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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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女の性質1

何度も男の性質についてはグダグダと語ってきた。

「男らしさ」とは本来備わっている物ではなく、成長過程で男が元来持つ「拘り」に満足、納得していき女の性質を身につける事で備わる物。 

そして「女らしさ」もまた、本来備わっていない物。

女らしいとされる能力、化粧、仕草、弁え方。

全部添加物だ。


女はまずその割り切りの良さ、決断力がなければ大前提として生物としての必要とされるマルチタスクを遂行できない。

狩猟民族だった時代に男に狩猟や外敵などの脅威への対策を一任している以上、女の能力は生活圏での他の全て、家事、育児、植物の採取、といった物が任される。

複数の事を同時進行するため、物事一つ一つに100点満点を目指すのではなく必要最低限、そして優先順位を決めて作業をこなしていく。

そのために高いクオリティーを求める「拘り」ではなく、「決断力」が元々備わっている。


さて、男と女それぞれスタート地点は違えども成長の「完成形」は男女両方の性質を持つ事だ。

ざっくりと(スタート)完成(ゴール)(スタート)というゴールは同じでもスタート地点は異なるレースを行なっているという風に考えられる。


男の方は何をどうして完成に近づけるかというと何度も語るように「拘り」を満足させて納得させていく作業。

最初は金、時間、労力といったエネルギー全て使い切る勢いで拘りに拘った100点の物を作り上げる。言い方を変えれば自己満足の世界だ。

それを数をこなして周囲の評価をもとに金、時間、労力、そうしたものを削りそれに応じて完成した物も95点、90点と落としていき「周囲が充分納得するクオリティーを低コストで作る」という「納得」した状態に持っていく。

木彫りの彫刻品のように「拘り」という物を少しずつ削っていき「完成品」にするのが男の成長。


一方で女の方はというとその逆。

仮に100点満点のうち、60点未満が赤点、最低限のラインだとすると女はその60点分しか力をかけない。

とはいえいつまでも最低限の物しかやらないのであれば成長しない。

例えば「配線が剥き出しで危険性があり、速度も出ないし持久力もない、ただ動けば良いだけのレースマシン。」

そんな美意識やコストパフォーマンス、操作性などとは無縁の物を脳死で「ただ作る」のが女だ。


と書いてしまうと女性蔑視だ、とか言われるんだろうなぁ。

これはあくまでスタート地点。

スタート地点の段階では60点の物でもとりあえず成果物を出す女と100点の物を作るために頭の中で計画を練っている途中の男という構図だ。

0か1で考えれば成果物を出す女の方が優秀、とも言える。


だけど女が60点の物を量産し続ける横で男が100点の物を作る。

最初はコストが高くて使い物にならないが次第に男がコストパフォーマンス的に丁度いい80点の物を作る。

そこで第三者が闇雲に60点を量産し続けるよりも使い勝手や耐久性などを総合的に判断して80点の方を選ぶようになる。

すると女の方もこのままではいけない、と65点、70点、とクオリティーを上げていく。

そして最終的には80点の物に到達するのだが単に80点というだけではなく、最低限の60点から80点に増やしていく過程、つまり順当なルートを開拓できる。


男が基準を満たした完成品というゴールを設定し、女はそのスタートからゴールまでの道のりを作る。

そうする事で0からスタートする後続、次世代の人間は不要な事をせずに済み、従来ならそこにかかっていたエネルギーを人間の社会や文化、技術の次のステージに持ち越す事ができる。


男は引き算で、女は足し算をしていく事で完成されていく。

男とはプラスの存在。言い換えれば足りすぎた存在だ。ドンドン削りとってゴールを生み出す事で成長する。

女とは本来なら0、停止した存在だ。しかし社会が変化していくために相対的に0ではなくマイナスになる。

常に物足りない存在でありゴールを与えられて成長していく。


こう考えるとツイフェミの「男の所為で不幸」という見方も一理ある。

しかし男の所為で女とは常にマイナスの存在になる一方でその恩恵を最も与えられるのも女。

停止した存在だから今より更なる便利さを得る事は自発的にしないが同時に今の便利さを手放さない。

常にマイナスだから与えられる物に執着心はあるがその物自体に対して愛着はない。


ついでに言えば子供に対しては自分の延長という感覚だから愛着を持てる。

だからこそ基本的には女は無条件で子供を愛せる。…出来ない奴もいるが。

逆に言えば自分の延長だから持っていた愛着をいつから「血を分けた一人の人間」として尊重出来るようになるのかが女から母親になった違いとも言える。


また脇道にそれたが総括すると決断力が高いためにクオリティが低くても納得してしまう。

そして決断にはクオリティとそこにかかるコストを天秤に掛ける。

新しい事に手を呼ばず不安定さよりも今ある安定を維持する傾向にある。

どれもこれも重要ではある性質だがバランスが偏ってしまうとおかしな事になるのは男の拘りと同じ事。


女性蔑視のつもりはないし、あくまで素人の、一個人の意見。

※印でも立てておけば良い?

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