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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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ドブさらい

昔の恨み辛みを吐いて恥を晒しているがいい加減コッチも疲れる。


他人のせいにしている自分が情けない。

感謝出来ない自分が情けない。

挑戦できなかった自分が悪いのに。

弱かった自分が悪いのに。

無能だった自分が悪いのに。

親だって責任で押しつぶされそうだったんだ。


糞ったれ。


こんなのただの作業だ。

我慢をさせられ、不満をためにためてどうなった。

小さい頃から良い悪いの二択を迫られ、二択の間に挟まれた自分の心を殺して。


確かに自分の不満はテレビや新聞のニュースに載るようなデカい問題じゃなかった。

一つ一つの問題は小さい日常的な物が多かった。

それを我慢し続けて、自分の心に何が出来た。

不満と憎しみのドブの池。


無能なお前は遠くに逃げ出せない。

池からドブを掻き出さなければならない。

そのための3分割。そのための他責、そう決めた。


ここで思い出に浸って過去の良かった事を探そうとすれば分割する判断が鈍る。

悲しみに暮れればドブを掻き出す手に力が入らなくなる。

恨み続けて分析に変えろ。自分で偉そうに語ったことだ。


ドブを掻き出し続けなければ池は元に戻らない。


どうすればいいか迷うときがある。

だからもう一度自分に問い直す。

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