3分割に囚われた男は3分割で括れない物が出てきた時どうするか。
自分は誰かに見せたら黒歴史にしかならない異世界ファンタジー小説、まさになろう系とも言える小説を書いてる。
いや小説、というよりもプロットとかいう方が正しいかもしれない。
それを色々書いては消して書いては消してを繰り返してきた。
そして今回書いてる小説紛いのプロットは割と続いてる。
過去には特殊能力だけ考えて満足して終わった作品もあったし、それらと比べれば相当まともに行ってて満足している。まさに自己満足だ。
まぁそれは置いておき、その書いてる物語は戦闘の役職みたいなので前衛、後衛そしてその中間の遊撃といった立場の3人のキャラをメインに戦わせるようなストーリーきた。
そこからさらに次のステージに向かうに当たり、4人目の追加と4つ目の役割をつけることにした。
しかしこの扱いに若干困ってもいた。
自分は「自分で書いた作品だけど自分でキャラとか把握しきれないよ」っていうなんとも頭の容量の少ない人間だ。
3分割で設定を考えてるから余計にね。
そこでその3分割の考えの通りにここで3分割をさらに3分割してもいい。
けれど、ちょっと待ってくれ。
さらに3分割するとしたら合わせて9分割になるが味方に残りあと5人も入れるのかよ?
自分にそんな把握できるような力はないだろ、という思いもある。
なので逆に考えて今までの前衛、後衛、遊撃の3人を「基本」と言う区分の戦闘メンバーとしてまとめた。
そして新しく入るもう一人のキャラを「専門職」として分けた。
実際、そのキャラは今までのキャラとは違い直接的な戦闘能力よりも搦め手の専門要員として使いたいと思っていた。
そうすると「基本メンバー」「専門家」とくれば3分割なのでもう一つの区分も必要だ。
そこのキャラはまだ考えていないのだけど残りの区分も一応は「ワンポイント」だとかあるいは「ワイルドカード」的な物に取り敢えず設定しておく。何も思いつかなければ「フリー」でもいい。
話の流れで「基本メンバー」でも「専門家」でもない仲間キャラが出来た時にそのキャラの特性を考えて変えれば良いだけの話だ。
結局何を言いたいかというと3分割の考えで4つ目の要素が出てきたら、さらに3分割で9分割に細かくするか、
あるいは今までの最上位として考えていた区分をまとめてさらに上に区分けを作る。
パソコンでもあるいはスマホでもフォルダを作ってジャンルを分けるだろう。
それが常に3分割でフォルダを作ると言うだけ。
3分割から変えず、階層を上に下にと行き来する。
コレも見方を変えれば2分割では今ある階層に区分出来なかなったら下に下にも掘り進めるしかなかった。
しかし上の階層に一度上がるという3分割になった、とも言える。
話の例として自分の黒歴史小説(仮)を出したのだけど、こうして分類していけば自分の悩み事も分類出来て小さく感じるかもしれない。
それが所謂「この大きな自然に比べれば俺の悩みなんて些細なことだ」とというドラマとかで見かけるアレに繋がるのかもしれない。
でも最近の人はテレビドラマなんてみないか?でもフィクションなら漫画とかアニメ、ゲームなんかでもそんなシーンとか台詞回しみないかな。
まぁ流石に大自然と人間の個人的な悩み事の間にはもっと階層を挟むべきだとは思うけれど。
3分割に対して外から急に出てきた4つ目の要素は保留、という手もある。
けれど、例えどんな事であっても自分の中でどう考えても3分割に当てはまらない4つ目の要素が出てきたとしたら、それは自分のなかでそういう発想ができるようになった1つは成長した証、そんな風に思ってもバチは当たらないんじゃないかな、と老人は思うのよ。
山あり谷あり、そんなジェットコースターみたいな小説を書いてみたいと思うけど中々難しい話。なろう小説は色々言われる事も多いけど、実際よく書けるもんだよ。
物語の奥行きを出す為に味方キャラとか死なせたり出来ない気がするもん、俺。