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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

通算4回目の尿路結石ができました

作者: たこす

※このエッセイはグロテスクで痛い表現が含まれています。

みなさんは尿路結石って経験ありますか?



私は男ですが、過去3回経験しました。



腎臓から尿道までの尿の通り道にできる結石の総称を尿路結石と言って、石の大きさや状況によって激痛を走らせます。


あの痛みは本当に凄まじいです。

例えるなら鋭利なナイフが脇腹(というか腰)にあって、中でグリグリやられてる感じです。


あまりに痛すぎて、何度も吐きました。

人間、痛すぎると吐くんです。


痛み止めの薬をもらっても気休め程度でほとんど効きません。

対処法は水をがぶがぶ飲んで早く排出させることだそうで。(自然排出が可能な場合)

つまり、速効で対処できる方法がないんです。



もう地獄でした。



この痛みから解放されるならいっそ死んでしまいたいとさえ思いました。

それくらい痛いです。



女性の陣痛がこのレベル(もしくは上)と聞いて、

「出産って本当に命がけなんだな」

と思いました。


私なら耐えられない。

男は陣痛の痛みに耐えられなくて死ぬとよく言われてますが、ほんとそう。

絶対死ぬ。



で、私の場合は数日(もしくは一週間ほど)悶絶する日々を送ったのちに自然に排出されたのですが、これまた痛かったです。

石が尿道を通って外に出るわけですから、そりゃ痛いですよね。

でも痛さよりも「この苦痛から解放される」という喜びのほうが大きくて、嬉しい痛みでした。(マゾというわけじゃないよ)


3回も経験してると「あ、これ出るな」ってわかるんです。


とにかく尿意が止まらない。

でもトイレに行っても一滴も出ない。

それがずーっと続いてくうちに、激しい痛みとともにポンッと排出されます。



その出た瞬間の嬉しさといったら!



人生のホッとしたランキング一位に輝くのではないでしょうか。




さて。


そんなこんなな経験をしてきた私ですが、つい先日。


4回目の結石ができました。


ビビりました。

トイレに行ったら真っ赤な血尿が出たんです。


朝はなんともなかったのに、お昼を食べたあとトイレに行ったら便器中が真っ赤っか。



「やべ、きた」と思いました。



3回目の結石が排出されたとき、その後の検診でお医者さんから「まだ腎臓に石があるね」とは言われていたので覚悟はしていたのですが。


でも仕事は休めないし。


しばらく放置したまま仕事を続けていました。

その間、毎日のように血尿が出続け。



しばらくして「これ、結石じゃなくない?」と不安になりました。



別の病気かも。

と思い、ようやく取れた休みに朝一で病院へ。


エコー検査の結果、やっぱり石が出来てました。


他の病気の可能性を示唆されながらも痛み止めをもらって帰宅。

とにかく水をがぶがぶ飲み続けました。

幸い(?)なことに、血尿は出続けるけど痛みはなく。


いつあの痛みが来るかと恐怖しながら毎日を送っていました。




やがて。


尿意が止まらなくなりました。

それはもう、やばいくらい止まらなくなりました。

でもトイレにいっても全然出ません。

でも尿意が止まりません。


絞り出すように出てくると、それはもう血の塊で。



ああ、ヤバい。

これ、本当に結石か?

別の病気じゃないか?



そんな恐怖に耐えながらトイレと仕事場の往復。

ついには我慢できなくなり、トイレに籠城。



ヤバいヤバいヤバい、と思っていると、ピリッとした痛みとともに赤いナニカが排出されました。




そう。

ようやく。

ようやく石が出たのです。


お医者さんからは「できたら持ってきてね」とは言われてましたが、キモかったのですぐに流してしまいました。

いや、マジで無理です。




その後の検診で、尿に血は混ざってないし、エコーでも悪性のものは見られないとのことで一安心。



でも通算4回目ともなると、食生活を見直さないとなと思いました(たこすは休みの日はカップラーメンしか食べてません)



皆さんも食生活には気を付けましょうね。


こんなグロッキーなエッセイを読んでくださってありがとうございました。



挿絵(By みてみん)



快気祝いに大好きなつけ麺を食べました(笑)


多忙につき感想の返信はものすごく遅くなると思います、すいません。

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