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雨色パスク  作者: ちゃだえ
11/42

特訓の地下室


頭の中には一昨日のアパートの時のパスクの化け物フィジカルが浮かび出す。………どう考えてもきついんだが……


「全く大変なミッションだな。」

「それくらい出来できるようになってもらわないとはじめはすぐ死んじゃいそうだから」


「1発でも当てれれば俺の勝ちでいいのか?」

「そうだよ。だけど難しーよー」

(本当だよ……)


「よしじゃ、私は殴るからそれを避けつつ頑張って当ててね」


「えっ?殴ってくるのか?」

「もちろん。痛みがある方が覚えるのが早いからね、大丈夫大丈夫。さすがにあの時よりは力抜くから」


ニコッと笑い全然信用出来ない顔してる…



「行くよ」と一言言い、パスクは地面を力強く蹴りだした


床…壁…天井、次々高速で壁や床を蹴り移動していてとても目では追えない。ましては当てることなんて到底無理だがそんなもんお構い無しにシュンュンと壁を蹴っている


とりあえず撃つか


それっぽい体勢でウェポンを構え撃つ。銃口から「ビュン」という音を出して本当におもちゃの銃のような赤色のレーザー光線が出てきた。放たれたレーザーはそのまま加速度的にスピードをましていき壁に穴を開けた



その瞬間……銃を撃ったことによる一瞬の隙をつき近づきはじめの腹に思いっきしグーパンを決めた



その瞬間……「ジュン!」という激しい風の音と共にパスクがいつの間にか目の前に移動していた。そしてガラ空きになっていた俺のみぞおちに拳を決めた。

殴られた衝撃で少し体が下がる…


「グフッ…痛ってぇ」


言ってた通り少しは力を抜いてくれているみたいで何とか体がまだ言うことを効く。多分100%を決められたら()()()()だろうな



「しっかり狙わなきゃ当たんないよ」

「狙うって言っても見えねぇんだって、」


俺の愚痴を無視してまた地面を蹴りトンデモ速さで移動を続ける。そしてどんどんとパスクは速度をあげる




その後は1発2発3発と無駄打ちする度1発2発3発とグーパンを決められていった


「このままじゃずっと無理そうだな…」


さっきから無駄打ちする度にグーパンされる。

適当に撃つから隙が出来る。なら作戦変更

パスクが自分から来た所を撃つ、


銃を1度下に向け目を閉じる。聞こえてくるのは壁から壁へと飛ばしていく「シュンュン」という風を切る音ばかり


「来ないなら私から行くよ」


どんどんと音が大きくなり耳の中に風の雑音のみが渋滞している。


「あぁ、そうか。そうだったんだ、」

俺は大きく目を開いた


分かった…分かった


今まで大きな勘違いをしていた、

本気で神経を集中させればなんとかみれるって思ってた。だが実際聞こてくるのは雑音のみ、


ならばいっそ何もしなければいい。何も見ず。何も感じない

するとやがて体から余計な力や意識が抜け「無」の状態になる。


その瞬間俺は全て見え全て感じられる


今なら分かる。次の行動が…

何もない無の状態で感じた次の一手


「次に来るのは後ろ…」

振り返り銃をかざすとそこにはパスクが立っていた


「おめでとう、特訓合格だよ」

「えっ?俺撃ってないぞ?」


「この特訓の本当の狙いは銃の腕を上げることなんかじゃなかったの。君が試験の時出来なかった阿を解くことだよ」


ああ…そうか、確かにそうだ

集中を取り除き全身から意識を抜く、つまりそれは何も考えていない状態言い換えると「阿を解く」と言うこと


「阿を1度解けたらもう簡単に何度でも阿を解けるようになるからとりあえず阿を解けるようにしようと思って。」

「…まんまとパスクの狙い通りだったって訳か」


「そゆこと、はぁー疲れた疲れた。今日はゆっくり寝るとしようかな、」

グーット伸びをしてストレッチもどきをしている



「聞きたかったんだけど100%じゃないだろ」


帰りかけていたパスクの体がこちらを振り向きニコッと笑った

「バレてたか、」


「バレバレだ。アパートのお前より格段に遅かった。ちなみに何%くらいなんだ?」


「うーんと、30%くらいかな」


目で見えないあの速さで30%…ね



「バレちゃったことだし、ほんとに寝るとするかな」

「おう、おやすみ」


「ちなみにだけど明日はほんとに依頼来てるから」

「え?」


---7時5分---

昨日と180度変わって今日は朝から雪が降っている


「あーよく寝た」


布団から出たあと歯を磨きいつものリビングに戻るとミントがご飯を作っていた。


「あっおはようございます。本当に早起きなんですね。てっきり昨日だけだと思ってましたよ」


なかなかミントの言葉にはトゲが混ざっているな、


「そういうミントも昨日より早かったな」

「今日は社長から8時に起こしてと言われています頑張って5時からおきました」


「早すぎじゃないか?」

「YouTubeタイムとご飯を作る時間と含めるとピッタリです。ただ…スマホ充電し忘れてましたので今日のYouTubeタイムは消えました」

相当ショックだったんだろうな.顔から「しょげー」の雰囲気が伝わってくる


「まぁまあその分夜いっぱい見ればいいだろ。とりあえずパスク起こしてくる」


(きっとまた布団に閉じこもって爆睡かましてるんだろうな)


コンコンコン


「開けるぞ」


中に入りベットを見てみるとパスクがいなかった


「いない?どこに行った?」


「グガガガガガー」


ん?なんだ?


「ガーガガガーガー」


耳をすませ音がする方へ近づくき見てみるとベットの横でパスクが倒れて寝ていた


「ガガガガガガガググクガー」


---ある人の物語---



静まり返ったとある動物園その中に誰かがいた


「ヤットコレデハジメラレソウ。タイチョウニハバレナイヨウニシナイト」


???

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