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No.756.paralysis
グラスに注いだウイスキー
その中に感じる琥珀色の空
ぎくしゃくし始めた何か
それがやけに頭を締め付ける
二日酔いなわけじゃない
疲れきったのか
許されぬ事だとわかっているのか
感覚の鈍い足をひきづる
窓辺に漂うラプソディー
その音に隠れる 灼熱の調べ
でこぼこしている想いが
あれが妙に心をかきむしる
鬱に支配されてはいない
腐りきったのか
認められぬ事だと知っているから
痺れてる重い腕を振り出す
麻痺している個性
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いろいろとしびれる事はありますが、情熱にしびれるといろいろと・・ね。