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>せっかくのご説明ですがチンプンカンプン(質量と重量)


>せっかくのご説明ですがチンプンカンプン(質量と重量)


あー、説明が苦手なので解り難くて申し訳ない


要は

質量が増加すれば重量も増加する

質量と重量が比例する自然法則に干渉して


比例しないように排除するのが

これらの魔法のはずなのに


「重量増加」と「質量増加」の効果の違いを混同して

排除したはずの質量と重量が比例する自然法則を

適用しているという感想だったんです





重量=重力=万有引力への干渉

質量=原子の性質への干渉



「重量増加」=重力に干渉する魔法

「質量増加」=物質の性質に干渉する魔法

として



当然、現実だと

魔法などないので

普通は質量が大きくなれば重量も大きくなります


けれど魔法があると仮定して

この二つを別物と考えると効果も代わるはずです



重量は変化しても質量が変化しないのが「重量増加」

質量は変化しても重量が変化しないのが「質量増加」

とするなら



竹刀を「重量増加」で鉄の剣と同じ重さにします

これは硬くはないけど重いモノで殴られたのと同じ効果で

当然、竹刀は数回も使えば壊れます



竹刀を「質量増加」で鉄の剣と同じ質量にします

これは重さは竹刀と変らないけれど

鉄と同じ重さと硬さを持つモノで殴られたのと同じ効果です

当然、竹刀は竹なのに鉄の強度を持ちます



ただ物質に働く万有引力を増加させていくので

豆腐に使えばあっというまに崩れるのが「重量増加」



物質内部に働き物質結合や保有エネルギー量

という物質の強度に魔法で干渉するので


豆腐に使っても全ての物質がエネルギーに変化するレベルにならなければ崩壊しないか

それでも崩壊せずに次元を越えるように存在する


けれど


重力=万有引力なので

竹刀と地球が引き合う力は元のままという魔法が

「質量増加の魔法」





重量増加で竹刀を重くしていくと

周囲の物質が引き寄せられ

竹刀は崩壊してブラックホール化して

万有引力で周囲の物質を引きこみます


対して

同レベルの質量増加では重力は変らないのでブラックホール化はしないけれど

ブラックホールと同じように触れた物を全てを素粒子に分解する超強力な剣になります


全てを砕くとか次元を斬るとかの

中二系ファンタジーによく出てくる剣の理屈ですね




SFの理屈だと


重量増加はSFでいう「重力爆弾」

質量増加はSFでいう「素粒子分解ビーム」です


これを

区別しなければ「質量=重量」増加で「重力爆弾」で問題ないんですが


SFとかでわざわざ質量と重量を区別する場合は

そういう話だということです




ちなみに某SF的には

「質量制御=次元制御」で

質量を0にすると次元潜行する宇宙船ができ

次元潜行で超光速で移動できますが



質量を変えずに宇宙空間で速度を上げると

光速に近づくほど質量が増えていく

相対性理論のせいで

やがて物質は崩壊し素粒子化します


これが物質崩壊する「質量無限増大」効果です



それを「質量制御=次元制御」で拡散しないようにすると

「素粒子分解ビーム」になるというのが

質量と次元を操る技術のSF理論



ハードSFとか古いSF兵器とかの出てくる話を読んでいなければ


なんとなく質量と重量を混同してしまうので

解りづらいのかもしれません



あくまで

現実では質量制御も重量制御も不可能なので

SFや魔法とかの理屈で次元ひものような思考実験のみの話なんですが



質量変化と重量変化を別物と考えるなら

魔法で質量が増大したら万有引力も普通に増加するのでは

わざわざ二つを分ける意味がないという話ですね



もちろん作品批判ではないし

改稿をお勧めするわけでもなく

細かな理屈に拘るのならというだけの話なので


「この世界の魔法はそういうものなんだ」

という作者=創造主の特権に口を出したいわけではなく



あくまで一読者の無責任な感想です


某刑事ドラマではないですが

「どうにも細かなことが気になってしまうのが僕の悪い癖で」(笑)



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