侵入者
「久しぶりじゃ!お主ら」
「おう!3日ぶりだな」
ただただ広いだけの天上部本部に大声が響く
「たった3日の方が正しいと思うんだが。ていうかなんで本部にわざわざ呼び出されたんだ?」
アガサから電話が来たあとすぐパスク経由で本部に来るよう連絡が入った。
正直地下の長い通路行くのめんどくさいんだが……
「なんか話したいことがあるらしいぜ」
光り輝きウキウキしている手には大型のキャリーケースがあった
スクリーンがまた下ろされる
「おや、皆さんもう到着されていましたか」
大久保が現れた
「あっ審査員大久保じゃ!」
「残念ながらもう審査の時期は終わりましたので現在は係員大久保です」
そんな変わらない気がするか…
「待っそんなことはさておきあなた方に話しておかなければならないことがあるのです」
あの時の大久保とは違いいつになく真剣な眼差しを見せる
「今回のあさがたけ村の件ですが、まず前提として今現在我々天上部の第1任務を知る必要があると思いますので詳しく説明させていただきます。実は今現在バグ討伐より「死者の三大宝」の確保が第1任務なのです」
「知ってるか?」
「いや」
「知らんのじゃ」
2人とも横に首を振る
「まぁ入ったばかりですし知らないのも無理はないでしょう。では今から簡単に説明させていただきます。」
そう言い説明を始めた
「
死者の三大宝
世界に3つだけ存在する死に最近いナニカです。
存在自体は15世紀頃から噂されていましたが実際に確認できたのはここ数十年の話です。
1つ目。死者の記録
一人の人を強く想いながらその本を開くとその人物が死ぬ日付が分かります。ちなみにもう死んでいる人の場合は死んだ日付けが書かれます。
2つ目。死者の足跡
そのメガネをかけると地面以外の建物が全て透視されただただ地平線だけがみえる。あるいはただ1つ…赤い足跡が見えます。その赤い足跡というのは自分のことを殺す人が今踏んでいる場所を示しています。
3つ目。死者の言葉
この言葉を聞くと聞いた人は例外なく死にます。必ずです。どんなに相手が格上であろうと格下であろうと必ず死にます。ですが未だその言葉が何なのか分かっていません。
という感じでこの3つが死者の三大宝です」
コーヒーを口に含み、さらに話す
「ちなみに天上部以外の人間には極秘ですが、そのうちの1つ死者の記録は天上部が1960年からずっと保有しています」
「ってことは、後2つを見つければいいのじゃ?」
長い話で疲れているアガサが問う
「いえ、あなた方に探して欲しいのは死者の足跡だけです」
「死者の言葉はいいのか?」
そう悟が聞くとこくりと大久保は頷いた
「説明通り死者の言葉は聞いた人が必ず死ぬので回収は危険と判断しており天上部結成以来1度も捜索したことがありません」
「それは確かに危ないな」
「ということは今から行くあさがたけ村に死者の足跡があるということでいいんじゃな?」
「そう焦らずに、最後まで聞いてください。
数年前に行われた死者の三大宝に関する大規模な捜査の結果三大宝がある可能性が高い場所が46箇所ありました。そして今回行ってもらうのあさがたけ村はそのうちの一つという訳です。」
「数年前に行われたのになんでまだ全ての場所を確認し終わってないんだ?」
「さすがはじめさん勘が鋭いですね。実は数ヶ月前までは我々天上部の死者の三大宝への興味というものが全然なかったのです。そんな宝よりもバグを倒せの精神でしたので調査の提案さえありませんでした。」
「なんでいきなり興味が湧いたんだ?」
「興味が湧いたのではありません。興味を持たざるを得なくなったのです。」
深く俺達を見つめている、
「皆様は万という組織をご存知ですか?」
「よろず?」
「……知ってるのじゃ。国際犯罪組織にも認定されるほど凶悪犯罪や闇取引にも関与している闇落ちした異能力者が集まってできた集団。しかも中には権能使いやめっちゃ強い異能使いがいるほど強いのじゃとか……」
その途端後ろから声が聞こえてきた、
「説明ありがとーねー」
振り返るといつのまにか2人の人が立っていた
1人は刀を2本腰に携えているチビ
1人は白髪のチャラ男
よく分からない人達だけど今の俺達では天と地の差があると生物的本能が感知した
「選別」
そうチビが発したとたん天上部地下施設含め半径500mが一瞬白い球で囲まれた…
---ある人の物語---
「ナースさん。りんごの他にデザートってあります?」
「おしるこがありますよ」
「1杯いくらですか?」
「450円です」
「買います!」
後日4950円の請求が届くのであった
(これはミントに怒られました)
パスク




