表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
HOLLOW TESTAMENT (ホロウテスタメント)  作者: 山悠
旅立ち編
2/85

第2話 初めての人と魔物

山から降りてきたロッサに初めて会う人間がって所からはじまります!!良かってら見てね

旅の準備を整えたロッサ達は初めて山を抜けることに高揚感を胸に下山する。



すると山のふもとには一面に天然の花畑が咲き誇っており、ロッサ達は初めて見る大きな花畑に感動する。



ロッサ「わぁ!こんなに大きな花畑見たことないよ!」



マロン「本当だね。すごく綺麗だ!」


ロッサ達が花畑を散策していると、向こうに人影が現れる。冒険者だろうか装備を纏ってこちらに向かってきている。



ロッサ達に気づいた冒険者達は

即座に武器をとり身構える。

そして気づいた時に、ロッサ達は囲まれてしまっていた

一瞬の出来事で動揺を隠しきれないロッサだった。



それもそうである。

何せロッサの魔力値は平均の人間の数十倍なのだから!

普通の人間ではないと他の人間に悟られたのである。



ロッサ「は、初めまして、武器をしまってください。僕は、怪しいものじゃないですよ」


冒険者は


冒険者A「こんな人里離れた山のふもとでそんなにでかい魔力を持った人間が怪しくないわけないじゃないか!」



冒険者B「そうだ!神の恩恵を受けた勇者でない限りその魔力値はありえん!!まさか、亜人か魔族なのか?!」



ロッサ「神の恩恵?勇者?魔族?亜人?・・・」


転生前に確かに神様らしき人にはあったけど勇者として

転生させられたわけじゃないし魔族でも亜人でもないからなあと思ったロッサはこう言い返した。



ロッサ「この世界には魔族とか、勇者とか、亜人とかいるのかぁ!!」


すると冒険者達はロッサのキラキラした目を見て拍子抜けしたらしく簡潔に説明した。


冒険者A「あぁ、いるとも、我ら人間の勇者に、魔人や魔物の魔族、そして人間とは桁違いの力を持つ亜人や、伝説のエルフなんかもいるって噂だ!」



冒険者B「この辺にも強力な魔物がいるって噂だったがお前みたいなやつがいるなんてな。どういうことなんだ。魔物がお前なのか?」



ロッサは自分は目の前にそびえる大きい山の奥地から下山して、旅立ってきた事を話した。


冒険者C「そうか、間違えてすまなかったな許してくれ、それにしても尋常ではない程の魔力値だったから驚いてしまったよ」


と、黒いローブの男は言った。


ロッサはここで自分の能力が普通の人間レベルでは無いことを知った。



話していた脇から巨大な生物が大きな足音を立ててこちらへ向かってきているのが見えた。


大きなイノシシのような見た目だが目が赤くまるで理性のないような勢いでこちらに突進してきている。


それを見た冒険者達は顔を真っ青にしながらこう言った。


冒険者B「あ、あれはA級の魔物イノブータンだ!!俺たちB級の冒険者じゃ歯が立たない!にげるぞ!!」


すると、冒険者達は一斉に逃げようとする。


しかしロッサは違った。


山に魔物はいなかったので経験はなかったがなんとか話が出来ないかと魔物に問いかけた。



ロッサ「何をそんなに怒っているんだ!!少し落ち着いて僕と話をしよう!」


すると、魔物からの返答はこうだった。


魔物「人間はこの俺が殺すぅぅぅ人間は敵だぁぁぁ」


ロッサの言うことなど聞きもしないで一直線にものすごいスピードで冒険者達に突進していき1人の冒険者が一撃で瀕死の状態にされてしまった。


ロッサはこれはまずいと察し人間とは思えぬスピードで魔物の前に立ちものすごいパワーででかい牙を受け止め、魔物の体を回転させ魔物の目が回っているうちに急所をロッサがもっていた剣に炎を纏わせて一突きし、魔物を倒したのであった。



そんなA級の魔物を倒したロッサに冒険者達は驚きを隠せずにいた。


冒険者B「な、なんでやつだ・・・・一体どんな力が奴にはあると言うんだ・・・」


そんなことを言っているとロッサがすぐさま

瀕死にされた冒険者に近寄っていき山で作った回復ポーションを飲ませてあげたのである。


すると、みるみる傷は癒えていき完全に治った姿を見て冒険者はまた驚いた様子だった。


冒険者C「なんて回復薬なんだ、こんな傷が一瞬で・・・」


ロッサ「山で採れた薬草から作ったんです。試行錯誤しながら!我ながら自信作です!」


そうロッサは転生前の漫画やアニメから薬学に似たものを、習得していたのであった。


そんなことはさておき

傷の癒えた冒険者が目を覚ますと、



冒険者A「助かったよ、あのままじゃ、あの魔物に殺されていた。君がいてくれて良かった」



ロッサに感謝を伝えると冒険者達が出発してきたというエルサドールという街に行かないかと誘われる。

旅をするんだったら街で道具を揃えるのもいいし何より冒険者になればどこの街でも依頼を受けられ金を稼ぐこともできるからと。


それを聞いたロッサはマロンと相談しエルサドールに行くことにしたのであった。



マロン「まさか、ロッサがこんなに強いとはなぁ。一緒にいたけど分からないこともあるもんだね」


ロッサはマロンと話していると、冒険者達に動物と話せるのか?と小馬鹿にされたが気にしないで花畑を後にした。


道中、他の魔物に襲われることも多々あったが冒険者と協力し倒しながらエルサドールに向かい冒険者達と出会って3日目にたどり着いたのである。



ロッサ「わぁ!これが人間の街かぁ!すごい大きいや!」


マロン「僕も初めて見たけどすごいねロッサ以外の人間がわんさかいるよ。人酔いしそうだ。」



ロッサが見る初めての街エルサドール。

この人間の街で何があるのか目を輝かせているこの瞬間に彼らの旅は始まったのかもしれない







どうでしたか?

ロッサの、旅はまだまだこれからだぜぃ!!

見てくれてありがとうございます

また見てね!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 黒猫が仲間、ちょっと珍しいですね。 [気になる点] 冒険者がロッサに対して警戒心を解くのが簡単すぎるような気がして、どうにも物語に没入出来ませんでした。展開もちょっとありきたり過ぎるという…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ