不死の自堕落冒険譚

　『最強の魔女』と謳われて調子に乗りまくっていたルーナ。
　彼女はいつも通り部屋に引き篭もって『不死の薬』作りに専念していた。
　そんなある日、愛弟子であるマルギンに裏切られて命を落とす。――困惑、怒り、悲しみ、様々な感情が渦巻く中、彷徨うルーナの魂に『声』が聞こえる。

『器の再構築を開始します』

　復活を果たしたルーナだが、何故か種族は不死系最弱の魔物『アンデッド』だった。
　文句を言いながらも『不死』という特性を活かして『元最強の魔女』は各地を旅する。