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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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エロとは2である。その3

当たり前の事をグダグダと小難しくその1,その2で語ってきたが、具体的にどんなサムネがエロい2といえるのか。


まずサムネにおける基準となる1からだがつまりは被写体、女自身の身体。

そしてサムネにおいて女の身体を掘り下げて考えるなら女の身体の2とは凹凸。

胸や尻、あるいはクビレ。

あるいは胸や尻の谷間。

そして髪型。

女自身の身体の個人差、そして視聴する側の好みの個人差が有るとはいえ、基本的に差があった方が魅力的であるのだ。


とはいえ二次元ならともかく、身長と同じくらいの規格外のバストサイズだとか、逆に折れてしまいそうな細すぎるウエストだとか、現実だと万人ウケはしないだろう。

一方で女の体型の黄金比、と謳う指標があるらしいがそれが一つの目安にはなるが基本的にフィットネス動画においてエロサムネで釣れる類の視聴者層は少なからずフィットネスに興味がある連中だ。

視聴者側の人間もまたトレーニングを好めば視聴者自身の身体のデカさ、力強さといった拘りはそのままエロに対しての拘りにも通じる。

身体がデカい男は同じような身体の女を好むわけではないが、体型に対してそれだけ強い拘りがあると言っても過言ではないだろう。

何を言いたいのか、といえば女的な性質からすれば「黄金比」という体型を「正解」にしたい、そして正解に近づけたいとボディメイクをするのだろうが、男的な性質から言えば必ずしも黄金比は正解ではないという事。


体型に対して拘りが人それぞれなら再生数に体型は関係しないのか、というとそんなわけはない。

基本的に筋トレやフィットネスを好む人間は尻が好きだ。

ボディメイクが流行り出して言われるようになったが「胸は才能、尻は努力」という話。

胸は脂肪の塊なので巨乳には生まれ持った素質が必要だが尻

は筋肉で大きくできる、という話らしい。

実際のところは骨格やらタイプやら個人で異なるため一概にそうだ、と言い切れないがそれでも見てればサムネに映る被写体の女は胸が大きいとは必ずしも言えないが総じて尻はデカい。

ここで考えるのは尻のラインでいかにして2を作るのか。

尻は人体なので当然ながら独立しているわけではなく、上からだと腰周り、尻、太腿で身体の凹凸、高低で分けられた2が作られる。

しかし単純に尻-腰のサイズの大きさ、あるいは横から見た時の尻-太腿のサイズとはならない。

あくまで重要なのは「0〜1」の「〜」が重要である。

豊胸、というものがあるが海外では豊尻とでもいうような尻周りを大きくする手術もある。

そして自然に近いなら凹凸の変化の角度はなだらかだ。

ウエストは55cmなんて細身なのにヒップ120cmという特大なメリハリボディというのは目の前にいたらやはり違和感を感じるだろう。

勿論、それを好む人もいるわけだが基本的にはその身体のラインは高低と同等かそれ以上に点と点を結ぶラインの自然さも重要だ。

そのためにも腰と尻、そして尻と太腿のそれぞれのラインの高低差、自然さと共に腰〜尻〜太腿の合わせたラインの高低のバランス、自然さが必要になる。

当然ではあるがそうなると横から見た場合、膝を基準とした下半身のラインのバランスも重要になる。

究極的に言えば全身を鍛える事に他ならない。


しかし胸は脂肪の塊なので胸周りを鍛える事で形こそバストアップやそして乳房の離れ乳状態が改善されたりするがサイズ自体は大きくならないどころか小さくなる事も。

だから自然な凹凸のラインで高低差を作ろうとすればどうしたってふくよかになりがち。

そして男も女も関係なく、腕の力より足の力が筋肉量が多くて強く、重さを扱える。

男らしく強そうな太い腕の持ち主の多くがそれ以上の強い下半身を持つ。

女の場合も同様で下半身を優先して大きくする方がトレーニングで有効的であり、同時にそれを性的な魅力としてアピールポイントにもできる。


一方でそれを性的な魅力とする場合、個人的な印象としては背が低めの女が再生数が多い気がする。もっと正確に言えば手足が短い女、といったほうが正しいかもしれない。

点と点の距離が短いなら高低差の数値が自体が大きくなくても角度の関係から自然と大きなメリハリがついたいるように見える。


だとしたら手足の短いアジア系の骨格が人気なのか、といえば人種としてはそこまでの優位性でもない。

主に骨盤と背骨のアーチの影響かもしれないがお尻の形、背筋といったものがどうしても平均で見れば人種の見栄えが劣る。

そのため、「手足が長くサイズが大きくでも高低差の見栄えは劣るが姿勢やパーツの形は良い」「手足が短くサイズの割に高低差の見栄えはするが姿勢やパーツの形は劣る」といった人種で分ければそれぞれの長所短所がある。

ただその中で黒人白人で骨格的なスタイルでパーツや姿勢が良い上に手足が短くそれぞれの高低差もメリハリがついている。

勿論黄色人種でその逆のパターンでスタイルの良い人もいる。

また先天的な物ではなく、手足が長いが鍛えて努力で高低差を作り上げた人、またヨガやトレーニングで姿勢やパーツの形を改善した人。

そんなふうにメリハリを作る事がひとまずセクシーなサムネの基準となる被写体自身の肉体、サムネの「1」の作り方なんじゃないかな。







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