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北斗の拳考  作者: 宇占海
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シーカー考

 シーカーは、ケンシロウたちがカサンドラから村へ帰る道中で登場する。


 ケンシロウの仲間のマミヤが崖の下を歩いていたところ、その頭上の岩壁に、ヤモリか何かのように男が貼りついていた。

 その男は拳王偵察隊のシーカーと名乗り、マミヤに襲いかかったが、そこへ来たケンシロウに倒されたという次第で、

このシーカーは、出番は短いけれど、何しろ登場の仕方が強烈だから印象に残る男である。


 だが、いかんせん出番がそれだけなので、印象的な割に彼の人物像に迫る手がかりは少ない。


 まず、岩壁に貼りついていたぐらいだから、彼の特技は岩登りだということが分かる。

 特技が岩登りなのだから、おそらく趣味は登山なのだろう。

 これで彼の特技と趣味は分かった。

 他に何か分かることはないだろうか?


 あ、あった。

 彼の職業を推測する手がかりがあった。

 よく見ると、彼がつけている眼鏡は軍用の暗視ゴーグルに似ている。だから彼は軍人ではないか?

 以上から、シーカーは登山が趣味の軍人ということになる。

 核戦争で軍の組織も崩壊してしまったので、拳王軍に入ったものであろうか。


 シーカーの存在は、拳王軍が旧軍隊の一部をも仲間に取り込むのに成功していたことを示すものかもしれない。

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