表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フィニティ・フレインは山を下りて何を思うのか  作者: 鳥羽 こたつ
エピソード2

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/251

EP2-8 - 少し広がる誤解

ブクマ1件いただけました!

ありがとうございます! 本当に励みになります!

 目の前にいる少女が萎縮してしまった様子を見て、金髪の女生徒は気まずそうに目を逸らす。彼女は少女の行動を注意したかっただけで、怖がらせようという意図など欠片もなかったのだ。

 少々表情が厳しすぎただろうか。そう思った女生徒はできるだけの笑みを顔に浮かべ、再度少女と向き合い始める。

 

「わかれば良いのです。ところであなたは一人なのですか? パパやママは?」

「うわぁ」


 笑顔を浮かべた女生徒を見て、明らかに動揺するフィニティ。そんな反応を予想していなかった女生徒は、固い笑みを浮かべたまま首を横に傾げた。


「パパとママは?」

「い、いないです。ここへはセンって人に連れてきてもらいました」

「チャーティー先生に?」


 馴染みのある人物の名前を出され、女生徒は笑みを忘れる。教師セン・チャーティーは、この女生徒が所属するクラスの担任なのだ。


(何故チャーティー先生がこの少女を?)


 普通に考えれば、彼の家族や親戚と考えるのが妥当だろう。だがこの少女は、センのことをまるで他人のように話していた。それを考慮するとわかりやすい関係とは考えづらい。それに両親がいないと話していたことにも、女生徒は引っかかりを感じていた。

 一体どういうことなのだろうか……。真剣な表情で顎に指を添え、その場で考え込む女生徒。すると、遠くの方から廊下をバタバタと走る音が聞こえた。フィニティと共に音の鳴る方へ視線を向けると、走っていたのはこの話題の中心人物であった。


「見つけたぞフィニティ! ダメじゃないか、勝手にいなくなっちゃあ」


 ぜぇぜぇと息を吐きながら、センはフィニティに注意をする。恐らく全力で彼女を探していたのだろう、彼の額は汗でびっしょりと濡れていた。

年末年始が移動と付き合いで書く時間がほとんどありませんでした……。

残り数時間ですが、皆さん良いお年をお過ごしください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ