口論の時の3分割
昔の話になるけど、ツイッターを始めた初期の頃、正直ツイッターのこと、そもそもSNSのこともよく分からなかった頃に面倒な相手、一人はおそらくは当時なろう作家、もう一人は所謂ツイフェミに絡まれた。
話題はそれぞれ自分が当時のなろうの風潮を否定気味に話した事。
もう一つはツイフェミの琴線に触れるその手の話題。
とはいえ、流れはほぼ同じだ。
当時の詳細は覚えていないが、簡単に言えば口論の時の3分割で考えている3つの要素が自分と相手で違うという事。
まだ当時は3分割とか明確に考えていなかったけど口論では「自分、相手、問題」という3分割だ。
しかし相手からすれば「自分、相手、周囲」という3分割。
多分、口論の内容としては引き分け、というか勝負にすらなってなかったと思う。
自分と相手の前提が違うからだ。
自分は相手に理解してほしい、と思ったが相手は自分に対して勝ちたいと思っていたと思う。
今でいえば論破したい、って話だ。
だから相手はRTを多用して自分と口論するよりも「どう思いますか、皆さん」という語り口調。
結局、当時SNSに対して無知だった、という事や気に食わない、という感情もあって無駄にリプライを返した。
また自分が物を知らぬために恥を晒した事もあったが謝罪した。
結果的にそれが相手を突き返す事に繋がったと思う。
責任の3分割。
自分の非を認めたというだけ。
勿論、相手は「それ見たことか」と一層騒ぎ立てたが結局ソレで終わり。
結局傍から見れば優勢だったのにそのまま自分を屈服させられず押しきれず立ち去った。
非を認めた相手をさらに追い詰める事は口論するなら1つの手段として有効だ。
しかし、それはその場に自分と相手というシンプルな状況ならば、だ。
相手は「周囲」の人間を巻き込んだ。
もっと簡単に言えば自分の正しさを示すために数の力に頼った。
だからその数の力にそっぽを向かれないために自分が正しい立場のように見せる必要があった。
それには「非を認め、謝罪した相手をそれ以上責立てる行為」はかなりやり辛い。
1対1なら多分相手が勝てた口論だ。
当時の自分はなろうについてはただの読者、で実際に投稿していた作者相手は実情に詳しかっただろう。
フェミニズム、というより性的マイノリティー関連の知識を知り始めたばかりだった。
相手が勝ちきれなかった要因はたった1つ。
数に頼ったおかげで勝ちを逃した。
数に頼れば数に行動が縛られる。
全ての口論に当てはまるわけではないが、相手がしっかり「自分、相手、問題」の3つの要素だけを土俵に持ち込んだなら自分も同じようにその3つだけ持ち込め。
問題をすり替えるな。余計な物を持ち込むな。
本末転倒するぞ。
一番良いのは反感買うような中途半端な知識をひけらかさず、そもそもSNSで口論なんてしないことがもっともなんだがな。
まぁ、何というか普通に愚かなのは自分よ。