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雨色パスク  作者: ちゃだえ
16/42

小学校の思い出

---20時46分---


「さてと、どうしたもんかな」


パスクも下に降りたが互いに少しづつ近づき距離を縮めているがどちらも自から仕掛けようとしていない……




一騎当千(リベラル)


己の平常時の肉体状態を基点とした自分を4~16倍にまで引き上げることが出来る異能


異能使用時でも筋肉や感覚以外は上げることが出来ずスタミナは基点のままとなる。だがたとえ16倍を使用している時も体力の減り方は基点と同じ比率のためMAXで使用しても直ぐにスタミナ切れになることは無い


加えてパスク自身元々優れた運動能力、肉体感覚、スタミナを持っており異能との相性が良い


だが欠点もある


強化されるのはあくまでもパスク本人だけのため走る、跳ぶ際に発生する衝撃を受け止めれる場所でないと使用が困難なのだ


つまり築98年を迎えるこの小学校では何度も異能を使用すると地面が壊れてしまう可能性があるのだ



「相手が私になった途端間合いを考え始めた。こいつやり手だね」


互いの距離が10mを切りあと一歩動けば始まる

どちらもがそれを認識していた


初陣…


仕掛けたのはテケテケだった、


真正面からの特攻攻撃。とても素早く殺傷能力がある切り込みであり、体に当たればすぐさま天に召されてたいただろう。


がその速さをものともしない認識能力の前ではそんなものが通用するはずもなくカウンターのパンチを食らった。


パンチを喰らったテケテケは教室の壁を貫通した。そして飛ばされてしまったせいで再び互いの距離の詰合いが始まる


もろにパンチを食らったテケテケは必要以上に警戒を強めパスクの攻撃可能範囲外であろうと一切隙を見せようとしない


そして再び駆け引きに出る


だが今度は一瞬だった。


集中のあまり額から汗が垂れる、それだけのことだった。

その瞬間試合開始のゴングが鳴り音速を超えるパスクの速さの前にテケテケは何も感じ取れず再び顔に拳を決められた


どんだけ意識を貼り巡らそうとそれを余裕で上回る実力差がそこにはあった


「んーん。やっぱり少し腕落ちたかな、昔だったらもう殺せてると思うんだけど」

余裕そうに方をぐるぐると回している

「まっあと1発もあれば終わりかな」


同じ攻撃方法しかないテケテケはふたたび距離をとり詰めてを繰り返した


「まったく懲りないなあ。これじゃ私が弱いものいじめしてるみたい」

3度目の正直と期待を膨らませパスクに向かい突撃を始める


テケテケが体当たりする瞬間、カウンター狙いのパスクに不吉なお告げが流れた


「ピンーポンーパンーポンー現在テケテケはあなたのうしろにいます。お気をつけください」

不吉なアナウンスとともにテケテケのがパスクの背後へとワープしパスクに大きな体当たりををぶつけた。


ゴン!という音がしパスクが教室の扉に吹き飛ばされた


「いってて。まさか放送室も参戦して来るとは…。こりゃ厄介だね」



1度攻撃を当てることに成功したテケテケは少し気分が上がっていたのだろう、再びアナウンスが鳴ると信じ突進を行った。


この時テケテケはまだ分かっていなかった。テケテケの体当たりが当たれば本来人間など一撃でバラバラになっていたはずだがパスクは五体満足のままであると……


先程同様放送室によるアナウンスは流れワープが発生した。


が、ワープ直後テケテケの頭部は粉々に砕け散っていた…。アナウンスの音が鳴ると共にすぐさまパスクはテケテケの位置を捉え蹴りを入れたのだ


そしてようやく放送室の少女は気づいた……自分とテケテケが手を組もうとパスクが本気で張り巡らされた意識の中でワープしてから当たるまで時間約0.06秒……遅すぎる、と。



「厄介になったら倍率をあげる。それだけだね」


下半身はおろか、頭部もなくなってしまったテケテケの体は少しづつ消えていっている


…あとは放送室か……無理そうだね。


「おーいパスクー!俺も下ろしてくれないかー」

「あっ忘れてた」


---20時59分---


「本題の放送室はどうするんだ?場所も分からないし相手は意図的に俺達を飛ばせってなかなかやばいんじゃ」

「はっくしょん…あー寒」

さっきからずっとこうだ。くしゃみを繰り返し、いかにももう終わったかのような雰囲気だ


「まったく…のんきだな」

「考えてもわかんない時は逆に何も考えない方がいい時もあるんだよ」

「それはそうだが実際俺達出られないぞ」


スマホの時計を見てカウントダウンを始めた

「5…4…3…2…1…0」




「21時になったな、始めるとするかのぉ」

午後21時。暗闇に包まれた学校上空に突如100を軽く超える量の光の球とともに老婆が現れた


電亜球」(でんあきゅう)



ドダドダドダと音を立て大量の光の球が学校目掛けて降り注がれた


「パスク上から…」

「…ごめん…はじめ、もう…無理」


光の球で学校が壊されていく中1人パスクは意識を落とした



---ある人達の物語---


「なぜアイ選ばれた?」

「仕方ねぇーじゃん。隊長が言ってたんだからさ」

「隊長が言ってた?」

「そだよ」

「行く」


???、???

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