EP5-0 - EP4キャラクター設定まとめ
これまでの簡単な登場人物解説です。大分増えましたね……。
◆フィニティ・フレイン
ヤクノシュ山という人が寄り付かない山奥で祖父母と暮らしていた謎が多い魔法使いの少女。十歳くらいの外見で、栗色の髪を肩まで伸ばしている。
本人の性格としては好奇心旺盛なごく普通の女の子であるが、他人とほぼ関わらない生活を送っていたため、一般的な常識が欠けていたり、やや空気が読めないところもある。
魔法使いとしてみると強い魔法力を持っており、かつ現代では扱う人間がいない古代魔法を扱える少女。
現在はマージ・モンドの特別枠クラスの生徒として現代の魔法を学んでおり、古代魔法研究会の一員として日々を過ごしている。
◆エリー・サーベス
マージ・モンドの女子生徒、十六歳。金髪のツインテールで背丈がやや高く、容姿も整っているため、実は彼女に好意を寄せる異性も多い。
マージ・モンドを創設した男、スーン・サーベスの娘であり、理事長の娘という立場である。その立場やスーンの名声を利用したいがために声を掛けてくる人間が多く、稀に内心で悪態をつくことがあるが、本人が思っているよりもお人好しな性格をしている。
古代魔法を扱えるフィニティの存在が利用される可能性を考慮しており、学校では主に彼女と行動を共にしようと考えている。
実は意外と力持ちであり、小柄とはいえ十歳くらいのフィニティを抱えるほどの力を持っている。
◆セン・チャーティー
マージ・モンドに勤める二十四歳の男性新米教師。黒い長髪を後ろでひとつ結びにしている。優しく温厚な性格をしていることもあり、一部の生徒からは親しみを込めてファーストネームの「センちゃん」と呼ばれることもある。
フィニティを山から連れ出した当本人であり、彼女をマージ・モンドに入学させるための手続きを行った。
魔法で作られた機会である魔法機器についての知識があり、簡単な分解や解析なら一人で可能である。
◆シャータ・スチャン
マージ・モンドの女子生徒、十六歳。薄桃色の髪を腰辺りまで伸ばしている。
流行りものや噂話などが好きで社交的な性格をしており、校内には多くの友人がいる。エリー、フィニティの両名もその中の一人であるが、エリーの立場を理解しているためか、彼女のことはやや特別に気にかけている節が見られる。
◆ハジメ・クゾカイダ
マージ・モンドの特別枠クラスの男子生徒、十六歳。大柄な体格をしており、黒い髪を無造作に伸ばしている。
思ったことはすぐに口に出す性格をしており、良く言えば裏表のない人間、悪く言えば配慮の足りない人間だと噂されている。
五人家族の長男であり、小さな弟や妹がいる。
◆リーバ・バロア
マージ・モンドの女子生徒、十七歳。前髪の一部が目にかかるような野暮ったい髪型をしている。
お喋り好きで常にふざけた振る舞いをしており、口調も老婆を意識したものを使っている。口調に関しては彼女が古代魔法研究会に所属しており、形からでも古代の人間に近づくため使用している。とはいえ古代魔法については自由自在に扱えるわけではなく、絶賛勉強中である。
◆フレムー・ネガメノ
マージ・モンドの特別枠クラスの教師を勤める女性教師。センと同じく二十四歳。
眼鏡を掛けて切れ長の瞳をしており、真面目そうな印象を与えている。
◆ワイル・ツヤ―
◆ショージュ・セイト
マージ・モンドの男子生徒と女子生徒。実技魔法研究会というクラブに所属している。
◆謎の人物(商人)
黒いコートを羽織った正体不明の謎多き人物。性別すら不明である。
詳細は不明だが、恐らく古代魔法を扱えること、フィニティが目的であることを推測されている。
過去にエリーのコンプレックスを刺激し、彼女に副作用が含まれている薬を飲ませ被害を負わせた。




