1話 地球に転生することは不可能らしい
1話です!読みづらいかもしれませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです。
どうやら俺は死んだらしい。神罰?を受けたことによって即死だったようだ。普段ならこんなふざけた話に耳を傾けたりはしないのだが、今回はどうやら本当らしい。
「...死んだことが本当だということはわかりました。」
「ごめんなさい。」
「いや、もういいですよ。神様がそう易々と頭を下げないでください。」
「いや、でも...」
「神様って人間っぽいですね。」
本当に人間みたいに話す。神様って偉そうだとは限らないんだな。
「私が人間っぽいだけですよ。他の神様は神様らしく偉そうな話し方しています。もっともそれが普通なのですが。」
「まぁ、余談はこれくらいにして、本題に移るとします。」
「はい。お願いします。」
「まず初めに、あなたはもう地球に戻ることはできません。」
「え!?」
「申し訳ないのですが、地球で転生するには一度別の世界に転生する必要があるのです。それが転生規約になってますので。」
「なるほど、そのまま地球に転生することは不可能というわけですね。問題ないです。異世界に行ってみたかったので!」
「なるほど。では、私の権限を使ってあなたの記憶が転生した時に消えないようにしますね。」
「ありがたいです。」
「何か要望はないですか?私の手違いであなたを死なせてしまったので、私にできることならなんでもします。」
異世界転生ということに興奮して一瞬忘れていたが、そういえばこの神様に俺殺されたのだ。今なんでもするって甘美な言葉を聞けたし、アレを頼んでみるか...。
アースの設定見直した方がいいかもしれませんね。