筋トレもつまるところは3分割
筋トレが趣味なんだけど基本的にこれも3分割で考える事が出来る。
例えば筋トレをする目的も人によって細かく分ければ無数にあるがジャンルとして分ければおよそ3分割される。
例えばスポーツ等のための筋力強化。出力の強化。
そしてボディビルのような見た目を変えたい、という筋肥大。
そして筋トレそのものが楽しい、というもの。娯楽としての目的。
基本的に自分は優先順位としては娯楽>出力>筋肥大という順位はあるがいずれも目的であると同時にそれぞれの手段であり、経過地点でもある。
自分が最初にやり始めたのはダイエット目的。
特にデカい身体になりたいとはおもっていなかったが見た目を変えたい、という意味では筋肥大が目的と言ってもいい。
その後、筋肥大のためには重さが必要だ、とそういう器具を購入した。
次第に重い物を持ち上げるという事に娯楽として楽しみを覚え、大きな目的としては今の目的の順位となったが、娯楽として楽しむために重量は上がっていくし、重量をあげるためには筋肥大しなきゃならない。
常にこのサイクルが回っている。
このサイクルは筋トレだけじゃなく、他の趣味や仕事でも同じだと思うし、優先順位が変わっても結局は3つのサイクルが必要になる。
仮に筋トレで最優先の順位が筋肥大だとしてもそれには重量を扱う技術が必要だし、長続きさせるためにも楽しむ必要がある。
出力のためでも同じ事。
目的のために3つの要素がそれぞれが三角形の頂点となり、リサイクルマークのようにその頂点を回っているというわけだ。
さて同じように筋トレの動作も同じような話がいえる。
例えば自分的に一番好きな種目であるスクワット。
自分はもっぱらバーベルスクワットだが筋トレに興味がない人でも体育の授業などで自重トレーニングとしてやらされた人がいるだろう。
筋トレをやらない人からすればただしゃがんで立ち上がる、という物に感じるかもしれない。
実際、過去に自分はその意識で自重トレーニングでのスクワットで膝を痛めた事がある。
しかし実際はこれも考えるのは3つの意識。
・上半身の安定
・骨盤の傾きの安定
・股関節の動き
この3点をスクワットという種目ではおもに気をつけている。
勿論、その他にも考える事はあるのだがそれはスクワットというより筋トレ全般の話になっていく。
ではさらには一つ階層を上げて筋トレ全般の話となってもやはり3分割だ。
・足場の安定
・重りとなるバーベルやダンベルなどの安定。
・種目の動作の動き。
筋トレはこのように階層を上下しても1つの動作に対して2つの安定がセットで一つになっている。
筋トレの種目について細かくアレコレ言っても仕方ないからこの辺でまとめるが「動く」という1つの行為は2つの「安定」がなければ無理が出るということ。
足場がローションまみれのヌルヌル床でなんかまともに動けない。不安定な足場に立つために自分を安定させる必要がある。
またジムなんかで周囲に対してはアピールするために重量を自分の限界以上の重量で行った結果、可動範囲が狭くなって大したトレーニング効果を期待できない、って人もいる。
そういう安定すべきところを不安定にしていたら本来の目的となる動作は甘くなる、つまり安定せざるをえない。
所謂、「目的が手段になる」という話。
三角形の他にもリサイクルマークは四角だったり円だったりするけど、細かい事は気にしないでくれ。