表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

思想に貴賎はあるかあるいはないか

作者: 黎め

わたしのあたまに限界があるから

はみ出た分は理解できずに

ぽろぽろもしくはごろんごろん

もうわたし、寝る場所(スペース)さえない

この感じをもってして

肉体に閉じ込められた精神? を思うと

そりゃあ死に対する意識が

全く異なるものになるのにも頷ける

肉体からはみ出て

ぽろぽろごろんごろんぶわああああ

収まりきれず

間に合わず

明らかに肉体に流れる時間じゃ不足してる

そういう意味だったのか

むしろよくもまあ今肉体の中に収まりきって

この世を生きていけてるなと

それでもひとつ、そしてまた少し、

つかみとれるの

たゆまぬ努力の甲斐あって

もちろん向こうの努力だよ

そしてその目でもって再度みる

その世界は

わけもわからずわたしをさらって

止まらなくなった涙のわけが

少し

またひとつ

わかるようになっていて

一層わたしを泣かせるのだけれど

申し訳ない気持ちでいっぱいになる

言葉を尽くして

例を用いて

とどけとどけとどけ

わたしこんだけしかつかめてないよ

何かはわからなくとも

その後ろに横たわる膨大なデータ

その存在だけは感じ取ることができる

ものすごい情報量の

スピリチュアルでよく聞くのは

限界はないと

自己啓発でもよく聞くのは

自分で自分の限界を設定するな

脳みそにも?

限界ない?

わたしにもわかることができる?

自分の役割くらいわかってる気でいた

少しは果たせてる気でいた

みんなわたしとお喋りしたがるから

もっと先へ進める?

一晩寝て起きたらそうなってる?

それともたゆまぬ努力で1mmずつなの?

わたしもわかりたいのだ

入り口にさえ立ててなかったんだ

入り口どこかわからなかったから

入り口に気づいて

その先の

大口開けた暗黒の

もしくは先の見えぬ深淵の

直視できない光源の

つかめない空を切る

見渡せない地平線

果てのない旅路

終わりなき探求の

途方もなさに足がすくんで

号泣

何に?

これほど感情を伴わない涙があるのか

悲しくもなく

怖くもなく

嬉しくもなく

感激してもない

ただ、ただ涙が

息もできないほどに

転生したら

わかるわたしになろう

だって書いてて勝手に思った

手のひらの上にすべてある、と

続け続け続け!

ありがとうありがとうありがとう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 器がなければ、受け止められない 知識っていうのは、そういうもの 乗せ方にもよるかもしれないけど それでもある一定の所までいけば 誰の身にも、平等に限界は訪れる そこからまた別の限界を目指して…
2023/04/12 16:37 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ