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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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老化

生涯現役、生涯学習、アンチエイジングなどなど。

いかに若く、美しく、強くあるかが求められている。

弱体化、劣化する老化はネガティブなイメージで使われている。

加えて老害とか言う流行り言葉もあったり。

でも本当に老化って悪?


「朝は四本脚、昼は二本脚、夜は三本脚の動物」

有名ななぞなぞ。答えは人間。

例によって3分割。

赤子、大人、老人。

でも老人は実際は脚じゃなくて杖。

なぞなぞだから、で片付けられるけど実際は杖をつかない老人なんてたくさんいる。

そもそもとして動物を考えるときに「幼体」 「成体」は分けて考えるけど一般的に「老体」を一つの区分として分類するか?

あくまで高齢化した成体という区分ではない?

少なくともペットを飼ったこともないし、動物にもそれ程詳しくない自分は小猫と成猫の違いは分かるけど若い成猫と高齢の成猫の違いなんて分からん。

そんなの人間だから分からないだけ、と言われたらそれまではあるけど、それじゃあ人間に置き換えて若さを保ち続けてる高齢者と本当に若い世代の差は何?という話。


人間の分類を仕事で考えてみる。

赤子を含めた子供、未成年→準備期間、訓練期間

成人→本番、実践

老人→「○○」


この老人に割り振りされた仕事が軽視されている。

言い方とか表現の仕方なんてそれぞれだけど子供でも分かりやすいように言えば「まとめ」よ。

ただまとめただけでは人間社会にとって意味がないからそれを社会に伝える必要がある。

生涯現役?仕事は若い大人に任せなさいよ。

生涯学習?学びは子供に任せなさいよ。

老人には老人の役目がある。

この役目を出来るだけ遠ざけて、逃げている。


冬の老人、という名前でやらせてもらってるけど自分は老化を「答え」を出すという意味合いを持たせている。

なろうでこうやって書いてるのは自分の「答え」を伝えるためであって仕事じゃないし、稼ぐためでもない。

別に何か物書きのプロでもないしな。

あくまで冬の老人という人間の「答え」、もうちょい格好良く言えば「教訓」かな。


20歳から60歳、今は65歳?まぁ法律とかの定義はともかく、その40から50年のうち、後半の20〜25年の「老化」という状態の時に少しずつ答えをまとめていき、完全に老人となった時にはそれを教訓として教え伝える。

それと並行して出来るのなら第二の人生として新しい事に挑戦しても全然良いとは思う。

けど成人としての仕事が終わって老人として「教訓」を伝える役目から逃げて第二の人生を始めちゃったら何も尊敬されないよね、という事で今回は終わり。



そもそも何千何万年という歴史、動物の進化の過程で一向に老化機能が削除されんのだから意味はあるのよ。

withコロナ、じゃないけどwith老化。

老化とともにあれ。

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