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とある運営さんの話2

「チーフ!椿ちゃんがやりました!初めての博士ですーーー!!!」


 歓喜の声を上げたのはプレイヤーたちの動向とイベントや全体の進捗状況の把握なんかを担当しており、椿がNPCをAIだと知らないことを未だに気がついてはいないが…彼女をお気に入りとして認識し若干ストーカーになりはじめた常盤であった。



「なんだと!博士っ博士だと!?」

「言語博士です!これで上位職つけるプレイヤーが出たってことですよ!」


その時チーフの驚き具合はその後スタッフの語り草になるほどであった。


「うぉおおおーまさかほんとに取得するなんて!!!」


「…でも、彼女所持金が20Gなんですよ…チーフお勧めの警告する魔女マクシム・ソルシエールなんか登録料80,000でしょう…?基礎値もまだまだですし…やっぱり無理なんじゃないですかねぇ…」


もし、魔法使いから始めレベルを上げるという手法で進んでいくと警告する魔女マクシム・ソルシエールは最低でも58レベル必要になってくる職種であった。

残念ながら椿は資格を得ても実際に所持している基礎値が低いため就くことはできない。

しかし、もし順当にあげていったら25レベルの時に就くことができるであろう。

称号とはかくも大切なものなのである。


2日後


「チーフ!!!グリブに特別指令出していいですか!!!!このままじゃ彼女図書館に引き込もって出てこないです!」

「過干渉だろう、放っておけ。」

「チーフのばかっ!グリブたのむーーーーー!!!」


願いが通じたのか、次の日グリブは奇跡を起こした。


「何て良い子なんだグリブ!!!でも残念!所持金20Gじゃね!職業案内所行っても意味ないんだよーまた引きこもったらどうしよう~~~」


その日の運営チーム…いや、常盤の祝杯はグリブのためにささげられた。


AIの自由性の高さに!

椿というプレイヤーに!

乾杯!!!


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