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第7話

「おはようございます。」

斉藤が来た。昨日、散々心配した。でも心配しても起こった事は変わらない。

斉藤がいつもと違う。私はすぐ分かった。

「本当だったでしょ?」

「いえ。嘘でした!」

「嘘でしょ?嘘って言うの嘘でしょ?分かった理由は目が腫れてる。テンション低いし、私より出勤が遅い。挨拶した。香水してない。いつもは目がきれいで、テンション社会人のくせして高い。私よりも早く出勤して手紙カゴ持って伝言集めてる。朝、私が来たら挨拶の前に、仕事のことを1番に話す。いつも欠かさず香水してる。」

「そりゃ遅れることも忘れることもありますよ。」

「私は一流ジャーナリストよ。人間観察はジャーナリストの得意分野。私は、そう簡単に騙せない。ましてや、あなたみたいな新人ならなおさら。どう?嘘って言ったの嘘でしょ?」

「…はい。問い詰めたら殴られちゃいました。えへっ。笑っていいですよ?」

「…笑えないわ。あなたはどうしたい?」

「…戸辺さんならどうしますか?」

「私はね、経験豊富よ。私の親友はタレントやってたの。そして人気が出ないから、大物アーティストと結婚した。オトしたの。で、親友は浮気し放題。相手のアーティストは知らずに、私の親友を溺愛してた。のちにアーティストは浮気を目撃した。そして、アーティストからウチの編集部に電話が来た。出たのは私だった。親友が浮気してるって内容だった。要するに、復習したかったのよ。私は記事を書いた。大きくトップページに置いてもらった。そして、裁判になった。親友とアーティストが離婚するか、しないか。私はアーティストに浮気の証拠をタダであげた。私は親友よりアーティストの方に味方するのが正しいと思ったから。そして、アーティストが勝って離婚。慰謝料をアーティストは請求した。だから、斉藤あなたが正しいと思ったようにしな。私はそれが正しいと思ったら全面的に協力する!」

「…私…訴えます!その前に私の意見を書きたいです!」

「分かった!そうなるなら協力する。斉藤隆二を特集だ!タイトル『大阪府知事選挙、立候補の斉藤隆二の真実!』で行こう。」

「はい。」


こうして、戦争は始まったのです。

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