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フィニティ・フレインは山を下りて何を思うのか  作者: 鳥羽 こたつ
エピソード6

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EP5キャラクター設定まとめ

これまでの簡単な登場人物解説です。

 ◆フィニティ・フレイン

 ヤクノシュ山という人が寄り付かない山奥で祖父母と暮らしていた謎が多い魔法使いの少女。十歳くらいの外見で、栗色の髪を肩まで伸ばしている。

 魔法使いとして能力をみると強い魔法力を持っており、かつ現代では扱う人間がいない古代魔法を扱える。

 本人の性格としては好奇心旺盛なごく普通の少女である。しかし他人とほぼ関わらない生活を送っていたため、一般的な常識が欠けていたりしたことがあったが、その点はマージ・モンドの生徒として過ごしていく中で改善傾向にある。

 最近見た夢の中で、自身の記憶にはないが知っているはずの人物を見て、自分の記憶が正しいものなのか疑問を抱き始めている。


 ◆エリー・サーベス

 マージ・モンドの女子生徒、十六歳。金髪のツインテールで背丈がやや高く、容姿も整っているため、実は彼女に好意を寄せる異性も多い。

 マージ・モンドを創設した男、スーン・サーベスの娘であり、理事長の娘という立場である。その立場やスーンの名声を利用したいがために声を掛けてくる人間が多く、稀に内心で悪態をつくことがあるが、本人が思っているよりもお人好しな性格をしている。

 古代魔法を扱えるフィニティの存在が利用される可能性を考慮しており、学校では主に彼女と行動を共にしようと考えていた。そのため自身は所属していない古代魔法研究会というクラブに毎日のように出席している。


 ◆セン・チャーティー

 マージ・モンドに勤める二十四歳の男性新米教師。黒い長髪を後ろでひとつ結びにしている。優しく温厚な性格をしていることもあり、一部の生徒からは親しみを込めてファーストネームの「センちゃん」と呼ばれることもある。

 フィニティを山から連れ出した当本人であり、彼女をマージ・モンドに入学させるための手続きを行った。

 魔法で作られた機会である魔法機器についての知識があり、簡単な分解や解析なら一人で可能である。

 現在は古代魔法研究会の顧問としても勤務しており、会員であるフィニティやリーバの面倒を見ている。


 ◆シャータ・スチャン

 マージ・モンドの女子生徒、十六歳。薄桃色の髪を腰辺りまで伸ばしている。

 流行りものや噂話などが好きで社交的な性格をしており、校内には多くの友人がいる。エリー、フィニティの両名もその中の一人であるが、エリーの立場を理解しているためか、彼女のことはやや特別に気にかけている節が見られる。


 ◆ハジメ・クゾカイダ

 マージ・モンドの特別枠クラスの男子生徒、十六歳。大柄な体格をしており、黒い髪を無造作に伸ばしている。

 思ったことはすぐに口に出す性格をしており、良く言えば裏表のない人間、悪く言えば配慮の足りない人間だと噂されている。

 五人家族の長男であり、小さな弟や妹がいる。家族の人数が多いことから、家計の足しになるように放課後はアルバイトを行っている。

 古代魔法研究会に所属しているが、名前を貸しているだけの幽霊部員的な存在であり、彼の都合が良いときにしか活動をしていない。


 ◆リーバ・バロア

 マージ・モンドの女子生徒、十七歳。前髪の一部が目にかかるような野暮ったい髪型をしている。

 古代魔法研究会の会長であり、失われた技術である古代魔法についての解析や研究を行っており、簡単な古代魔法であれば扱うことができる。

 お喋り好きで常にふざけた振る舞いをしており、口調も老婆を意識したものを使っている。その口調は形からでも古代の人間に近づくため使用している。

 そのようなふざけた口調から常識はずれの変人だと思われがちだが、中身の人間性は比較的普通である。


 ◆じっちゃん(フィニティの祖父)

 フィニティの祖父。フィニティはヤクノシュ山で暮らしていた頃、彼と彼の妻との三人で暮らしていた。

 二年前に自分のばっちゃんを連れ、「ちょっと用事がある」と言って家を出て行った。その後行方がわからなくなっている。

 フィニティの夢の中で、彼は栗色の髪の男と言い争いをしていた。


 ◆フレムー・ネガメノ

 マージ・モンドの特別枠クラスの教師を勤める女性教師。センと同じく二十四歳。

 眼鏡を掛けて切れ長の瞳をしており、真面目そうな印象を与えている。


 ◆謎の人物(商人)

 黒いコートを羽織った正体不明の謎多き人物。性別すら不明である。

 詳細は不明だが、恐らく古代魔法を扱えること、フィニティに何かを行うことが目的であると推測されている。

 過去にエリーのコンプレックスを刺激し、彼女に副作用が含まれている薬を飲ませ被害を負わせた。

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