第71話 突然の災厄
今回は突然来ます
ほんとに突然に!
よかったら見てね
魔王カイスの城で豪華なごちそうを食べ終わったロッサ達は各々の部屋に案内され何故かロッサとマナは同じ部屋に通された。
マナ「魔王カイスも分かってるわね!私とロッサがペアだってことが!!」
マナは鼻をふんすか鳴らし自慢げに言っていた。
ロッサ「でもベッドは二つあるからね。そっちで寝てね。」
マナはそれを聞くと少しムッとして隣のベッドに寝転んでうずくまった。
マナ「いつも、一緒に寝てるんだからいいじゃない、……」
何かブツブツ言っているマナを横目にロッサもベッドに入る。
ロッサ「ふぁぁ」
久しぶりに柔らかいベッドで寝られることが嬉しくてロッサはすぐに眠りに落ちた。
案の定それを見計らいマナはロッサのベッドに潜り込みロッサを抱き枕にして眠った。
ロッサは眠ると久々に夢の中に神様が出てくるのを感じた。
神様「ロッサよ。元気にしているじゃろうか……」
ロッサ「か、神様!お久しぶりです!」
神様は夢の中にたまにでてきてはロッサに助言をしたり心配してくれる。何故かロッサにだけ優しい神様なのである。
ロッサは、助言があるのかと期待していたが神様からあった言葉は「元気なら良い!」の一言だったのである。
ロッサはそれを聞いた後数秒沈黙があり神様に向かってツッコんだ。
ロッサ「それだけかーい!」
その勢いでロッサはベッドから上体起こしの様に起き上がり目覚めた。
するとその動きのせいかロッサに引っ付いていたマナが横向きで起き上がり腰を痛めてしまった。
マナ「いったぁーーい!」
グキっと腰を横向きに力を入れてしまいマナはその場に倒れた。
ーー大広間ーー
ロッサ達は大広間に集まって朝飯を食べようとしていた。
すると、アリッサがマナの様子が変なのを気づいていた。
アリッサ「ん?どうしたんだ?マナ。」
マナ「ちょっ、ちょっとね。腰が痛いのよ。」
それを聞くとグローリが大声で笑いながら言ってきた。
グローリ「昨日はお前らお楽しみだったかぁ!!ガッハッハッ!」
ロッサはグローリをなだめ誤解を解こうとした。
ロッサ「違うって!朝起きたらマナが引っ付いてて飛び起きた反動で腰をやっちゃったんだって!」
アリッサ「本当かなぁ?」
ロッサ「アリッサまでぇぇぇぇぇ!信じてよぉぉぉぉ」
ロッサが二人から詰め寄られているところに魔王カイスが、姿を表した。
カイス「何やら朝から楽しそうだな君達は。」
一同「あっ!」
パジャマ姿で登場した魔王カイスの姿は意外にも可愛かった。
上下クマさんの絵柄でピンク色のパジャマで天使の魔王とは見えないほど幼い様な見た目になっていた。
カイス「そんなじろじろみないでくれる?一応気を許しているんだからね。こんな姿見せないわよ!」
ロッサ達は一応魔王カイスから信頼を得ているようで良かったと思うのであった。
朝飯を終えた後、ロッサ達は魔王カイスからこの後どうするのか聞かれたので答えた。
ロッサ「一応、下界に降りて魔王ディアの元へ向かう予定だけど……」
魔王カイスは先日言った事をもう一度言ってきた。
カイス「今のロッサでも勝てないかもしれないのよ?それでも魔王ディアの元へ行くの?触らぬ神に祟りなしよ?」
ロッサはこの世界でもことわざがあるんだなぁと思いながら魔王カイスにこう告げた。
ロッサ「大丈夫さ!負けないよ!一瞬でやられた時の僕じゃないからね!」
確かにあの頃のロッサとは比べ物にならないほど強くなっている。
今であれば魔王ディアに勝てるかもしれない。
カイス「君がそのつもりなら止めないわ。ただ……気をつけるのよ!魔王ディアは未知数だから……」
ロッサ「うん。ありがとう!」
そんな話をしていると空中から何かが飛んできているのを察知したロッサと魔王カイス。
ロッサとカイス「あれは!!」
いつか見た黒い体で角の生えている男がこちらに向かって飛んできている。
魔王カイスはそれを見ると近くにいた兵士に向け「総員警戒態勢を取れレベルはマックスだ!」と叫び天界ハーニバル中に警戒態勢を取らせた。
ロッサ「あいつ……毎回狙ってやってきてるのか?」
空中から飛んできた黒い男がロッサ達の目の前に降り立った瞬間に、周囲の雰囲気が変わった。
ロッサ達はいきなり来た災厄に太刀打ちできるのであろうか。
マロン「やってみないとわからんなぁ」
次回へ続く……
黒い男……
まああいつでしょうね
あいつですよあいつ!
次回もお楽しみに!




