思想に貴賎はあるかあるいはないか
わたしのあたまに限界があるから
はみ出た分は理解できずに
ぽろぽろもしくはごろんごろん
もうわたし、寝る場所さえない
この感じをもってして
肉体に閉じ込められた精神? を思うと
そりゃあ死に対する意識が
全く異なるものになるのにも頷ける
肉体からはみ出て
ぽろぽろごろんごろんぶわああああ
収まりきれず
間に合わず
明らかに肉体に流れる時間じゃ不足してる
そういう意味だったのか
むしろよくもまあ今肉体の中に収まりきって
この世を生きていけてるなと
それでもひとつ、そしてまた少し、
つかみとれるの
たゆまぬ努力の甲斐あって
もちろん向こうの努力だよ
そしてその目でもって再度みる
その世界は
わけもわからずわたしをさらって
止まらなくなった涙のわけが
少し
またひとつ
わかるようになっていて
一層わたしを泣かせるのだけれど
申し訳ない気持ちでいっぱいになる
言葉を尽くして
例を用いて
とどけとどけとどけ
わたしこんだけしかつかめてないよ
何かはわからなくとも
その後ろに横たわる膨大なデータ
その存在だけは感じ取ることができる
ものすごい情報量の
スピリチュアルでよく聞くのは
限界はないと
自己啓発でもよく聞くのは
自分で自分の限界を設定するな
脳みそにも?
限界ない?
わたしにもわかることができる?
自分の役割くらいわかってる気でいた
少しは果たせてる気でいた
みんなわたしとお喋りしたがるから
もっと先へ進める?
一晩寝て起きたらそうなってる?
それともたゆまぬ努力で1mmずつなの?
わたしもわかりたいのだ
入り口にさえ立ててなかったんだ
入り口どこかわからなかったから
今
入り口に気づいて
その先の
大口開けた暗黒の
もしくは先の見えぬ深淵の
直視できない光源の
つかめない空を切る
見渡せない地平線
果てのない旅路
終わりなき探求の
途方もなさに足がすくんで
号泣
何に?
これほど感情を伴わない涙があるのか
悲しくもなく
怖くもなく
嬉しくもなく
感激してもない
ただ、ただ涙が
息もできないほどに
転生したら
わかるわたしになろう
だって書いてて勝手に思った
手のひらの上にすべてある、と
続け続け続け!
ありがとうありがとうありがとう