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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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女らしさを求められるのが何故シンドイのか、考えてみる。

前話で男らしさ、に触れたから触れ無いわけにはいかないけど

性別が違うので本質的なところはわかりはしないが、ただの妄想だと思ってくれ、と。


結論から言ってしまえば女らしさとは化粧から言葉遣いから仕草まで一言で言えば女に対して「嘘」を求める事。

男の男らしさも嘘を求められているわけだが、男の持つ欲求不満を解消すれば男らしさが「真」になるため同じ嘘でも質が違う。


男らしさを求めるには気持ち良くなればいい男。

女らしさを求めるには嘘で身を固める事になる女。

女らしさを捨てれば非難される。


どうすれば女らしさの呪縛から逃れ、自分自身を見てくれるのか。


その手段の一つが「老いる」という事。老いを認める事。

女から母になれば無条件で子供が自分を愛してくれる。

母から老婆になれば皆が気遣ってくれる。

その辺りは爺は男らしくあろうとすれば気遣いは跳ね除けたくなるからね。


まぁ、やってられなくなるのは分からんでもないかな。

「女らしさ」の嘘をつき続けざるを得なかった安住の地が「老いた身」なんだから。


アダルトチルドレンにしても親から愛してほしくて家の内ではピエロを気取ったり、良い子の仮面を付ける。

安息の地である筈の家庭で「嘘」を付き続けた結果、外ではその反動で何も出来なくなり、最終的に「自分一人の世界」、つまり自室に引きこもる事が唯一の癒やしになってしまう。



個人的には女のシンドさなんて分からないけど、ツイフェミみたいに騒ぎ立てる人って「1軍半」みたいな人達なんだと思う。

1軍で活躍出来るスター性や個性はないが1軍に在席できるくらいには努力してきた。

2軍には本人としても行きたくないし、仮に行ったところで毛色が違う。そっちは老いを認めた人間だ。老いを認めたくないから努力してきたのに。


才能と努力を兼ね備えた1軍と老いを認めた2軍の間に挟まれて行き場がない。

だからもう女らしさそのものを否定するしかないのかな、と。


個人的にはツイフェミみたいな連中には良い感情を持ってないし、結局のところは性別も経験も住む場所も年齢も違うだろうからこのエッセイなんて自分の妄想で全然的外れなのかもしれない。


ただ、「嘘を付き続けた経験で何かがおかしくなった」と言うのであればそれは共通点で他人事ではないのよ。

貴女と自分は同志、とは言わないが何処か安息の場所は見つけてほしい、とは思うよ。


内と外、上と下、左と右、どんな場合でも板挟みになれば両方に意識を向けなきゃなる。気が張り詰めて疲労して余裕を無くし焦りとなり、そして怒りに変わる。

それに対してシンドイと言葉を漏らすのは甘えなのかな?

甘えでいいや。むしろ甘えさせてくれや。



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