>主人公がチートなクソ野郎っぽくなった、なぜだろう
クソ野郎というか
過激派とかカルト教団によくいるタイプに見えますね
そういったタイプの人間が
人格破綻して見える理由を幾つかあげると
1
理念を求めているのに、その本質である理想を見失ってしまっている
この場合は
平和の本質的価値は命の価値と人の尊厳を護ることなのに
命の価値を貶めて人の尊厳を踏みにじっている
2
理念を追っているつもりなのに、理念を導く論理が破綻している
この場合は
平和を求める過程での非人道的行為を行うという事の矛盾を放置したまま行為を続けていること
3
理想を見失い、結果のみを求める事で、理念を貶めてしまっていること
この場合は
手段を選ばずに平和のために戦う事で
「平和のために戦う」という行為が愚かで悪であると周囲に誤認させてしまう事
などでしょうか
そういった事を考えもせず
矛盾があっても無視して
効率のみを重視して結果が全てと開き直る
態度は限りなく悪に近いもので
悪≒周りを見ていない身勝手な自称正義の「独善」で
現実では悪徳政治家や軍事利権に利用されるだけの
卑小なテロリスト達ですから
「悪い事をして何が悪い」≒「正義のために汚い手を使ってでも勝つ」
「結果的に自分達が幸せになれば、関係ないやつの不幸などどうでもいい」≒「正義の為には犠牲も必要だから、自分達を第一に考える弱く愚かな者は排除する」
というような感じで
建前で正義を口にする悪徳政治家と同じ理屈で動く同類という事になります
そういった人間が造った社会システムで世界が統一したとしても長持ちするわけがないし
命の価値を貶めて人の尊厳を踏みにじった戦争のない状態は
平和ではなく、征服と制圧でしかない
平和を築くのに忘れてはならない「理想と人道」を無視しているように見えるため
「狂信者」とか「頭の足らないテロリスト」とか
「世界平和を口実に戦争して儲ける右翼軍事利権」とか
「平和主義を喰いものにして貶める左翼プロ市民」とか
そういった類の典型的な現実的悪役と
主人公が被って見えてるのが問題なのでしょう
ファンタジーでチートな物語を目指すなら
そんな「現実にいそうでカッコ悪い下衆な悪党達」と主人公が同類っぽいのはマイナス要素ではありますから
修正が必要でしょう
逆に
現実というものを物語に映し込み風刺的に
「戦いの無意味さと暴力で平和を勝ち取る事が矛盾であるというテーマ」を描く物語なら
今の主人公が「間違い続けて後悔する」という展開は必須でしょう
どちらの路線にいくかは判りませんが
先が楽しみです ^^