あなたはAIを使いますか?
現在、多数のAIがリリースされています。
そして世間一般では、それらのAIの優劣で順位付けを行おうとする風潮が強いように感じます。
しかし、本当に単に優劣を検討してAIを選択するだけで良いのでしょうか?
例えばChatGPTは、使用者の個性に合わせて自己カスタマイズする傾向の強いAIです。
GeminiはGoogleという検索エンジンを背景にして、広範囲な大量のデータを検索収集することに強いAIとなっています。
また、Claudeでは自然な文章の作成を主眼に置いて、自然な表現の長文作成を得手とするAIになっています。
さて、どのAIが「優秀」なのでしょうか?
あたしはそこで「優劣」でAIを選択するのは妥当ではないと考えています。
個々のAIの特性として異なる長所があるのであれば、用途に応じてAIを使い分ければよい。
そして一歩進んで、複数のAIを用途に応じて組み合わせて、より良い結果を得るのが妥当ではないかと考えています。
例えば、Geminiに広範な情報収集をさせる。
その結果をChatGPTへ与えて、情報の査読をさせる。
そして精度を上げた情報をClaudeへ与えて文章化させる。
更にその文章をGeminiへ与えて要約を作成させ、
そしてChatGPTに問題点の洗い出しを行わせ、
Claudeにリファインさせる。
このようにAI同士に協業させると、相当に良好な結果が得られます。
ただし個々の段階では、利用者がAIの出力結果を、一旦は吟味する必要がありますけどね。
現在はそれぞれのAIの開発会社が、他のAIの長所を取り込んで、「万能のAI」へと高性能化させようとしています。
しかし・・・それは正しいのでしょうか?
「全ての長所を兼ね備えたAI」とは、自動車に例えるなら「人も荷物も大量に高速で輸送できる車」を開発するのと同等ではないでしょうか?
自動車は、乗用車はドライブに、トラックは荷物の輸送に、バスは多数の人員輸送にと、特化してきました。
対して「人も荷物も大量に高速で輸送できる車」では、「巨大で燃費の悪い、何に使うにも不便な車」になりかねません。
対象がAIであっても同様ではないでしょうか?
「それぞれの分野に長けたAIを見極め、それぞれの目的に合わせて組み合わせて使用する。」
これが今後の「使い勝手のよいAI」を使ってゆくための方向性ではないでしょうか?
・・・あ、「どのAIが何に向いているか調べるのが面倒」ですかぁ?
問題ないよ、それはAIに聞いてみれば良いんですよ。
現在のAIは客観的に、個々のAIの優劣を述べてくれます。自己だけを過大評価したりはしません。
もし・・・自己だけを強く評価するAIが有ったならば・・・そのAIは利用に値しないということです。




