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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約半年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性があります。予めご了承下さい。

世界を変える私(♀)とお前(♀)の物語――だけどお前の目的は私とイチャラブエンドを目指すこと!?

「……あ~あ、アイファ先輩におち〇ち〇が生えてれば良かったのに♡ そしたら今頃あたしたちは……ポッ♡」

 ……お前は何を言っているんだ?

 これは神聖国家ハイラルディンでの出会いに起因する少女との話。

 そこは争いが絶えなかったこの世界を平定し、人々に恒久の平和をもたらした男、神帝を自称するフォルグが住まう街だが、そこが男のためだけの理想郷(ディストピア)――他人を自分にとって使えるか否かだけで判断し、使えなければ問答無用で切り捨てるという、男のエゴの集積所だと知るのは、私の他には私の先輩しかいない。

 だからと私たちはこの手であの男の支配を絶つと、事実を知らず食い物にされている少女たちの尊厳を守ると誓い、私は中から、先輩は外から変えようということになっていた。

 しかし、そんな奴は信仰の名のもとに事実を隠し、過去の功績によって未だ多くの者から尊敬を集めているので、真実を公表したところで糾弾されるのは私たちの方と、内側での仲間集めには時間がかかってしまっていたが、そんな誓いから3年の月日が経ったある日、私はとうとうその妹分と出会うことになる。

「な~んかあいつ、胡散臭いんだよな~」

 それはその少女が発した言葉。

 その不敬さに周囲はざわめき、なんと不遜なと憤る気持ちが溢れる中で、それを諫めた私であったが……フォルグ打倒の意思を持ってくれそうな彼女こそは、私が待ち望んでいた相手。

 だからと私は彼女に賭けて、私の胸の内を、『私にはお前が必要なのだ』という想いを伝えると、「いいですよ。先輩なら」と言ってくれ、私たちは運命共同体となったのだが……


 なんでお前は服を脱ぎ始めたんだ?


「だって、先輩はあたしが欲しいんでしょ? だったら……ポッ♡」

 違う。そうじゃない。

 私が変えたいのは女同士で結婚できない制度ではない。
 打ち壊したいのは同性愛への差別ではない。

 頼む、聞いてくれ!
 私は本気なんだぁぁぁ!!

 そうして始まる世界を変えようという暗躍は……心配の種しかありませんでした(-_-;)
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