第74話 神と人間
今回はちょっと書き方変えてみました!
日々成長だァァァァァァ!
よかったら見てね!
魔王ディアの一撃で気絶をしてしまったロッサ。少しずつ近づきながら魔王ディアは笑っている。
ディア「ふっ。これで終わりか?」
魔王ディアは余裕の笑みを浮かべロッサに近寄りロッサを片手で首を持ち手のひらをロッサにかざし魔法を放った。
ディア「虚無破断」
黒い空間を作り出し一瞬にしてロッサを包み込みその黒いモヤはロッサを打ち消してしまった。
ディア「はっはっはっ!これであいつも終わりだぁ!別次元に消したからなぁ!」
ロッサはなんと魔王ディアによって虚無世界という何も無い世界に魔法で飛ばされてしまったのだ。その空間にあるものは孤独だけ、他には何も無い。ただ燃え尽きる命をひたすら待つのみなのだ。
意識を失っているロッサに光が包み込む。するとロッサに声がかけられた。
???「ロッサ…。ロッサ!起きるのだ!ロッサよ!」
ロッサはその声に反応するように意識を回復させた。光に包まれている状況を確認するとロッサは自分に何が起きたのか分からないでいた。
???「自分に何が起きたのか分からないでいるようだな。」
ロッサは声に反応し今自分がどのような状況に置かれているのか聞いてみた。聞き覚えのある声に説明されると、自分が今何も無い「虚無空間」に魔法で飛ばされたことを知った。
ロッサ「そんな…どうにかして戻れないかな…?」
ロッサは魔力探知を最大限広げてみるが誰の魔力も感じ取れずただただ真っ暗闇の空間に放り出されたことを改めて感じる。
ロッサ「ダメだ…どうにもできない!どうすればいいんだ!」
するとロッサに聞き覚えのある声が手をさし伸ばしてきた。その手は暖かくロッサは引っ張られるとロッサが転生する時に神様と会った場所に出たのだった。
ロッサ「ここはあの時の…あっ!!」
ロッサは目の前にいる人物に驚いた。その聞き覚えのある声とは神様だったのだ。神様は魔王ディアと戦うロッサを陰ながら見守っていたらしく「虚無空間」に飛ばされたロッサに思わず手を差し伸べてしまったらしい。
ロッサ「何故神様はそんなに僕を助けてくれるんですか?」
神様は後ろを振り返ると渋々口を開き言った。
神様「それはのぅ。お主は元々神だったのじゃよ。そうじゃなぁ、詳しく言うとわしの息子じゃったぁ。」
ロッサはその話を聞くと身の覚えのないことばかりで頭が混乱してしまった。
神様「無理もない前世の寺井誠はわしが転生させ送り出してやった存在じゃからのぅ。」
神様によると前世のロッサ、改め寺井誠は元々神様の息子で最高神に反発し命を取られ自分の息子をそのままにすることが出来ず、せめて現世で幸せになって欲しいと父親の神様が現世に記憶を消して転生させたのだという。
ロッサ「てことは僕2回死んでる……」
神様「そうじゃ。お主はとことん不幸な男じゃ!」
神様は悲しげに言いロッサを抱きしめた。神様は何度も何度もロッサに謝っていた。不幸な人生を送らせてしまってすまないと、そう言う神様にロッサは感謝を告げた。
ロッサ「自分が神様だった頃は分からないけど現世で色々楽しめたからありがとう!死んじゃったけど、また転生させてくれて僕は今最高にいい人生を送っているよ!」
神様はその言葉を聞くとポロポロと泣き出してしまい膝から崩れだしその場に座りこんでしまった。神様はロッサに対して申し訳なさがあったがロッサの言葉のおかげで少し心が軽くなるのであった。
ロッサ「さあ!また最高の人生を送るためには今この状況をどうにかしないとな!」
ロッサがそう言うと神様は泣き止んで提案してきた。
神様「そんなことは簡単じゃよ。わしがあの世界に戻してやるわい!まかせなさい!」
ロッサ「え。そんな簡単に行けるの?」
そう言うロッサに神様はどーんと胸を叩き「まかせなさい!」と言った。神様はロッサの真下に魔法陣を展開しいつでも元いた世界に帰れるようにしてくれた。
神様「もう行くのかい?」
その問いにロッサは答える。
ロッサ「うん。待っている人達がいるから!」
神様は名残惜しそうにしていたがロッサはもう一度魔王ディアと戦う為に元いた世界へと帰って行った。
神様「頑張るんじゃぞ…ヒースよ。いやロッサ。」
ロッサが元いた世界に戻ってくるとそこに魔王ディアの姿は無かった。ロッサを始末できたと思ったのだろう魔法探知で探ってみると天界ハー二バルに魔王ディアがいるらしく、魔王カイスとマナ達が戦ってるようだった。皆極限まで魔力が小さくなっており数々の天使達が倒されて行くのを感じ遠くからでも危ない状況だと思ったロッサは空間転移で魔王ディアのいる天界ハー二バルへ飛んで行ったのだった。
次回へ続く……
なんとロッサが元々神様だったなんて!
神様ってひとりじゃないんですね
次もお楽しみに!




