あくまのこ
「後ろからまた来てます!俺が撃ち落と…」
「大丈夫。当たらない」
飛んできていた石はアライの読み通り当たらず付近に墜落した
「どんどん投げてくるのめんどくさいね」
「いっそ殺しに行った方がいいんじゃないですか?」
「400メートルくらいかな…てことは0.3秒か」
指でものさしを作りだいだらぼっちまでの距離を図っている
「0.3秒ってなんですか?」
「アイツを殺すまでの時間だよ」
両手を大きく伸ばし、まるで弓を引くかのように構えた
「星見る君へ」
頭上に黄金に輝く巨大な弓が現れアライの動作に合わせだいだらぼっち目掛け放たれた
大きな矢は光り輝きながら空気を切り裂き、1秒もかからぬまにだいだらぼっちの腹に風穴を開けた
「アイツ強いね。けどわかった」
だが綺麗に腹を抉った風穴はぐちゃぐちゃと再生していき十数秒も経たずして完全再生した
それを見てアライは笑った
体を貫いた石は左手と肺の1部を潰しており完全に死んだ…
だがそんな時思ってしまった…体を再生させればいい。
そんな簡単なことだったがアライは家柄のせいで硬い思考が植え付けられており想像力を殺してしまっていた
だが…死に触れたことで全てが生まれ変わった…全てだ。偏見や固定観念そんなものは全て…死んだ…
そしてその時もう1つアライは禁忌を思いついてしまった。自分の異能力量が少ないなら…異能を使用する時異能を使わなければいい。
何を言っているかも分からないだがそんな事も全て実現してしまうのが悪魔の子アライの異能…
アライは今後異能を使用する際…一切の異能力を消費しない
「試してみよっかな」
「丸丸」
細い左手に小さな丸い玉が現れ、だいだらぼっち目掛け投げつけた
どんどんどんどん玉はでかくなりだいだらぼっちに到達する時にだいだらぼっちの2倍ほどの大きさになり巨大な体を貫通しさらに奥へ突き進んで行った
だが下半身しかなくなった体は再び再生を始めている
「星見る君達へ」
また弓の構えを取り再び放つ。が今回は…空から先程の矢が数百本降り注いだ
「アライさーん!!他の人にも当たりますよ!!」
そう言う悟の呼び掛けも遊んでいるアライには聞こえていなかった…
降り注がれた巨大な矢はだいだらぼっちはおろか、それ以外の所にも当たってしまい、各地から砂煙が昇っている
「あーほんといい気分。今なら絶対なんでも出来る。今なら兄様を越えられるかも」
「それはどうでしょうね」
声のする方に目をやると老人が1人立っていた…
「誰だ?」
悟の呼び掛けに老人は一礼しこう言った
「はじめまして。私はニル=オルドと申します」
朗らかな老人は微笑んだ…
「はじめ!!上から光が降ってくるのじゃ」
再び街を捜索していたはじめとアガサの頭上に1本の光り輝く矢が2人目掛け落ちてきている
「あの感じ今からどう逃げてもきっと巻き込まれて2人仲良くお陀仏じゃ」
「どうすれば…」
バン!
大きな発砲音と共にどこからか弾丸が放たれ光の矢を貫い…。狙撃された光の矢はさらなる輝きをみせ消滅した
「気をつけろ。スナイパーはきっとまだ近くにいるぞ」
発砲音とともに2人は急いで近くの家の中に隠れ息をの潜めている…
「今放で探しておるがなかなか見つけられんのじゃ…お主後ろ!!」
「えっ?」
家の中には少し小さめなマンモスがいた。
アガサと俺は共に目を合わせ覚悟を決めた…
---ある人達の物語---
「なぁオルド、お主今からあさがたけ村に行くそうじゃのぉ」
「えぇそうですよ」
「何しに行くのじゃ?」
「死者の足跡を探しに行けと上から指示がありましたので」
「ほぉそうかそうか。それは大変になりそうじゃのぉ、頑張ってきなはれ」
「ありがとうございます。それでは行ってきますね」
「あっそうそう。あと一つだけええか?」
「どうそ」
「アライに何かあったらわしはお前さんを殺すからのぉ」
「……無事に帰って来れるといいですね。では」
そう言いオルドは消えた…
その朝オルドの家には一通の手紙が届いていた…
天上者ニル=オルドへ
あさがたけ村に行きアライを殺せ
上層部より
ニル=オルド、バフ=マーム
読みやすさ向上のため改変します。
できる限りなくしますが物語の違和感などが現れてしまうかもしれません。
PS…投稿休みます。次の投稿は2月1日21時からになります。
とりあえず変更は全て終わりました。
今は小説書いてます
変更
御三家 名前 デア家→ニコラ家
師匠の置き手紙の内容
パスクのカップ数 C→B (これはごめん笑)
マンモスの数30→8
放の説明




