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HOLLOW TESTAMENT (ホロウテスタメント)  作者: 山悠
旅立ち編
28/85

第28話 リヴァイアサン襲来?

スイレンの町に危機が!!


よかったら見てね

スイレンの町でクエストをこなしながら過ごしていたロッサ達。


ロッサ「だいぶ貯まってきたぞぉ」


かなり依頼を受けてきたのでだいぶお金は貯まっていた。

かなりお金には困らなくなって来たところで、そろそろ旅に出ようと思っていたのだが、ここ最近嵐が続き船が出港出来ないという。


原因は何かと周りの人達に聞いてみてもさっぱり分からず、すると一人の老人が皆の前に出てきて叫んだ。


老人「リヴァイアサンが怒っておるのじゃ!リヴァイアサンが来るぞ!!この町から逃げるんじゃあ!」


そう叫んだ老人に対して皆は嘲笑うかのように話を聞こうとしないで去っていった。


老人「ちっ。言うことを聞かぬ馬鹿共が。」


ロッサ「リヴァイアサン……」


ロッサは気になり、かなりの範囲で魔法探知をしてみた所。非常に遠くの方にとてつもなく巨大な反応があったのをロッサは確認した。


ロッサ「これは本当にリヴァイアサンが来るかもしれないぞ。」


マナ「あのおじいちゃんの言うことは本当ってこと?」


グローリ「だとしたらここら辺は水没しちまうだろ!何とかしねぇと!」


アリッサ「ふむ……」


アリッサは少し考えだし、独り言を呟いた。


アリッサ「リヴァイアサンというやつの元へ行ければな……ロッサが話を聞いてやれるのになぁ。」


ロッサ「その手があったな!!」


そう言うと風魔法を使い空を飛んでみせたロッサ。


マロン「いつの間に空を飛べるようになったの?」


ロッサ「ふふっ。密かに開発してたんだよ!!」


キランとドヤ顔をしたロッサは皆を残し一人リヴァイアサンの元へ飛んで行ったのだった。


飛ぶこと数十分……


リヴァイアサンらしき巨大な影がスイレンの町の方向へ泳いでいた。


ロッサ「こりゃあ早く何とかしないとすぐ着いちゃうぞ!」


早速リヴァイアサンに語り掛けてみるロッサ。


ロッサ「おーーーい!リヴァイアサン!!どうしたのーーーー?」


するとリヴァイアサンは止まりロッサの呼び掛けに答えたのだ。


リヴァイアサン「人間が私と喋れるのか!ふむ、面白い!」


と言うとリヴァイアサンはロッサと話し出した。


ロッサ「スイレンの町になんか用でもあるの?そのままの勢いで行っちゃうと町が洪水で水没しちゃうよ!」


リヴァイアサン「うぐっ……じ、実はな言いにくいのだが……」


するとリヴァイアサンは何故か恥ずかしそうにモジモジしだしてこう言った。


リヴァイアサン「ちょ、ちょっと歯が痛くてのぅ人間に見てもらおうかと思ったのだ。」


ロッサ「へっ?」


ロッサはリヴァイアサンの発した言葉がまるで理解できなかった訳では無いが理解するのに時間がかかった。


ロッサ「に、人間に歯を見てもらおうと暴れながら町に進んでいたと…」


リヴァイアサン「う、うむ」


ロッサは少しリヴァイアサンに説教をした。

そもそも暴れたら天候にまで影響が出ることや町への被害、困っている人達。諸々の事をリヴァイアサンに言った。


リヴァイアサン「すまなかった。暴れるのはもうやめよう。だがしかし、痛いのだ。見てくれないか?」


ロッサ「しょうがないなぁ……口の中に入るから口開けて!」


がぁっと口を開けたリヴァイアサンにどこが痛いか聞くと右の奥歯だと言う。


それを聞いたロッサは右の奥歯の方へ行ったすると、案の定虫歯になっていた。


ロッサ「あーあ、虫歯だねこりゃ」


リヴァイアサン「こ、この私が虫歯だと!!」


自分がまさか、虫歯になっているなんて思ってもみなかったのだろうリヴァイアサンは少しガッカリしていた。


ロッサ「どうする?取っちゃう?痛いと思うけど」


リヴァイアサン「頼む取ってくれ!痛いのは嫌だが仕方がない!」


ロッサは虫歯になっている所へ行き思い切り正拳突きをしてみた。

そうすると、虫歯がポロンと飛んで行った。


リヴァイアサン「はっはっはっ。やっと痛みが無くなってきた。抜けた所の違和感が凄いが助かったぞ人間!!」


リヴァイアサンはえらくご機嫌でロッサにお礼を言った。


ロッサは「はぁ……」とため息をもらしながら帰ろうとするとリヴァイアサンに止められどうせなら町まで乗せていってくれるというでは無いか。


それではとリヴァイアサンに乗ってスイレンの町まで帰ったロッサ。


マナ「あれ?あの大きいのリヴァイアサンじゃないの?」


アリッサ「本当だ!リヴァイアサンだ!だ、だが、天気は良好だぞ?」


すると、グローリは頭の上にロッサが乗っていることに気づいた。


グローリ「あーーー!あいつリヴァイアサンに乗ってるぞ!!」


リヴァイアサンに乗ったロッサは無事スイレンの町に戻ってきたのである。


ロッサは皆に事情を説明し、町の人々に感謝されるのだった。


町人「こりゃあ。困った伝説の生き物がいたもんだな……」


町の人はそう心の中で思うのであった。


リヴァイアサンは何かを察したのかそそくさと帰ってしまった。


ロッサ「逃げたな……」


これでスイレンの町の危機?は去ったのだった。


マロン「しょうもない理由で助かったなぁ」



次回へ続く……










まさかの理由でしたね


伝説の生き物でも虫歯になるんですね


良かったら次も見てね

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