>「税における正義は100のうち50が税とすべきだ、という数値には同意できるか?」
>「税における正義は100のうち50が税とすべきだ、という数値には同意できるか?」
「同意します」
不思議なほど宗教者が腐ってないなあ
ローマ国教のような軍事型封建社会で成立した宗教は
封建社会を正当化するために利用されてそれに反対する者は異端として処分され
清貧であるべきという教えを民衆にのみ押し付けて
貴族は軍事的対立のための権威の維持などの名分で富裕を認められる事で生業としての階級化が行われ
富まずに宗教組織に多くの寄進をする事が正しいという理屈が根本にあるので
「農民は家畜で生かさず殺さずが最適」という貴族の常識を
宗教権力者も持つのが普通で
農民を必要以上に富ませて歯向かう余裕を与えるのは損
という典型的“ 階級脳 ”の持ち主が
農民は仮想敵でもあると考えて「平等」を否定し続ける事で成り立つ社会ですので
宗教は腐るべくして腐ります
何せ
公平を否定して服従させる事を基本方針として
民衆を「支え」富を「配る」事を「支配」と考える
母系農業社会を否定して征服していった「父系軍事国家」
は
理想としての利他的な「善」を護る「正義」ではなく
暴力としての利己的な「欲望」を護る「必要悪」を正義だと騙る詭弁で運営されていますので……
そういう社会で
効率的な商人の考え方を軍人階級や宗教支配者が取り入れると資本主義社会が生まれずに
全体主義社会国家がいきなり生まれ
ルネッサンスも産業革命も起こらずに
宗教支配の征服型階級主義社会が長く続きそうです
欧州の歴史では産業革命以後に
効率的な資本回収手法として
商人が発明した精神文明によって大商人が台頭して
商人が傭兵をコントロールするシビリアンコントロールの社会形態の基が生まれましたが
順番が逆になって
軍人貴族にそういった手法が伝わると階級社会維持のために効率的手法を利用して
全体主義国家体制が資本主義成立以前に成立させ
商人が力を持たないように管理されれば
永遠に市民革命は起こらなくなりそうだからです
でも
なぜか宗教が腐っていないこの世界だと
宗教が腐敗する頃には宗教権力が国家化して
武家貴族を武力制圧して
宗教支配の社会主義国家とかが生れるのかもしれませんね




