>討ち取った敵の首をかっ斬るような連中でさえ、河原者などと彼らを揶揄するのである。
娯楽によって不平等な支配から目をそらさせる愚民化政策や‘ 金融による経済奴隷化 ’という類の征服。
そういう「無形の暴力」で支配する公家やローマ貴族的支配をしなくても
今と違って
「有形の暴力」での武家やモンゴル的な西欧から見た蛮族支配ができましたからねぇ。
支配者が商家ではなく、武家の時代なので
経済の発展で権力を持つ商業利権と違い
非生産階級の増加は害であるという考えが強いのも当然なんでしょうが
資源を食い潰しながらの戦争を前提とした文明であるのも
血統と富の寡占による階級型の征服=支配文化であるのも
商家支配は武家支配と基本的に同じ。
技術進歩で
富の寡占が世界的規模に拡大したせいで
先進国の大半の人間が公家や武家階級になって
大量消費で資源を食いつぶすことでその社会形態を維持してるにすぎません。
埋蔵資源も技術限界も有限なので
そろそろ商家思考の仮想経済による大量消費社会から
農家思考の資源経済による循環型社会に切り替え時なんですが
商家が利権拡大と同時に
宗教勢力を権力から分離するためにやった
“ 物質的な豊かさが幸福という考えと功利主義を結びつけた誤魔化し ”のせいで
最大多数の最大幸福=飽くなき欲望で有限の資源を巡り争い合う事が国家の正義
そう考える嘘で「世界を分断して争そい合わせるシステムをコントロールする事」が正しい方法論と騙られ
それを信じ込んだ多くの人間を「共犯者兼経済奴隷」にして
金融機構や石油メジャーや軍産複合体という国際的な利権組織を形成し
「富を独占するには階級と格差が必要」とか
「数が多ければ間引けばいい」とか
考える人間が戦争を起こして大量のテロリストを造り
しかも、技術進歩のせいで
バイオテクノロジーや核物理学とかで
人類を滅ぼしそうな技術が複数生まれてますからねぇ。
そういう‘ 暴力原理 ’の方向ではない
反愚民化政策で精神文明を維持して
必要量の豊かさを知る「足ることを知る」人間を増やす事が肝心なのでしょう。
しかし、それとは反対の方向を「経済成長」と読んで信仰している「自滅本能に導かれた刹那主義者」が、現在の経済界には蔓延っています。
「不平等競争型の血統と富の寡占による資本主義社会」を変えて
人類統一しての平等競争型の社会にしないと危険な段階になっても
理想の対義語を悪徳ではなく現実と呼ぶような誤魔化しで
“ 絶対にメルトダウンはしない原子炉 ”というような
自分達に都合のいい嘘を信じ込ませていれば
決して破滅なんてこないと考えさせ
“ 自分達に都合のいい現実しか信じない人間 ”を増やし続けて
利権と権力を維持し続けようとする
“ 自分のやった誤魔化しと嘘に縛られた利権屋 ”ばかりが
政治を動かしてます。
これは「後戻りできないと考える犯罪者の心理」と同じ類の心理ですから
ある意味で
武家や商家や芸能人といった非生産階級が
もてはやされる社会というのは
社会心理学として観ると
破滅型社会とも言えるのかもしれませんねぇ




