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26日間のロサンゼルス滞在記が始まる。

 さてさて、今日は2000年代初頭に行った自由の国アメリカ、ロサンゼルスの約1か月のホームステイの滞在記を記そうと思う。西暦を濁しているのは明らかに私の年齢がばれるからだ。いや、年齢なんてただの数字だ。ただの数字なのになぜか言いたくはないというのが世の女性の心理だ。各所で当時の私の年齢が出てくるが、もちろん私のエッセイに読んでくれる素晴らしい天使みたいな皆様は、年齢の計算なんて野暮なことははしないはずだ。うん、きっとしないはずだ。


 よく考えると、今から約20年前の滞在記だ。今から記す内容は、現在のロサンゼルスとは違うかもしれない。けれども、根本的に根付いているアメリカでの文化はきっと変わってはいないだろう。

 今、世界中でコロナとかコビットとか可愛い名前の癖に猛威を振るいまくっているウイルスのせいで気軽に海外に行くことも出来ないこのご時世。このエッセイを通して、海外に興味ある方々や私の家族へ向けて、日本とは異なる文化の面白さ、不思議さ、衝撃さ、珍妙さなど1万以内に収まるか謎すぎるが記していきたいと思う。私は今から21歳になります。宜しくお願いしまーーす!!


 あ、なぜこの旅をしたのか。それはハリウッド映画が大好き過ぎたからだ。学生時代の頃の私は毎日1本映画を見るようなおかしな生活をしていた奴で、映画と言えばハリウッド。そんな聖地にとにかく思いを馳せた。そして辿り着いた時、あの山の上にある「HOLLYWOOD」の文字を見た時は感激しすぎて泣いた。これは夢かと思ったぐらいだった。滞在中に何度もハリウッドへ訪れ、ビバリーヒルズのバスツアーに参加したり、色んなミュージアムを見学して一人で大興奮していた。大興奮しすぎて、スタッフのおっちゃんに「何も持って帰らないでくれよ」と言われ、知らない人達に笑われた。


 世界史のカタカナの地名とかわけ分からないカタカナの偉人の名前は全く覚えられなかった癖に、なぜかハリウッド俳優のカタカナの名前はすぐに覚え、あ、この俳優はこの映画にも出てる! うお、この映画にも出てる! と、とにかく興奮しながらあらゆる映画を見ていた時代。ハリウッドへいつか行きたい! そんな21歳の私にその夢がやってきたのだ。英会話の先生のツテでロサンゼルスのロングビーチに住む香港人の留学生宅へ約1か月のホームステイをすることになった。ちなみに航空チケットはかなり前から取っていたのに出発の1週間前に滞在先が決まった。個人経由のホームステイはこのような実体である。というか英会話の先生がかなり豪快な、なんとかなるさ~な面白い人だったというのもある。ちなみに日本人。


 期間は7月27日~8月21日の26日間。とにかく毎日色んな場所へ出掛けた。本当に信じられないぐらいに様々なものを見た。ラッキーだったことに夏休み中だった現地の大学生達に毎日のように各所へ連れて行ってもらった。それはそれは濃いこーーーーい旅となった。そんな昔の話をなぜ今書けるかというと、21歳だった私が毎日欠かさず、ホームステイ滞在記録を日記にして残していたからだ。ナイス私。


 7月27日、今生の別れのように泣きながら見送る母親に手を振り、ヨン様が優しく微笑むパネルだらけの韓国の空港で乗り換えをし(え? ヨン様が分からないだって? ……え?)無事にロスへ到着。時差のせいで日本を出発した同じ日に着いた。タイムトラベルをした気分になる。そして、もちろんアジアな顔立ちの人はほぼいない。すごい、マジで来てしまった、自由の国アメリカーーン!!最高!!


 ここから私の人生観や価値観を180度変える滞在記が始まる。1万文字以内では全ては語れないが、中でもかなり衝撃的な出来事を無理やり7つの箇条書きで説明を入れながら語ろうと思う。いつか皆様にお会い出来たら、あと10万文字ぐらい喋りたい願望。その時は宜しくお願いしまーーす!!

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