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何か書きたい。  作者: 冬の老人
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異世界

なんやかんやで365日。明日から366日が始まる。

自分にとっては誕生日よりも大きな一つの節目。

最近AIのVtuberがBANされた、みたいな記事を見てこの間「vtuberはAIに取って代わられる」とドヤ顔で書いたエッセイが恥ずかしくなってきた。

AIvtuberなんて試作段階なのかもしれんがもう既に出来てたんだな、知らんかったよ。


ただそりゃそうなる、としか言いようがない。

AIvtuberなんて自分みたいな愚か者でも思いつく。

頭のいいヤツはvtuberが生まれた時点で、というかそれより前の段階から考えてる筈だ。

そもそもドラえもん、もっと遡ればアトム、あるいはSFの世界の中にはずっと前からAIを描いた作品がある。

そこに思い至らない訳が無い。


さてメタバースについても過去にAI主導の世界となるべき、と語ったわけだが、遡れば大昔から異世界を人は求めている。

それは宗教、神話といったもので神や悪魔などの存在がいる天界や地獄、あるいは桃源郷などそうした物。


そうした異世界を求めて山を超え、谷を超え、海を超え。

あとは地球で探りきれてないところは深海奥深く、地中奥深く?

そして地球から宇宙へと手を伸ばす。

勿論、新天地には新たな存在がいてほしいのだ。

新たな人種、新たな価値観、新たな宝。


そうした思いが自分から消えたから一年前の今日、終わると決めた。そして日を跨いで実行した。

感覚としては「1年が経った」より「1年生き延びてしまった」という感覚に近い。

何時かこの感覚が消え失せるのかどうか分からないが、何となく、こうやってエッセイを書きはじめてから薄まったような感覚はある。

今更遅いかもしれないがそれでも毒を吐きだしきらなくては。

女々しい、情けない、みっともない、そうした言葉から逃れるために自分を殺して我慢してきた。

そうしなければ殺されると思ってた環境で育った。


無条件で愛されたい。無条件で応援されたい。

無条件で認められたい。

けれど無条件でそれらを受けてこなかったから無条件を信じられない自分がいる。


無条件で自分を信じる。それが一番シンドい。

だから異世界へ転生したい。誰も自分を知らない場所へ。

自分すら自分を見知らぬところに。







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