EP11-0 - EP10キャラクター設定まとめ
これまでの簡単な登場人物解説です。
恐らく解説もこれで最後になると思います。
◆フィニティ・フレイン
ヤクノシュという山で暮らしていた魔法使いの少女。十歳くらいの外見で、栗色の髪を肩まで伸ばしている。
正体はドアンドの娘、フィニティを基に魔法で創られた人工の生命体。魔核という結晶で動いており、心臓や魔臓が傷ついても魔核さえ無事であれば生きていくことができる。
◆エリー・サーベス
マージ・モンドの女子生徒、十六歳。金髪のツインテールで背丈がやや高く、容姿が整っている少女。
マージ・モンドを創設した男であり一流の魔法使いである、スーン・サーベスの娘。
フィニティの過去を聞き、彼女に強い同情の気持ちを抱いている。
◆ゲシハー・フレイン
◆サオエル・フレイン
フィニティの祖父母。フィニティからはそれぞれじっちゃん、ばっちゃんと呼ばれている。
正体はユニヴァース・ロストと呼ばれる古代の人物であり、ドアンドから逃げるため、時空魔法を使って現代へとやって来た。
フィニティと共に三人でヤクノシュ山にて暮らしていたが、二年前にドアンドの魔力を感じてとある遺跡へと向かったところ、ドアンドに封印の魔法を掛けられてしまい、身動きが取れないでいた。
◆ドアンド・フレイン(黒いコートの人物)
フィニティの父親。現代にて正体を隠しながら暗躍しており、ゲシハー達がフィニティに宛てた本を奪い取った。
過去に自分の娘を病気で亡くしており、複製魔法を使ってフィニティを作り上げたが、そのフィニティから自分のことを忘れられていたことからフィニティを殺そうとしていた。
目的があって現代へとやって来ているはずだが、今のところその詳細は不明。
◆オコサ・フレイン
フィニティの母親。ドアンドの攻撃からフィニティを庇い、亡くなった。
ゲシハーとサオエルの娘であり、他人を思いやる心が強く、優しい人物だったとのこと。
◆スーン・サーベス
フィニティたちの通う学校、マージ・モンドの理事長であり、エリーの父親。
娘と同じく金色の髪と赤い瞳を持ち、年齢は五十代半ばだが皺ひとつない整った顔をしている。
◆セン・チャーティー
マージ・モンドに勤める優しく温厚な性格をした二十四歳の男性新米教師。黒い長髪を後ろでひとつ結びにしている。
フィニティを山から連れ出した当本人であり、彼女をマージ・モンドに入学させるための手続きを行った。古代魔法研究会の顧問も担当している。
◆シャータ・スチャン
マージ・モンドの女子生徒、十六歳。薄桃色の髪を腰辺りまで伸ばしている。
流行りものや噂話などが好きで社交的な性格をしており、校内には多くの友人がいる。エリー、フィニティの両名も友人の中の一人であるが、エリーの立場を理解しているためか、彼女のことはやや特別に気にかけている節が見られる。
◆ハジメ・クゾカイダ
マージ・モンドの特別枠クラスの男子生徒、十六歳。大柄な体格をしており、黒い髪を無造作に伸ばしている。
思ったことはすぐに口に出す性格をしており、良く言えば裏表のない人間、悪く言えば配慮の足りない人間だと噂されている。
◆リーバ・バロア
マージ・モンドの女子生徒、十七歳。前髪の一部が目にかかるような野暮ったい髪型をしている。
古代魔法研究会の会長であり、失われた技術である古代魔法についての解析や研究を行っており、簡単な古代魔法であれば扱うことができる。
お喋り好きで常にふざけた振る舞いをしており、口調も老婆を意識したものを使っている。
ふざけた口調から常識はずれの変人だと思われがちだが、根の人間性は比較的まともである。
◆生徒会長
マージ・モンドの生徒会長。目は大きく、鼻筋や口元が整っており、やや中性的であるもののクールな印象を与える金髪の美少年。
リーバの幼馴染であり、やけに芝居がかった口調や中身のない話をするところはその幼馴染によく似ている。何故か本名で呼ばれることがほとんどない。
◆ワイル・ツヤー
◆ショージュ・セイト
マージ・モンドの男子生徒と女子生徒。実技魔法研究会というクラブに所属している。
ワイルはリーバと協力して古代魔法を現代魔法へと変換し、ゲシハーとサオエルの復活に貢献した。




