親の愛情の3要素
結論から言えば金と時間と手間。
言葉の「愛してる」ってのはプレゼントでいえば物を包む綺麗な包装紙、或いは洒落た袋見たいなもの。
とはいっても流石に露骨過ぎる。
これはあくまで行動とか目に見える物であってそれらが何を意味しているか、といえば安心感と過去現在未来の資産の譲渡。
愛情における金はつまり目に見える安心感。
シンプルがお金がアレば安心というより親が稼いでちゃんとした家に住めて美味しいものが食べれる。そういう物体の安心感。
そして資産の譲渡だが金は基本的に働いた報酬。つまり親の過去に得た資産の譲渡。
次は時間。
コレは時間を共有、共感してくれるという安心感。
いつもいるという安心感。
そして時間とは未来の資産。
時間をかける、というがこれは始点が「現在より未来」となるからだ。
本来ならその時間で親はスキルアップ、成果物、或いは快楽を得られたかもしれないという可能性を譲渡する。
そして最後に手間。
コレは許容する、許されるという安心感。
子供がやる事は危険な事もある、失敗する事もある。
それを都度サポートして子供が迷惑をかけた、と思ってもそれを許すのが親の役目。
そしてそれは今、現在の資産。
子供が何かに挑戦している時、子供にとっての「今」の資産の譲渡。
金、時間、手間を通して3つの安心と3つの資産をプレゼント。
3×3で9つになったけど
愛情はあくまで金、時間、手間。
安心を土台に子供は力をため、目標を持ち、挑戦する気持ちになる。
資産を元に子供は知識を得て、体験し思考する。
つまり子供の成長は親の愛情と表裏一体。
褒めれば良い、しかれば良い、とかそんなのは子供の行動に対しての親の側から見た評価の表し方でしかない。
子供の成功は子供が愛情を糧に成長した結果。
子供の失敗は子供に愛情を我慢させた、与えなかった結果。
子供が甘えてくるのは不安だからだ。
子供が不安がるのはつまり親が子供に甘えたという事。
愛情を我慢させれば成長は鈍る。
何も与えなければ遅かれ早かれ死ぬだけよ。
後半、あんまりタイトルは関係無い蛇足な気もするなぁ。
なんか書いてるうちに熱入っちゃった。
いやこれでも大分削ったんです。最初2000文字とか書いちゃって。
見ている方、どうか大目に見てくれ。