Vtuberで見る4元素と陰陽のバランス
明けましておめでとう。
時々エッセイでもVtuberを出すのだが本来なら芸能人でも歌手やスポーツ選手でもなんでもいいがvtuberは所謂「ガワ」と呼ばれるそのキャラクターとしての仮面をつけている。
その仮面のおかげでキャラクターの設定にあった演技などしなくてはならないものの、動画投稿はまだしも一人で不特定多数に向けて長時間配信をする。
しかもそれがほぼ毎日となれば否が応でもある程度素にならなければ色々支障が出る。
酒飲み配信、雑談配信などもしているのも珍しくない。
どうしたって素という物がでるし、それについては多分vtuberを含めた配信業以外でも一般的な仕事でも常に気を張っているだけでも疲れる。
ある程度は素を出さなきゃ苦痛なわけだ。
という事でタレントなどと同様に人気で飯を食っていながら演技ではなく、むしろ素の方が魅力的であったり、そちらにリスナーが惹かれたりするのがvtuber。
そこで配信から伺える4元素と光と闇の陰陽で考えてみる。
火→拘りを持つ。
水→拘りを持たない。
風→自ら動く。
地→その場から動かない。
大雑把に分ければそんな所。
そして光と闇はその四元素のバランスだ。
火と風は男。光も男。
だから火と風は光の当たる場所、目に見える範囲が望ましい。
拘りを目に見える範囲、行動も目に見えてこそ。
対して水と地は女。闇も女。
だから水と地は闇に隠す。見えない範囲が望ましい。
拘りを持たない、という事を隠す。
動かない事も隠す。
コレらが光と闇が逆転されたら嫌がられる。
闇の中の火と風は見えない場所への拘りと行動。
不正や不義の印。
光の下の水と地は曝け出された無関心と消極性。
無知と怠慢の印。
火と風は光の中、水と地は闇の中が陰陽、四元素、あるいは男女の性質で自然な姿。
とはいえ必ずしもソレが正解とはいえない。
正解とはこの場合、vtuberとして、配信者として人気になるか、魅力的となるかどうかだ。
仮にその配信者が2つの相反する性質を持っている場合。
火と水、つまり熱しやすく冷めやすい。
男女両極端な性質を持った謂わばサイコパスな性質を配信という光の中に出していてもそれはそれで一つのキャラとして成立し、魅力になり得る。
風と地、積極性と消極性。
矛盾のように思えるが別に不可思議な話ではない。
この性質もまた男女の性質を持ったサイコパス的な性質にはなるが言ってしまえば我儘な気質だ。
自分のためにリスクを承知で積極的に動き回るが一度欲しい物が手に入れば一気に消極的になる。
勝ちにこだわるそんなタイプだ。
では闇の中、この場合配信外で、となる。
その場合の火と水。
闇の中では同じ女の性質である水が優位に働く。
水は拘りがない。だが何かに影響されて動かされれば流動する。それ故に他人から影響を受けやすく、様々な知見得る。
火の性質、拘りを発揮し、エネルギーを注ぎ込むが、一方で冷めやすいために趣味などで続かずにその場限りの「体験」する程度で終わる事が多い。
しかしそれが経験となって配信において何かのきっかけとなり生かされるパターンもある。
そして闇の中での風と地の同居。
こちらも闇の中なので地が優位に動く。
地は水と異なり、他人からの影響を受ける事は殆どない。
マイペース、あるいはしっかりとしているという印象を持たれるがそれ故に自分のペースの範疇で動き回る。
地の力を超える風の力、行動力はでないが逆に言えば地の力、安定性が確保された状況ならその行動力は非常に高い。
逆にその安定性がない場合では無理をしない範囲で動くため、ストレスなども溜め込みにくい。
では火と地ならどうか。
火と地は相反とまではならないが性質としてはそれぞれ別だ。
しかし火は拘り、地は消極性。
つまり配信においてはじっくりと腰を据えた職人気質な特定の分野に限定した物となる。
例えばサンドボックスゲームのような物をやり込んで複雑な物を建築したり。
あるいはアクションやシューティングゲームをやり込んでスーパープレイを見せたり。
ゲームを例に上げたが色んな物に手を出さずに一つの物に衆知する気質と言える。
これが闇、つまり配信外となると所謂「癖」なる。
地という消極性と拘りが合わされば空想へ力が働く。
それはつまり性癖であったり、あるいは趣味であったり。
配信とは繋がらない癖として発生するがそれがストレスを解消したり、場合によってはその癖が何らかのきっかけへ転じる事がある。
さて、次は水と風はどうか。
拘りの無さ、そして行動力。
それはコラボなどでよく発揮される司会進行。
あるいは狂言回し。ボケやツッコミなど芸人気質な者。
そうした自分単体より他人を巻き込んだ配信などで生かされる。
一方、水優位となる闇ではどうか。
水は地より柔らかく、変化しやすい。
そのため非常に気分屋でフラッと出歩く。
火と水では基本的に受身であり、他人から進められた物について「案外やってみると面白い」という事でその場限りの拘りを注ぐ。
しかし水と風の場合は行動自体は積極的だが拘りがないため「やるだけやってみる」という事になりやすい。
熱中することは殆どないが、水の性質から冷静に判断を下していく。
そのため配信外において火と水、火と地、火と風、風と地、水と地。2つの性質を持つ者のパターンにおいては経験に対して「浅い」もののカバーする範囲が最も「広い」。
この闇の中の水と風のパターンはその豊富な知識を活かせる場合もある。
結局、何を言いたいのかというとvtuberに限らずなのだが基本的に人の苦労を重ねた上の成功を楽にパクりたいのが人間だ。
そして大体の場合、美味しい所だけパクろうとして失敗する。
とはいえ、それで成功する場合もある。
成功する場合は既に下地となる地力があったから、というのも勿論ある。
単に運が良かった場合もある。
しかし人間性としてこうした性質、気質の違いがある事も関係している。
火と地の性質が強い人の成功を真似ようと水と風の性質が強い人が成功の光の部分を真似る。
しかし、火と地は闇の中で光に通じる癖を多く持っていてそこで独自の計算式があり、そこから導き出された答えが光に成功として映し出される。
同じ火と地のタイプでも癖は千差万別だが自分も癖を持っているからこそ光からある程度の見当をつけて遡れる。
そこから逆算して成功の計算式を考え、それを自分用にカスタマイズし、応用出来る。
しかし火と地の真逆の水と風の性質が強い人は計算式がないという以前に癖と計算式が必要だという事に気づけない。
過去に触れた経験の中で合致するものがあれば選択出来るが真似は出来ても肝心の計算式は手に入れられない。
では逆に水と風の性質の強い人の成功を火と地の性質が強い人間は真似できるのか。
こちらも難しい。
火と地は深く掘り下げる事は得意だが様々な選択肢、材料をとにかくたくさん得るのは苦手だ。
視野を広げれば直ぐに解る事でも少ない材料から強引に導こうと考える。
仮定、仮説、代用、そうした「答えに近い物」はたくさん出来上がるが肝心の「正解」までたどり着くのが困難だ。
そうした成功者の性質と自分の性質が違えば簡単な事でも困難になるし、逆に性質が合えば難しいと思ったものも案外簡単に出来たりする。
と言うのが「火と地」の性質が高いと思われる自分の仮説、仮定なんだけどどうだろね。
タイプ分け診断、みたいな話ではあるけどあくまで自己流で何の責任も取れん。
ただ、何処かで過去に書いたかもしれないが多様性ってのは「多くの答え」ではなく、「一つの答えに対して多くの道がある」事だと思う。
夢や目標がゴール、答えだとしたらその中で「一番早く着く道」を選ぶのは間違いではない。
しかしその道を進む自分自身のタイプと道の相性を考えないと挫折したり、やたらシンドい思いもする。
全て事に「急がば廻れ」を当てはめると時間ばかりかかるが、「最速コース」と「最短距離」は必ずしも一致しないのよ。
無駄に長い。