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この想いが届くまで。

作者: road

空の上の天国ってとこに来てから

毎日お前だけを見てた。

俺がこっちに来てから

お前は毎日泣いてる。


泣かないでくれよ。

俺はその顔じゃなくて

お前の笑顔が見たいんだ。


予想はしてたけど、

お前はついに声まで枯らしちまって。

涙も枯れちまって。

このままじゃ、

お前が明日にでも

俺のとこに来てしまいそうで。

そんなのは望んでないんだ。

ただ、お前が生きていてくれたら。

笑っててくれたら。


俺は神様ってのにお願いした。

ほんとに、神様っているんだな。

少し驚きながらも一生懸命お願いした。

彼女に手紙を届けたいと。


神様に許してもらった、

人生初の、そして最後の手紙。

こうなるんなら、

国語、勉強したら良かった。

何を書こうか悩み続けて

時間は経っていく。

俺は、かっこいいこと言うのは下手だから

とにかく思ったことを

書いてくよ。


…そういえば、

お前に言えなかった言葉があった。

何度もお願いしてきたけど、

照れくさくて言えなかった。

どうせ最初で最後だ。

言ってやるよ、『愛してる。』って。


お前の願いも叶えたから、

俺の願いも叶えてくれよ。

他の男に絶対渡したくないけど、

お前が幸せなら良い。

お前の為なら雪でも雨でも降らせるから。

どうか笑って。

俺が一番好きだった笑顔を見せて。

約束な。


お前の事、

すっげー愛してる。


…さぁ、

この手紙を送ろうか。

この想いが届くまで、

お前に『愛してる』と叫びながら。




…いかがでした??

どうしても、手紙を

送った彼の気持ちも

書きたくなってしまって

書いてみました。

愛って良いですよね。


感想等、頂けると幸いです。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。



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― 新着の感想 ―
[一言] はじめまして、Glarayと申します。 あなたの詩文、拝見させていただきました。 彼が亡くなって天国にいるという設定の下、ストレートな感情が表現されていて良かったです。 愛はいいものですね…
2011/12/18 20:04 退会済み
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