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ープロローグー ぬわーーっっ

タイトルを見てなんだこれって興味本位で覗いた君ッ!! 今画面の前にいるであろう君だよ君ィ!!


ちょッ 待て待て待てってッ!!! こういうメタ的なのが嫌いな人種もいるのは知ってるし、いきなりそういう要素入れてくるんだ~……って萎えてしまう気持ちもわかるが少しだけ話を聞いてくれ


こうなったのにはきちんとした理由があるんだ それは深い深いりゆ~が……ね?


その理由を話す前にまずは自己紹介だ 同志(オタク)諸君!! 


俺は神山(かみやま) 光一郎(こういちろう)歳は28歳 独身  身長176cmの体重70キロ  仕事は療術業で恋に仕事に大忙しだった()()()()()だ。


そして今岩山の壁に向かって滝の様に汗をかきなら一人でベラベラと喋る緑色の肌にでっぷりと出た腹、つるつるの頭に尖った牙の……まるでオークの様な……いや……オークが今の俺だ。


はい出た~転生したらオークだった件 スライムが良かったなぁー俺ぇッ!!! ゴブリンやオーガの美男美女と仲睦まじく町興し(まちおこし)していきたかったよなぁ!! 


っとっと危ない危ない 〇瀬先生に頭下げにいかないといけない所だった きっと大丈夫まだどの作品かバレてない筈……ファンなんです漫画単行本も集めてます アニメ2期ともちゃんと周回しました。


んん‘ッ!! 話を戻そう

 

こんな俺の話を聞いて勘の鋭い人は はいはい どうせトラックに轢かれたやら通り魔に刺されたやらトラクターに轢かれたと思いこんでショック死した話だろうっと思っちゃうんだろう?


わかってるってまぁ転生系でいえば一度死ななきゃ話が始まらないし? 避けては通れない部分にはなってくるだろうけどそんな話をしたいんじゃないんだよ。



聞いて驚くな?


なんと俺が生きている世界……そして生きていた日本(せかい)は……


「全て精巧に作り込まれたバーチャル空間だったのだッ!!! のだッ!! のだッ! のだ……」


……今冷ややかなモノを肌で感じたがあえてスルーしよう……世界観の設定としてどうなのとか浅はかとか今更感あるとか中二病とかそういう事絶対言うなよ そして思うな!? 俺そういうの鋭いんだから!!


さて……ここからは俺のアバターがオークになった経緯をなんと紙芝居として作ってみました! ……が見せる手段が無いので省略するぞ 書籍化すれば絵の上手な人が描いてくれるから大丈夫さ



………。



ヤバいなぁ~~……ネタが無くなった………考えるな俺……アホになって目を背け続けろ


あ~~~……どうしよう……えーっと……他になにか………



「痛たたたたたたッ!!!!!!」


ふと今いる世界が現実であるのだと気を抜いた瞬間、俺のケツに噛みつく一匹のチュパカブラが痛みと共に一気に現実(バーチャル)に引き戻し再びゴクゴクと音を立てて血を吸い始めた。


全身緑色の毛むくじゃら 手足の無い芋虫の様な身体に大きな赤い瞳 大きな口に鋭い歯の生えた謎の生き物……俺のお花摘み中に噛みついたコイツとは付き合いが長く噛みつかれてから既に二日経過している


二日も一緒にいるんだ名前くらいは付けてやらないとと迷走した俺はチュパカブラ(愛称ちゅぱみ)と名付けてやった。


ちゅぱみを引きはがす為に殴ったり鋭利な石で切りつけたり水につけてみたり色々な事をやってみたがなにをしても離れない……害が無いならまだしもとてつもない勢いで血を吸ってくる始末。


失血死を恐れた俺は現実(バーチャル)逃避(エスケープ)をした……そもそもこの世界自体がまやかしで現実で無く、俺は今も培養液の中でおねんね中なんだと……するとどうだろう嘘の様に痛みが消えてチュパミ自身が血を吸うのを止めたのだ……くっついてはいるけど!!



そんなわけで俺ちゃんはもうずっと壁に向かって現実(バーチャル)から目を背けてメタ的発言をブツブツと繰り返している訳さ!!



………




「ぬわーーっっ!!!誰かコイツをはずしてくださああああああああぁぁぁいッ!!!!!!!!」

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