馬乗り少女と創部
次の日
昨日の喧嘩騒動 (親と不良の)から夜が明けた。 そしていつものように春美と登校し、いつもみたいにバカ騒ぎして過ご していたんだが...
なぜ俺は女の子に呼び出されて馬乗りにされた上で
「昨日はありがとう。お礼がしたい。何でもいって」
こんな誘惑を受けているんだ、なぜだろう、何故だろう
「とりあえずどいてくれない?いろいろと...その...マズいか らさ.....主に仲間にみられるととか...」
主に俺の理性と見られた場合の社会的立場と仲間達からの肉体的抹殺がマズい。主に最初と一番最後がマズい。この世から抹殺される可能性がある。
というか、なぜこんな状況になってるかというと...
~回想中 (少し待ってね☆)~
さっき言ったとおり朝、登校していつものメンバーでバカ やってたんだよな...
ちなみにその時の状況も補足しよう
確か麻雨土が...
「今日緑川の家行くから。」
朝っぱらから俺の家の平穏を脅かす宣告をしやがったんだ よな...
「だが断る」
昔の事もあってコイツを家に入れたくない
「それを断る」
「俺の家だぞ?」
俺が決める権利ぐらいはあるだろ
「なら昨日の貸しをここで使うぞ」
昨日の助けてくれたお礼の奴をか...こんなところで使うなよ
「チッそれ出されたら断るに断れんだろうに」
どうやらどう頑張ってもコイツは今日家で歓迎しなければ ならんらしい
「何で、今日家に来るんだよ」
「いや、昨日はなした部活動について話し合いをだな」
あの遊ぶための部活か...あんなん出来る訳ないだろバカか
「まぁ、お前だけならそこまでうるさくないか...」
三人以上いつものメンバーが居るとテンションが振り切れ るがいやぁコレは安心した。
「俺だけじゃないぞ?いつものメンバーフルでいく」
俺の安心は秒殺された
「死ね」
俺の家が終わるだろうが!
昔お前のせいでどれだけ家 (主に俺)が崩 壊寸前の地獄絵図になったとおもってる!颯とお前にベッ ドの下のマル秘本 (見せられないよ!)を暴かれ。 隠し直すのを忘れたせいで妹に見られてしまい、そこから母親へ情報 が渡され、家族会議というなの尋問にかけられ。 隣の家である春美の家に伝わり「年頃だからしょうがない と思いますけど程々にしてくださいね?」といつもならい わない敬語口調で幼なじみにはなされた俺の苦悩が!
「お願いだからこの前みたいに勝手に部屋の中を漁るなよ 。」
「それは約束しよう。この前俺たちのせいでお前の家の中 での扱いがかわいそうな子みたいな目になってたみたいだ しな…まぁ、妹居るのに妹系が好きだったのが災いしたんだろうな」
「うるさい黙れ、静かにするのは善処してくれ...颯は...最悪縛り上げる」
アイツはエロの塊と言ってもいいやつだ、いつ人の家でマ ル秘本を漁るかわからない。
「ねぇ、雄一、君にお客さんだよ?後、僕を縛り上げるって 何の話?」
颯ェ、お前のタイミングの悪さは時々怖いぜ
「ま、麻雨土に聞いてくれよ、俺に用がある奴が来てるん だろ?速く行かなくちゃな!」
「おい!勝手に俺を逃げの口実に使うな!おい!聞こえてんだろ!」
聞こえない聞こえない。
全速力で逃げさせていただきました。まぁ、俺に用が有る 奴の所に行くだけなんだけど。
「緑川君」
そこにいたのはこの学校の理事長の娘、
氷静深月だった。 才色兼備のお嬢様。勉強もできる。(前回一位)
青髪青眼でとても美人という完 璧な人間だ。高嶺の花といってもいい。そんな人が俺に何 のようだ?
「氷静さん?」
「...話があるの、ここじゃなんだからあっちに行きましょう 」
なんなんだ...何をされるんだ...俺、何かしたかな…
体育館裏
そして連れてこられたのは体育館裏。 え?なに?俺なんか不良の遊び道具にでもされんの?被害 妄想?確かにそうだな。
「氷静さん?何のようかな?」
返事の代わりに押し倒されて馬乗りにされた、そして冒頭 に戻る。...この手法前回もやったよな?メタ発言やめろって ?すいません
「あのーほんとにどいてくれないかな?そろそろもしかし たら人が来るかも知れないし...」
「さっきの答えを聞きたい。あなたは私に何をして欲しい ?」
さっきって昨日のお礼がうんたらこうたらってあれ?昨日 って何かしたっけな...あぁ、もしかして
「昨日助けた女の子って氷静さん?」
氷静さんはコクリとうなずいた。
「...昨日の事は本当に感謝している。だからお礼がしたい。 ...私に出来ることなら何でも。何でもいって欲しい」
何でもってお礼の為とはいえここまでの事しなくても...
「あのさ、氷静さん、とりあえず聞いて欲しいんだけどさ 、昨日、あの後僕の友人も君を助けるために力を貸してく れたんだ、出来ればその二人と話し合いたいんだけど駄目 かな?」
まずはこのマウントポジションをどうにかしなければ...お礼 の話し合いなら抜けられそうだし、麻雨土またお前を餌にここを逃げるぞ。
「...そう言うことなら、わかった」
ふぅ、やっとマウントポジションを解くことが出来た。女 子にあの状態でいられるのはつらい理性が...しかも氷静さんみたいな美人 だとなおさらな。 ...よくもったな、俺の理性。
とりあえず教室へ行くとしよう。 今、俺はここまでアイツらを求めていたことがあっただろ うか?いや、ない、だがここで 奴らを頼らなければ俺の理性と貞操が危ない気がする...
教室
「と言うわけで麻雨土、なにか当たり障りのないお礼を考 えろ」
「どういう状態なのか分からんが氷静さんをつれて歩いて るとか死んで欲しいんだが」
うん、確かに俺も氷静さんを連れている男がいたら同じ事 を思うね。だけど今はそんな場合じゃないんだよ!
「黙れ、今はお前とバカな問答を繰り返してる時間はない 、俺を助けると思って何かしょぼい願いを考えろ」
「お前を助けると思うとなんかやる気が削られるんだが」
何だとこの野郎!
「とりあえずどういう状況なのか説明してくれないか?」
それでも助けようとしてくれる当たりやっぱり優しいんだ ろう。
説明中だよ!
「ほう、なんでもとな...」
説明を終えた後、麻雨土は真剣な顔つきで考えている。説 明したといっても馬乗りとかは省いたけどな!なんかやだ し
「性的な要求を(ry」
「駄目だ」
それが駄目だからここに来たんだろうが!本気で否定した ら麻雨土はカラカラと笑って言った
「冗談だよ、氷室には話せんな、アイツの要求はどうせエ ロい方向だろ。それにしてもお礼とはな...」
結構難しい問題だよな...
「ふむ、何でもいいんだろう?なら...
なぁ、俺が頼んでもいいか?」
良い考えでも浮かんだのだろうか。そんな事を言い出した 。
「あぁ、俺達三人合同の願いってことだからな、思いつい たのか?」
「あぁ、今思いついたとっておきがな…、あっちで氷静さん と二人きりで話したいんだが...」
俺の方を見てくる。あれか、引け目感じてる感じか
「言ってくればいいさ、俺が居ない方が纏まりやすいんだ ろ?お前が何の理由もなくそんな事するとは思えないし」
「あぁ、悪い...じゃあ、ちょっと言ってくるよ」
氷静さんと2人で話にいく麻雨土。
気にならないわけじゃない。気にはする。だけど気にして も仕方ないんだ。麻雨土は、いつも何も考えてないように 見えてちゃんと考えて行動してる。時々バカだけど。だか ら、こうするのが最善なんだろう...
と思ってた時期が私にもありました。
アイツ...俺をまさか生け贄にしてくるとは...どうやらアイツ が頼んだことは【俺が作る部活を作ることに最大限協力し てくれ】という内容だったらしい。さすが理事長の娘。す ぐに学園の理事長と話す場を作ってくれると言ってくれた 。そして説明するために部活の人間を放課後つれてこいと 言われたらしい。麻雨土が行くと安心しきって居た。まさ か俺に白羽の矢が飛ぶとは...
アイツ、『俺偉い人と話すのって苦手なんだよね』とかい って俺に全部押しつけやがった。俺だって苦手だわ!だが 結局押し切られる形となり俺が理事長との対談に向かうこ とになったのだ。あいつ口喧嘩強すぎだろ...
理事長室 (放課後)
この学園の理事長、
氷静炎 さんの話をしよう。この人は何 回も言っているとおりこの学園の理事長で、見た目20代だ が年齢は43になる高齢だ。人柄は時に熱く。時に冷静に指 導してくれる人で生徒達からの信頼は厚い。だから俺も好 きではいるんだけど... やっぱりこの学校のトップだ。緊張はする。
「深月、緑川君、今日は部活を作りたいという話だったね 。」
「は、はい」
「そんなに固くならなくていいさ、部活の件だが、出来る 限りプラスの方向で考えていきたいと思う。確かに破天荒 な部活内容だが世の中にはさらにおかしな部活動も有るだ ろう。何とか通してみよう。」
「ありがとう、お父さん。」
「別に良いさ、普段私を頼らないお前が私を頼ったんだ、 出来る限りの事はしたい。」
良いお父さんだな、家のお父さんもあれくらいいひとだっ たら...
「僕からもお礼を言わせていただきます。ありがとうござ います」
「ふむ、思った以上に早く説明できたな。君達の話を聞いていたからまだかかると思って時間を取ってあるんだ...そうだ、深月先に戻っていてくれないか?僕は緑 川君と話したいことがあってね」
え?これだけっすか?それに俺と話すこと?ていうか俺達の話ってバカ三人集のことか?
「でも...」
氷静 (娘)さんは俺の方を心配してるらしい。俺に目配せを してくる、いや俺にどうしろと。
「深月」
「......わかりました。」
といって席を立っていってしまう。 えぇー、俺、1対1で話すのか...
「さて、緑川君」
「は、はい」
「ははは、そんなに固くなることはない。僕は今、豊穣学 園の理事長ではなく、たった一人の親、氷静炎として君と 話してるつもりだからね。...実は予想外に時間がかからなかったように言ったが本当ははじめから君と話す時間を作るつもりだったんだ」
そう言うものだろうか、そんな簡単に態度を曲げて良いも のだろうか。それに俺と話す時間を作ったって
「それに君に残ってもらったのは一つ頼みごとをしたかっ たんだ。」
「頼みごと...ですか?」
「あぁ、あの子の親としてね、僕は君に期待しているんだ 、なんせ君のために僕にお願いしてくるぐらいだからね」
「そんな...珍しいことなんですか?子供が親に頼みごとをす るなんてふつうの事じゃないですか」
そう、子供がおもちゃを買ってとせがむことも、親に学校 のお金を工面してもらうことも、全てその頼みごと。普通 、頼み事なんて誰でもするものだ
「あぁ、そうだね、ふつうは親にそう言う風に頼ってくれ るなんて当たり前の事だ。なんて事はない。だけどね、深 月は私の娘はね、基本は何にも頼らないんだ。頼らず自分 で解決する。この学園だって親に何も言わず奨学金制度を 受けてお金の相談を持ってこないほど彼女は人に頼るのを 嫌うんだ。」
その彼女が自分を頼ってきた、俺の為に、その事を理事長 は俺を特別だと見ている。そう言うことなのだろう。学費ですら頼ってこない自分の娘が俺のために部活を作りたいと行ってきたから...
「僕はね、深月が僕をふつうに頼ってきてくれるようにな って欲しいと思ってるんだ。ぢからそのためにも深月のお 願い事は出来る限り叶えてあげたい。だからこの部活も創 設させようとしている」
普通に自分を頼って、自分に話をしてくれる。それを理事 長は願ってるんだろう。
「そんな中で君にお願いしたいのは、深月の...友達になって あげてくれ。普通に接するように、理事長の娘としてでは なく、一人の女の子氷静深月として見て上げて欲しい。僕 も一人の親、氷静炎として君にお願いする。」
そうして、理事長は頭を下げる、その姿はとても格好良か った。頭を下げているのに格好良くて、この人のお願いを 聞いて上げたくなった。だけど...
「理事長先生、僕はそのお願いには応えられません。」
理事長は今の発言にをした僕に対してどう思ってるんだろ う。だけど自分の思いは曲げられない
「友達は頼まれてなるものじゃないです。一緒に心から遊 んで、笑いあってそうしたらはじめて心から友達っていえ るんだと思います。」
今の俺達がそうであるように、麻雨土や颯や由利や春美。 今の俺なら言える。
「だから言います。頼まれてなった友達なんてそんなの友 達じゃないです。だから理事長先生のお願いは断らせても らいます」
「そうか、確かにそうだな。すまない、こんな事を言われて少し驚いてしまったんだろう..速く 戻ってくれてかまわない」
「待ってください、まだです。だから僕は、まだ友達じゃ ないけど、友達になれるよう彼女を僕達の部活。遊戯同好 会に迎えたいです。理事長の娘の氷静深月ではなく遊戯同 好会の一部員氷静深月として、一緒に遊んで笑いあえる部 活に。彼女は面白い人でした。突然僕にお礼がしたいから 何かとして、頼んでと馬乗りになって言ってきたんですか ら。あんなおもしろい子はなかなか居ません。お願いしま す炎さん。 彼女を僕達の部活に入れさせてください。」
きっと麻雨土も同じ状況ならそう言ったはずだ。
「緑川君。君は私が思っているよりも立派だったようだ。 確かに頼まれたからなった友達など友達とは言えないかも 知れないな...深月の入部の件はこちらからお願いしたいくら いだ。同世代の子達と遊ぶなんて経験、深月にはあまりな かったはずだからね。今回のその馬乗りの件もどうやって 人に関わればいいのか分からなかったんだろう。」
きっと理事長の娘。その地位が彼女の友達付き合いにも多 少は影響をもたらしてしまったんだろう。引け目を感じ離 れていく、俺達は彼女を勝手に高嶺の花と決定づけて知ら ず知らずの内に壁を作っていたのだろう。
「はい、当然です、遊ぶための部活ですから。そこが問題 なんですけどね。」
理事長の力が無ければ作れなかったかも...
「ははは、そうだね、部室は来週の火曜当たりに用意して おこう。正式に部として認められるのもそのあたりだろう 。同好会という名前だが部として扱って部費もわずかだが 出してあげよう。」
よかったな、麻雨土、部費で合宿の願いは叶いそうだぞ? というかそこまでしてくれるとは思ってなかった。同好会 として作って、部費は出せないとか言われると思ったんだ がな...
「緑川君、戻ってくれたまえ。これから娘のの事をよろし くお願いするよ。」
「ええ、ハイ」
理事長室前
ふぅ~緊張した~だが俺にはこれからも緊張する事柄が待 ってるんだよな。氷静さんの部活の勧誘。まず氷静さんを 捜さないといけないんだけど...
「氷静さんがいつもいる所ってどこなんだろうか?」
「私の居るところは大体図書室、自分のクラス...ときどきその辺」
「へー。そうなんだ、ときどきその辺ってそうだろうねって氷静さん!?」
待って、俺心の準備出来てない。
「あまり叫ばないで欲しい...。それで私に何かよう?」
く、そもうなるようになれ!
「あのさ氷静さん?」
「なに?」
「僕...いや、こんな他人行儀じゃだめだよな。俺達の 部活を作るのを手伝ってもらったでしょ?その部活に入っ てくれないかい?」
「...いいよ」
「そうか...やっぱ駄目か、でも...って、え?」
「いいよ?」
あっさりと了承された!あんなに緊張したのに!?
「いいの?」
「うん、だけど一つ条件が欲しい」
条件ってなんだろう?無理な願いじゃなければうけよう
「お父さんと被るから氷静ではなくて深月って呼んで欲しい」
「え?それでいいのか?」
「...うん」
「えーっとじゃあ、深月さん?」
すると彼女は怒ったようだった (ほとんど顔の筋肉動いてないけど)
「さっき他人行儀は駄目って言った。
敬語ははずして。」
意外と要求多いな!おい!
「じゃあ......深月。部活が作られるのと深月が入部したこと を報告しに行こう。」
「...ん、わかった」
1ーA
「...と言うことで、深月も入部することになったぞ。麻雨土 」
「...よろしく。」
深月と一緒に俺の家に行くため待っていた麻雨土達に報告 しにきた。
「どういうことなのかちゃんと説明してくれませんか?緑 川君」
なぜお前が俺に対して他人行儀!?しかも麻雨土以外の奴 ら驚きで固まってるし!
「示し合わしたようにいきなり敬語にするなよ」
「意味が分からん。まぁ、俺も混乱している。なぜ緑川が 氷静さんを名前で呼んでいて氷静さんが部活に入ることに なったのかという所がな」
さて、どう説明したものか、理事長との話の流れでこうな ってしまったとは言えない。深月の前だし。ここまで手伝 ってもらって誘わないと悪いと思って誘ったら入ってくれ たとかどうだ?いいな、よし、これにしよう
「あー、今までずいぶんと手伝ってもらっちゃっただろう ?ここまで手伝わせて誘わないと悪いなと思って誘ったら入ってくれ るっていったからさ。」
ふ...どうだ、完璧なシナリオだろう
「お前がそんな殊勝な事考えてるとは毛ほども思えん。」
毛ほどもだと!?貴様、その考え矯正してやろうか!
「何だと!どこがだ、この野郎!」
「そのテンションがだよ!」
言われるとそうかも知れない...否定出来ない...
「地に手が着いてないよ、2人とも落ち着いて」
「颯!?いきなり話に入ってくんなよ!びっくりするだろ う!?後、お前よくこの前天に足が着いてないって言った ばっかなのにまた間違えんの!?地に手がってクラウチングスタートみたいだな!おい!」
「あのな、氷室、それをいうなら地に足が着いてないだ。 意味はだな...」
麻雨土、教えようとするの!?さっきまでの高いテンションを よく抑えたな...それにしても颯に教えようとは...
「麻雨土...お前有る意味尊敬するよ....颯に教えようとは...」
俺は『首を洗って待ってろ』を『手を洗って待ってろ』で 間違えて、五回教えたのにその都度間違える颯に絶望した 。教えるのを諦めた。それにしても颯よ...よくこの学園これ たよな...ほぼエスカレーターでも一応試験あるのに...
「お前、よくこの学園入れたな...入学試験どうしたんだよ」
「マークシートでだったから鉛筆を転がしてた」
すごいな!お前の運!五分の一の確率どれだけ当てたんだよ!
「でもさすがに入試前は勉強したろ?」
「保健体育の勉強をしてた...」
「お前保健体育だけは成績良いんだから他やれよ!」
こいつは保健体育のテストはほぼ満点をマークする、どう せ性の勉強があるからだろうが...エロの英雄の二つ名は伊達 じゃないな...コイツが最下位じゃないのは保健体育が好成績 だからという理由だ...他は壊滅的だが
「嫌だよ、頭に入らないから」
こいつは...本当に...本当に...
「お前...本当に頭にエロしかねぇのかぁ!」
一方女子側
「お前...本当に頭にエロしかねぇのかぁ!」
緑川がこう叫んだ頃深月、由利、春美の三人は男子側のバ カ三人集と違い冷静な話をしていた。
「...いつもこんななの?」
「えーっと...それは...」
「こんなもんよ、あのバカ三人集は、この学年で一、二を 争うバカ集団だから」
答えを渋ったのは春美、ハッキリと答えたのは由利である 。
「そう...」
「それがどうかしたの?氷静さん」
「春美、察してあげなさい、呆れてるのよ」
「あ...いや、...呆れてるんじゃなくて......」
「?なに?」
「羨ましいなって...」
そんな事を言いだした、その言葉に深月以外の2人は驚い ている
「羨ましいって...あれが?」
「うん、...だって友達って感じで良いなって...今まで私はあ んなに心を許せる友達なんて居なかったもの...」
「そう...なの」
春美と由利は困っていた。あんまり深月と親しくないのに こんな重い話になってどうすればいいのかと
「お前ら、俺の家にいくぞ。」
どうしようかとアイコンタクトを由利ととり続けた春美だ ったが雄一が男子側の話が終わったらしく雄一の家に行く という助け船を出してくれたことで重い空気を断ち切るこ とが出来た
「あ、うん雄君、行こ?由利ちゃん、氷静さん」
雄一に視点が戻り
「お前...本当に頭にエロしかねぇのかぁ!」
「何言ってるんだよ雄一エロは正義だよ!」
「そこには激しく同意する」
やめろ、お前ら2人組むと話がややこしくなるから、部活の時もそうだったから!ん?部活といえば部室の話とかをするの忘れてた
「そういや部活を作るのは良いが部室は来週の火曜日頃になるがいいかだってさ」
「ほう...理事長に呼ばれたからもしやと思ったが作れるのか。そりゃよかった。部室ま でちゃんと向こうで用意してくれるとは凄い好待遇じゃないか」
確かに凄い好待遇だよな…まともな部活じゃないのに。
「じゃあ、部活創設が正式に決まったことだ。今日の緑川 の家へ遊びに行くのを記念すべき遊戯同好会第一回目の活動としよう 。さあ、いくぞ」
「ん、そうだな。そろそろ行かないと時間も減ってく一方 だしな」
あっちでは女子が話しているしこんな事をしていたらいつ 終わるかわからないからな。
「お前ら、俺の家に行くぞ。」
「あ、うん雄君、行こ?由利ちゃん、氷静さん」
春美が話しかけると氷静さんは少し戸惑っているようだっ た
「私が行っても...いいの?」
「何言ってんだよ、深月。もうお前は遊戯同好会のメンバ ーなんだ。来ない方が駄目だ。」
「そう...うん、わかった」
そう言う深月の顔はどこか笑って居るようだった。




