである。


 さすがに悠斗の気持ちの全ては伝わらなかったものの、悠斗が綾香、そして翔太のことを真剣に考えていることは笑麻にも伝わった。ゆえに笑麻は悠斗の言葉に従う。


 店を出る悠斗の背中を見つめる笑麻。一人で去るその背中に、寂しさは感じられなかった。


………

……


 あれから数時間が経った。


 時々ポツポツと話すものの、基本的には無言の時間が過ぎていく。外はもう暗いだろう。


「……うん!決めた!」


 閉じていた目を開き、綾香は笑麻に宣言する。


「私はやっぱり翔太のことが知りたい。彼女になれなくても……翔太は大事な友達だから!」


「綾ちゃん……」


 無理をしていないと言えば嘘になるだろう。好きな人にフラれるのは誰だって怖い。それによって今の関係性が変わってしまうかもしれないのだから。


 また悠斗の口ぶりから翔太には他人には言いにくいなにかがあるのだろう。そこに踏み込むことで翔太の逆鱗に触れるかもしれない。それでも綾香は決断した。


「ちゃんと気持ちを伝えて……ちゃんと翔太のことを知る。覚悟を決めた!」


 そんな綾香に笑麻は応援の言葉をかける。


 決起のための乾杯は、冷めたコーヒーの味であった。



 ホームルームが終わり、綾香はコートを身にまとう。


 覚悟を決めたのはまだ昨日のこと。ジェットコースターのような展開の速さに綾香自身が一番混乱していた。


『話したいことがある』


 綾香からのメールを翔太は快く承諾した。


 そしてお互いの予定をすり合わせる。すると一番都合がいい日が翌日であったのだ。ここを逃して時間が空くくらいならばと綾香も了承したのだが、いざその時が来ると心の準備の時間が欲しかったと切に思う。


 鞄を肩にかけ、ドアの方に身体を向ける。その瞬間、後ろから声を掛けられた。


「頑張れ」


 それだけ言うと何事もなかったかのように悠斗が自分の横を通り抜けていく。


 今日、翔太に会いに行くことを笑麻と悠斗には告げていたのだ。綾香は小走りで追いつくと、その小生意気な背中めがけて張り手をお見舞いする。


「なに柄でもないこと言ってるのよ!」


「痛って!」


 ポーカーフェイスを崩してよろける悠斗の姿に綾香の緊張が解ける。


 ブツブツと文句を言っている悠斗に対して綾香は笑顔を見せた。


「ありがと!頑張ってくるよ!」


 その言葉に悠斗はフンっとそっぽを向く。その口元を緩ませながら。



 待ち合わせ場所は、互いの家からちょうど中ほどに位置する駅であった。ここから少し歩くと小さな湖を囲うような公園がある。夏になればバーベキューをする人で盛り上がり、秋には月見の名所とされる場所だ。


 夕焼けが辺りを照らし、水面がオレンジに染まる。散歩をしている人が思わず足を止めるほど、美しい景色である。


「この辺りでいいかな」


 適当なベンチを見繕い、翔太は綾香に座るよう促す。


 しばらくの静寂。二人は並んで湖を見ていた。


「私……翔太のことが好きだ」


 視線を湖に向けたまま、何の前触れも無く綾香が呟く。


「翔太に好きな人がいるって聞いて、諦めようと思った。でも無理だった。こんなに人を好きになったのは初めてだったから」


 淡々と想いを告げる綾香。


 別段言うことを決めてきたわけではない。ただ自分の想いが驚くほど自然に口をつく。


「それで……ズルいなって思ったけど、田島に相談した。翔太の好きな人はどんな人なのか知りたくて……結局教えてはもらえなかったけど……ゴメン」


 静寂。そして翔太が初めて口を開く。


「それでか……悠斗からメールが来てたんだ」


 絵文字もスタンプも無い、一行のメール。なぜか漢字にこだわりを持っている悠斗らしいメール。


『僕にあれだけ世話を焼いたんだから、当然男を魅せるんだよね?』


 正直意味がよく分からなかず、返事は送らなかった。


 しかし、悠斗は無意味に婉曲的なことを言わない。ならばそのうち自分にも意味が分かるということなのだろう。自分で知った方がいいということなのかもしれない。そう翔太は理解していた。


「田島に言われたんだ。翔太の好きな人のことを知りたいんだったら覚悟を決めろって。ちゃんと寄り添う覚悟を……」


 そこで綾香は翔太の方に向き直る。翔太もそれに応えた。


「私は翔太に寄り添いたい。それは友達としてでもいい。だから……翔太が抱えているものを私にも教えてほしい……です」


 夕焼けの湖畔。綾香の顔はまるで作り物のように美しかった。その美しさに翔太は一瞬息を呑み、そして大きく息を吐く。


「……別に大した話じゃないんだよ。女々しい男がウダウダと悩んでいる……ただそれだけの話なんだ」



 翔太が悠斗のことを知ったのは中学二年生の終わり頃。悠斗の両親のことが発覚し校内で噂になったため自然と耳に入ってきた形である。


 クラス数が少なかったため、顔を見たことはあるが話したことは無く、その話を聞いた時も別段、感情を動かされることは無かった。悠斗がイジメられているということもなんとなく認識してはいたが、知り合いでも無い人間のために首を突っ込むほどの正義感があるわけでもない。今となってはもう少し早く悠斗を助けになりたかったところだが、正直仕方がなかったとも思っている。


 悠斗とは異なり、当時の翔太は今とそんなに変わらなかったかもしれない。


 人当たりがよく、人を惹きつける魅力も持っている翔太はクラスの中心であった。またこの時期に身長が一気に伸びた。その優し気な顔立ちから元々女子からの人気は高かったが、その人気が不動のものとなったのはこの頃からであろう。


………

……


「翔ちゃんまたラブレター貰ったんだー。モテるねぇ」


 翔太にとって耳慣れたイタズラっぽい声。こっそりと後ろから忍び寄ってきているつもりなのだろうが気配で丸わかりである。それでも翔太は気付かなかったフリをする。


「うわっ!優衣姉びっくりするだろ!?」


「へへっ。そのラブレターの子はかわいいの?」


「あぁー……まぁかわいいんじゃない?」


「うわぁ……なにその上から目線」


 その冷たい目に、翔太は慌てて弁解する。

 

 女性の名は北村優衣。翔太より四歳年上の高校三年生。そして翔太のあこがれの人である。


 優衣と知り合ったのがいつかすら翔太は覚えていない。


 当然である。親同士の仲がよかったため、産まれたばかりの翔太を抱きしめるまだ小さな優衣の写真が残っているくらいなのだから。

 

 北村家は小さな町工場を営んでいた。当時も、今と同様に町工場にとっては厳しい景気で、北村夫妻は揃って工場で汗を流しており、日中優衣は黒木家に預けられていた。そんなこともあり翔太にとって優衣は実の姉のような存在である。その懐きようたるや、まるでカルガモのようだったと長年からかわれたほどである。

 

 優衣が七歳、翔太が三歳の頃、北村家に長男である卓也が産まれた。正直なことを言えばこれは北村夫妻にとっては誤算であったらしい。工場がギリギリの状況で事務全般を支える優衣の母の離脱は厳しいものがある。また単純に二人の子供を養う経済的余裕もない。


 とはいえ産まれてきた子は当然ながらかわいかった。父はこれまで以上に必死になって働き、母も卓也が乳離れをしたタイミングで卓也を黒木家に預けフルタイムの仕事に戻った。優衣と卓也は幼少期、その半分を翔太の母によって育てられたといっても過言ではない。肝っ玉かあちゃんという言葉がぴったり似あう翔太の母だからこそ、黒木夫妻も甘えることが出来たのだろう。

 

 まだ幼い翔太であったが、優衣の母親について記憶に残っていることがある。


 「翔ちゃんいつも優衣の面倒見てくれてありがとね」と優しく微笑む笑顔。そして自分の母親に対して「迷惑かけてごめんね」と謝る姿。その度に「私もごめんじゃなくてありがとうが欲しいね!」とカラカラ笑いながら言う母親が幼心に誇らしかった。


 この頃の優衣は小学校が終わると、黒木家に帰っていた。


 『家』に帰ればかわいい“弟”が二人、自分を出迎えてくれる。時には小学校の同級生も黒木家に遊びに来て、皆で翔太と卓也の面倒をみることもあった。翔太が女子の扱いに慣れているのはこういった事情からである。

 

 月日が流れ“三兄弟”を取り巻く環境も少しずつ変わっていく。翔太、そして卓也も小学生に進むとさすがに二人を黒木家で預かる必要もなくなってくる。とはいっても面倒見のよい翔太であるので友達と遊ぶときに三つも年下の卓也を連れていくことも多々あった。それは一種の「兄としての責任」だったのかもしれない。


 また中学生になった優衣とも変わらず仲が良かった。晩御飯を一緒に食べ、そのまま三人で翔太の部屋に泊まるというのが当時の翔太にとっての一番の楽しみであった。


………

……


 翔太が中学二年生になった。


 この頃になると、優衣が高校生ということもあり、さすがに三人で同じ部屋に泊まるということは無くなった。また卓也も小学校高学年に差し掛かり、自立し始めていた。


 とはいえ関係性は悪くなく、例えば翔太が部活を終えて家に帰れば、自分のベッドの上で優衣が漫画を読んでいる、なんてことが日常茶飯事であった。思春期を迎え、優衣に対して恋心とまではいかないものの淡いときめきを感じていた翔太にとって、それは非常に心臓に悪いことであった。


「それでー?翔ちゃんは好きな子出来たの?」


「いやぁ……出来ないよ」


 複雑な想いを心にしまい、翔太は笑顔を作る。


「そっか。ちゃんといい子を見つけるんだぞ?……私が面接しちゃおうかな」


 ペロっと舌を出す優衣。これが絵になるのが彼女の恐ろしい所だと翔太は思う。少なくとも自分の同級生にこんなことを出来る女子はいない。


 実をいうと、中学二年生になってから翔太はとある女子とお付き合いをしたことがある。もちろんその女子がいい子であったことが一番の理由だが、どこかで優衣を諦めるためという感情があったことも否定しない。結局そんな関係を長続きさせることは出来ず、優衣に紹介することもなく別れてしまったのだ。


「優衣姉は……彼氏とはうまくやってるの?」


 答えを聞きたくないような、それでいてどこか浅ましい期待の混じった質問。


 優衣の答えは満面の笑顔であった。


「仲良くやってるよ。受験も近いからねー。二人で勉強会したりしてるんだ」


 高校一年生の頃から続けた優衣の片思いが実ったのはもう一年も前のこと。


 お付き合いが始まったという報告を受けたときの、足元に大きな穴が開いたような感覚を翔太は一生忘れないだろう。あの感覚こそが自分の気持ちを自覚させてくれたのだから。


「そっか。……二人とも受かるといいね」


 とはいえ彼氏から優衣を奪い取ってやろうという気持ちは翔太にはなかった。中学生にとっての四歳は、非常に大きな年齢差である。まだ中学生の自分が、もうすぐ大学生となる優衣と付き合えるはずなどないのだ。


 そんな本音を、「優衣姉が幸せならそれでいい」という強がりで隠して翔太は(うそぶ)く。


「ありがと!翔ちゃんも早く彼女作るんだぞ!」 


 甘酸っぱく、そしてほろ苦い。そんな時間の終わりは唐突にやってきた。


 翔太が中学二年生の年末、優衣の両親が営む工場が倒産したのである。


 関東地方を舞台にした話を書いておきながら、今回登場した「湖のある公園」は地元の公園だったりします。


 香坂の印象としては、バーベキューの聖地。……あと猫がめっちゃいる。


 ただ、家からだと車が無いと行けない距離なので、デートで使ったことはないです。ドライブするならもっと遠くまで行きますしね。


 ってか、デートなんてここ最近全くしてねーや!(´・ω・`)


 ……淡い恋心を描くのに、大苦戦するおっさん作家の香坂です。


 さて、翔太くんの初恋は、どのような結末を迎えたのでしょうか。


 次話もぜひ、お付き合いください。

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