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神の使いとなった俺は異世界を救う救世主となる。

「20××年2月6日 高校生 叶空 悠太死亡。」

と幼い声が聞こえた。


何も見えないその空間で空間全体に広がるようか声が響く。


「えっ何で、俺は死んだのか?」


俺は少し興奮気味、いや驚きを含めながらで声を発した。


「そうだよ。君は死んだ。いやぁ〜無様に死んだね」


反応が返ってきたが、馬鹿にされた。

俺は頭に少し来たので言い返してやった。


「それただの文句ですよね?」


少しは謝罪が返ってくると思っていたが声の主は、開き直った。


「まぁそうなる!」


俺はため息をついてしまった。失礼だが声の主よりは、マシだろう。


「溜息なんてついて、まぁいいよ」


少し声のトーンを下げた声の主。


「君に頼み事がある」


「頼み事?」


馬鹿みたいな反応をしてしまった。


「そう。頼み事。それはね。」


少し間を空けた声の主。


「君さ、異世界に転生してこの異世界の魔王を倒してよ。」


それは俺にとって荷が重い発言だった。


「えっ、魔王?」

「そう、魔王。」


「俺が了承したところでどうやって魔王を倒すんだよ。第一、俺はただの日本人だぞ。」


俺が声の主に尋ねると声の主は少し悩み喋り出した。


「では、僕が君の使いになると言うのはどうだい。」


「使い?」


「そう、使い。君は僕の使い手さ。そう神のね。願いを言ってみればいい。君の手になってやるさ。」


いきなりすぎてあまり脳が追いついていないが、少しは理解できた気がした。


「でも正直君に、拒否権も何もないのだよ」


「えっ?」

「君の身体はもう死んだ。

これはもう生きれないと言う事。


そして死んだ身体の魂はここ、

天界で記憶が消去され、新たな身体に生まれ変わる。


でも僕は君に記憶を消去しないで生きさせてあげるっていっているの。

だからこれを拒否したら君は、


完全に死んだ。


と言うことになるのさ。」


余りにも多くの情報を一回に言われたので理解は難しかったが理解は一応した。


「わかった俺はお前の、いや神の使い手になる。」


「そうこなくっちゃ」



これが俺の果てしない勇者人生の始まりだった。

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